目抉り/Eye Gouge
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マイナス修整を付与する呪文。サイクロプスに対しては確定除去になる。
サイクロプスはそれほど数が多くないため、役立つ場面は限られる。構築では同じ1マナでも修整値の大きい肉体のねじ切り/Wring Fleshなどを優先させるべきだろう。ただし登場時のスタンダードには、クリーチャー化したときにサイクロプスにもなる変わり谷/Mutavaultが存在するため、その対策になり得る。
テーロス・ブロックのリミテッドにおいてはタフネス1しか対処できない除去は使いにくい傾向にある。旅するサテュロス/Voyaging Satyrなど、環境の主要なシステムクリーチャーはタフネス2以上であるのがその理由。ただし、不機嫌なサイクロプス/Ill-Tempered Cyclopsを初めとしたサイクロプスはコスト・パフォーマンスに優れ採用率が高いので、赤系統のアグロデッキに対するサイドボードとしては検討できる。
- 対象のクリーチャーが解決時にサイクロプスである場合、そのサイクロプスは-1/-1の修整を受けてから破壊される。再生した場合でもターン終了時まで修整は残る。
- この手の多くのカードと異なり、自己置換効果ではないので注意。
- 通常の生物は片目を抉られれば隻眼になる(マイナス修整を受ける)だけだが、単眼であるサイクロプスは一つ目を抉られると盲目になる(除去される)と言う、フレーバーに基づいたカード。
- ギリシア神話では、英雄オデュッセウスがサイクロプスのポリュペーモスに捕らわれるも、知略を用い彼の目をつぶして脱出するという一幕がある。このカードのモチーフであるかもしれない。