ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan
提供:MTG Wiki
Hammer of Bogardan / ボガーダンの鎚 (1)(赤)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ボガーダンの鎚は、それに3点のダメージを与える。
(2)(赤)(赤)(赤):あなたの墓地にあるボガーダンの鎚をあなたの手札に戻す。あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
元祖「実用的な」使いまわし火力。ダブルシンボル(実質トリプルシンボル)ながらも様々なデッキに投入され活躍した。
何度打ち消しても戻ってくるため、パーミッションに対して脅威となった。ミラージュ時代では雲散霧消/Dissipateはこのカードのために使われたといっても過言ではない。このカードを除去兼フィニッシャーとするカウンターハンマーというデッキも登場し、トーナメントを賑わした。パーミッション対策となるはずのカードが、パーミッションと手を結ぶとは皮肉なものである。
第8版に再録されたが、目立った活躍はなかった。高速デッキが多かったことや、青がしばらく弱かったことが原因。また神河物語後は天敵である邪魔/Hinderや頭蓋の摘出/Cranial Extractionが登場したのも痛手であった。
- 正確にいうとこれ以前にも死の火花/Death Sparkという「墓地から手札に戻る」火力呪文もあるにはあったが、威力や条件面で、当時のスタンダードなどにおいて活躍はできなかった。
- 第9版を選ぼう第9週に登場したが、陶片のフェニックス/Shard Phoenixに敗れ第9版再録を逃す。
- 第8版の日本語版カードには、テキスト内に「ボガーダンの槌」と書かれている誤植がある(漢字の偏が違う)。
主な亜種
繰り返し使い回せる火力呪文。特記しない限り赤のインスタント。
- 死の火花/Death Spark - 1マナ1点。アップキープ時にこのすぐ上にクリーチャー・カードがある場合、(1)を支払って墓地から戻せる。(アライアンス)
- ふにゃふにゃ/Searing Touch - 1マナ1点。バイバック(4)。(テンペスト)
- あおり立て/Fanning the Flames - ダブルシンボルX火力ソーサリー。バイバック(3)。(ストロングホールド)
- 溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge - ダブルシンボル3マナ4点。クリーチャーには撃てない。その後対象プレイヤーのライフがあなたより多ければ使用後戻ってくる。(ダークスティール)
- 花火破/Hanabi Blast - ダブルシンボル3マナ2点。使用後手札に戻ってくるが、その後無作為に手札を1枚捨てる。強制効果。(神河物語)
- 雷刃の突撃/Thunderblade Charge - ダブルシンボル3マナ3点ソーサリー。あなたのクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、(2)(赤)(赤)(赤)で墓地から唱えてよい。(未来予知)
- 蟻の解き放ち/Release the Ants - 2マナ1点。激突に勝てば使用後戻ってくる。(モーニングタイド)
- タイタンの復讐/Titan's Revenge - ダブルシンボルX火力ソーサリー。激突に勝てば使用後戻ってくる。(モーニングタイド)
- 炎の突き/Flame Jab - 1マナ1点ソーサリー。回顧つき。(イーブンタイド)
- 再燃の炎/Rekindled Flame - ダブルシンボル4マナ4点ソーサリー。アップキープ時に対戦相手1人の手札にカードが無ければ墓地から戻せる。(イーブンタイド)
- 罰する火/Punishing Fire - 2マナ2点。対戦相手がライフを得るたび、(赤)支払って墓地から戻せる。(ゼンディカー)
- 反復連射/Repeating Barrage - ダブルシンボル3マナ3点ソーサリー。強襲達成で(3)(赤)(赤)を支払って墓地から戻せる。(イクサラン)
- 吐炎/Spit Flame - 3マナ4点。クリーチャーにしか撃てない。ドラゴンを戦場に出す度に(赤)支払って墓地から戻せる。(基本セット2019)
- Deal Damage - ダブルシンボル4マナ4点。ゴチつき。(アンヒンジド)
参考
- Duelist Cover Art (2012年3月29日 Magic Arcana) Duelist誌の表紙に使われたイラストのロゴ無し版
- ボガーダン/Bogardan(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:ミラージュ - レア
- カード個別評価:第8版 - レア
- カード個別評価:第6版 - レア