赤コントロール

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2013年7月30日 (火) 01:02時点におけるSk (トーク | 投稿記録)による版
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赤コントロール(Mono-Red Control)は、赤単色で構成されるコントロールデッキ

目次

概要

スライなどの高速ビートダウンが主流だが、メタの変遷で時折登場する。



赤の得意とする土地破壊火力、あるいはその両方をベースに組まれる。マジックには土地を用いないデッキなど存在しないと言ってよい。また、火力も相手に除去するようなクリーチャーがいないときは本体に撃てばよいので、この2つはどんなデッキにもある程度は役に立つと言える。

どんなデッキを相手に対しても有効な手段を備えているとはいえ、土地破壊だけでは対戦相手ライフ削ることはできず、火力ばかりでも息切れしてしまう。そのため、これらの能力を内蔵した赤の中堅クリーチャーが存在する環境で組まれることが多い。

イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期

環境の終盤、基本セット2014参入後に登場した。



中心となるのは燃え立つ大地/Burning Earthジャンドミッドレンジトリコフラッシュなどの3デッキが環境に多数存在するため、メタカードとして有効に働く。

その他は忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned火柱/Pillar of Flameなどの火力と、ボロスの反攻者/Boros Reckoner雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkiteなどの中堅クリーチャーが採用される。

サンプルレシピ

Mono-Red [1]
土地 (25)
21 山/Mountain
4 変わり谷/Mutavault
クリーチャー (16)
4 ボロスの反攻者/Boros Reckoner
4 チャンドラのフェニックス/Chandra's Phoenix
4 地獄乗り/Hellrider
4 雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite
呪文 (19)
4 忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned
3 硫黄の流弾/Brimstone Volley
4 燃え立つ大地/Burning Earth
4 火柱/Pillar of Flame
4 灼熱の槍/Searing Spear
サイドボード (15)
1 冒涜の行動/Blasphemous Act
3 貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart
3 反逆の印/Mark of Mutiny
3 頭蓋割り/Skullcrack
3 火山の力/Volcanic Strength
2 野生の跳ね返り/Wild Ricochet


ミラディンの傷跡ブロック構築

ミラディンの傷跡ブロック構築においても、ビッグ・レッドの名で呼ばれる中速の赤単色デッキが存在する。



高い打点力を誇る槌のコス/Koth of the Hammerを中核に据え、火力クリーチャーによって攻め立てる。アーティファクトが数枚採用され、感電破/Galvanic Blastカルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenixなどの金属術を持つカードシナジーが組み込まれる。

大きく分けて、クリーチャーや火力によって序盤から攻め手を多くするアグロ型と、コントロールカードを多めに採用する型に分けられる。後者では金屑の嵐/Slagstorm燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage、槌のコスと燃え上がる憤怒の祭殿にシナジーを持つ電位の負荷/Volt Chargeなどが採用される。アグロ型の詳細についてはゴブナイトのページも参照のこと。

環境トップメタ白単鍛えられた鋼が存在するため、オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelterなどのアーティファクト破壊を採用しやすいであることは重要な利点。

プロツアー名古屋11においても、白単鍛えられた鋼に次いで2番目に高い17.03%のプレイヤーが使用し、角岡利幸(アグロ型)とFabian Thiele(コントロール型)の2名がベスト8入りした。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (7)
4 カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenix
3 オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter
呪文 (28)
4 感電破/Galvanic Blast
4 赤の太陽の頂点/Red Sun's Zenith
4 燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage
4 金屑の嵐/Slagstorm
4 太陽の宝球/Sphere of the Suns
4 電位の負荷/Volt Charge
4 槌のコス/Koth of the Hammer
土地 (25)
4 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
21 山/Mountain
サイドボード
4 四肢切断/Dismember
3 核への投入/Into the Core
3 漸増爆弾/Ratchet Bomb
2 テゼレットの計略/Tezzeret's Gambit
3 ヴァルショクの難民/Vulshok Refugee

ミラディン・ブロック期

電結親和が猛威を振るう中、アーティファクト破壊に長けたにフィーチャーしたビッグ・レッドが登場する。



もとはミラディン・ブロック構築発祥のデッキだが、デッキパワーが高く、同時期のスタンダードでも使用された。

頭蓋骨絞め/Skullclamp禁止親和の支配力が弱まり、ウルザトロンが新たにメタの一角として成長してくると、土地破壊要素を織り交ぜたポンザとして生き残った。

親和の消滅後は環境の変化に合わせて高速化したスライがメインになった。

オンスロート・ブロック構築

稲妻の裂け目/Lightning Riftをメインにしたバーンサイクリングコントロールデッキ



アストログライドなど他のサイクリングデッキを使うのに対し、このデッキは赤単色である。

サイクリングでデッキを回しつつ、稲妻の裂け目/Lightning Riftで足を止めてフィニッシャーで勝利するのが基本。対ゴブリンに効果的な宝石の手の焼却者/Gempalm Incineratorの存在も大きい。

フィニッシャーには刃の翼ロリックス/Rorix Bladewingドラゴン変化/Form of the Dragonが使用される。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (6)
4 宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator
2 刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing
呪文 (27)
4 不毛化/Lay Waste
4 ショック/Shock
4 陽光の突風/Solar Blast
4 火花のしぶき/Spark Spray
4 星の嵐/Starstorm
4 稲妻の裂け目/Lightning Rift
3 ドラゴン変化/Form of the Dragon
土地 (27)
19 山/Mountain
4 忘れられた洞窟/Forgotten Cave
4 邪神の寺院/Temple of the False God
サイドボード
4 的外れの激怒/Misguided Rage
4 火花鍛冶/Sparksmith
4 思考繋ぎのプライモック/Thoughtbound Primoc
3 脅迫するオーガ/Menacing Ogre

ウルザ・ブロック期

赤単土地破壊デッキポンザが活躍した。


土地破壊を兼ねる187クリーチャーなだれ乗り/Avalanche Ridersと強力な特殊地形不毛の大地/Wastelandリシャーダの港/Rishadan Port)の存在が特に大きい。

テンペスト・ブロック期のものは、モグの狂信者/Mogg Fanaticなどの優秀なウィニークリーチャークロックを刻みつつ土地破壊で足を縛るタイプだった。

マスクス・ブロック期になると土地破壊で動きを止めた後大型クリーチャーでゆっくり止めを刺すタイプへと変化した。

参考

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