ラヴニカの魂/Soul of Ravnica
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クリーチャー — アバター(Avatar)
飛行
(5)(青)(青):あなたがコントロールするパーマネントの中の色1色につきカードを1枚引く。
(5)(青)(青),あなたの墓地にあるラヴニカの魂を追放する:あなたがコントロールするパーマネントの中の色1色につきカードを1枚引く。
青の魂はラヴニカ/Ravnicaから。飛行と、自分がコントロールするパーマネントの色1色につき1枚カードを引ける起動型能力を持つ。マハモティ・ジン/Mahamoti Djinnの上位互換。
6マナ6/6という大型フライヤーは戦闘要員としては相当に頼もしい。ドロー能力も、多色デッキならば大きなカード・アドバンテージを期待できる。しかしながら7マナという起動コストの重さは並の物ではない。一応インスタント・タイミングで起動できるため展開を大きく阻害しない使い方はできるが、引いたカードを即座に活用するのは難しい。6/6飛行のボディに戦闘を期待するか、あるいは能動的に墓地に送るなどして手札を消費することなくドローができる手段として使うかなど、割り切った運用が良いかもしれない。
リミテッドでは大型フライヤーというだけで価値がある。墓地から能力を起動して手札を増強できるのも一種の除去耐性と見ることができるので、採用の価値は大いにある。構築ではというと、普通にマナを伸ばして出すには少々重すぎるし、コントロールデッキのフィニッシャーを任せるにしてもやや力不足感が否めずドロー能力も積極的にパーマネントを並べないコントロールデッキではあまり噛み合ってるとは言いづらい。緑などを絡め、手札をマナ加速に変えていきながら高速でこれを展開し能力により手札を補充、といった使い方が考えられる。
- 青単色での6マナ6/6飛行はマゴーシのスフィンクス/Sphinx of Magosiに続き史上2枚目。ダブルシンボルのものは初となる。
- ラヴニカと言えば十種のギルド/Guildのひしめく多色次元だが、その魂であるこのカードは青単色となっている。理由としては、青のプレインズウォーカー・ジェイス・ベレレン/Jace Belerenがギルドパクトを体現する者となったため(Magic 2015—It's In There/『マジック2015』―私はそこにいる)。
- マジック2015―デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズの購入特典として、これのイラスト違いのプロモーション・カードが配布される(参考)。
関連カード
サイクル
基本セット2015の魂サイクル。いずれも次元/Planeの名を冠した神話レアで、6マナダブルシンボル6/6のアバター。キーワード能力一つと、戦場にいる時と墓地にいる時に起動できる起動型能力を持つ。
- テーロスの魂/Soul of Theros
- ラヴニカの魂/Soul of Ravnica
- イニストラードの魂/Soul of Innistrad
- シャンダラーの魂/Soul of Shandalar
- ゼンディカーの魂/Soul of Zendikar
他にも、アーティファクト・クリーチャーの新たなるファイレクシアの魂/Soul of New Phyrexiaが存在している。