悪意の力/Baleful Force
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ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arenaなどの先輩の活躍を見ればわかる通り、ライフ1点を手札1枚に変える動きは強力。しかもほかのプレイヤーのアップキープにも誘発するので、ハンド・アドバンテージを稼ぎ出すスピードは速くなっている。しかし当然ながらライフロスのスピードも速くなっているので、自滅しないようによりいっそうの注意が必要になったと言える。
統率者戦においては、初期ライフが40点と多い(=ライフ1点を失う損失が相対的に小さい)うえ、デッキがハイランダー構成である(=カード1枚を引くことの利益が相対的に大きい)ことから、なおさら効率がよい。しかし同時に多人数戦ゆえに誘発の機会が多く、自滅の危険性も大きくなりがちであることは忘れてはならない欠点である。
通常のエターナル環境では、同じ点数で見たマナ・コストながら自分で引くタイミングを選べてさらに戦闘能力でも上回るグリセルブランド/Griselbrandにほとんどのケースで軍配が上がる。しかし統率者戦においてはグリセルブランドが禁止カードであるため、こちらを採用することもあるだろう。
- 力サイクルのうち、唯一デメリットの側面があるカード。また、唯一誘発型能力に相当する1マナのインスタント呪文が存在しないカード。
- 夜の囁き/Night's Whisperの効果とコストを半分にしたと仮定すれば、ほぼ1マナ相当の効果である点は共通している。
- 例のごとく、継続的にライフを回復する手段との相性がよい。サイクルの仲間の天界の魔力/Celestial Forceと並べると豪快で楽しいかもしれない。
関連カード
サイクル
力/Forceのメガサイクル。いずれもトリプルシンボル8マナ7/7のエレメンタルで、各アップキープごとに誘発する誘発型能力を持つ。
- 天界の魔力/Celestial Force (統率者)
- 潮力/Tidal Force (統率者2013)
- 悪意の力/Baleful Force (統率者2013)
- マグマの力/Magmatic Force (統率者)
- 新緑の魔力/Verdant Force (テンペスト)