ワイルドゾンビ
提供:MTG Wiki
ワイルドゾンビ(Wild Zombie)は、ベンツォから変化したリアニメイト系コンボデッキ。2002年頃のエクステンデッドで活躍した。
オリジナルデザインはベンツォと同じくチーム「Your Move Games」のRob Doughertyで、グランプリラスベガス01でベスト8入りしている。デッキ名の由来は野生の雑種犬/Wild Mongrelとゾンビの横行/Zombie Infestationから。
発想の大本はベンツォになるのだが、ディフェンシブに進化したゾンビプリズンとは逆にアグレッシブに進化した。クリーチャー・カードを墓地に落とす手段として、ベンツォと同様の生き埋め/Buried Aliveに加えて、一度の起動で大量に墓地を肥やせる隠遁ドルイド/Hermit Druidが使用される。
墓地から回収したゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin NabobやKrovikan Horrorは、ゾンビの横行/Zombie Infestationや野生の雑種犬/Wild Mongrel、炎の嵐/Firestormなどのコストとして繰り返し使用される。墓地からよみがえるクリーチャーとして、灰燼のグール/Ashen Ghoulも採用される。
エクステンデッドのローテーションでKrovikan Horrorと灰燼のグールを使用できなくなり、このタイプは従来のリアニメイトに戻ることになる。
サンプルレシピ
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (20) | 2 | 窒息/Choke | |
4 | Krovikan Horror | 1 | 地の封印/Ground Seal |
4 | 野生の雑種犬/Wild Mongrel | 1 | グールの誓い/Oath of Ghouls |
4 | 灰燼のグール/Ashen Ghoul | 1 | 非業の死/Perish |
4 | 隠遁ドルイド/Hermit Druid | 1 | 消えないこだま/Haunting Echoes |
4 | ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob | 3 | スパイクの飼育係/Spike Feeder |
呪文 (19) | 1 | 無のロッド/Null Rod | |
4 | 吸血の教示者/Vampiric Tutor | 1 | 破滅/Ruination |
4 | ゾンビの横行/Zombie Infestation | 3 | 紅蓮破/Pyroblast |
4 | 生き埋め/Buried Alive | 1 | Stench of Evil |
3 | 炎の嵐/Firestorm | ||
4 | 強迫/Duress | ||
土地 (21) | |||
4 | Taiga | ||
4 | Badlands | ||
4 | Bayou | ||
2 | 沼/Swamp | ||
1 | 山/Mountain | ||
1 | 森/Forest | ||
1 | 宝石鉱山/Gemstone Mine | ||
3 | ラノワールの荒原/Llanowar Wastes | ||
1 | 知られざる楽園/Undiscovered Paradise |
- グランプリ仙台01が行われたのはワイルドゾンビが世に出たグランプリラスベガス01の1週間後であった。つまり石田は、時差の影響で月曜日に日本に伝わったデッキを金曜日までに分析・研究し、完全に自分のものへと仕上げてしまったのだ。ちなみにこの時のスイスラウンドの成績は13勝1分。