青
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青/Blueは、マジック:ザ・ギャザリングにおける色の1つ。狡猾の色で水や空気、精神・知識・文明を表す。略号はU。
色の特徴
コンボ色・コントロール色が強く、ドロー、バウンス、カウンターの三本柱を代表に、ライブラリー操作、ライブラリー破壊、タップ・アンタップ、文章変更効果、パーマネントのコントロール奪取などが他の色の性能と比べて抜群に良い。
どの要素もカードの種類や強さ、対戦相手の戦力を無視するものがほとんどのため、常にマイペースな戦略をとることができる。
コントロール力が強いのと引き替えにクリーチャーの戦闘能力は弱く設定されていて、中軽量クリーチャーのP/Tはコストの割に小さく、一方で大型クリーチャーには強烈なデメリットが設けられる。
クリーチャー・タイプには種族では、ドレイク、マーフォーク、セファリッド、フェアリーなど、職業ではウィザードが多い。
エンチャントに関してはオーラを他のパーマネントに移すことができる。
アーティファクトと相性が良く、サーチしたり、アーティファクトを参照するカードが多い。また、アーティファクトをクリーチャー化させることもできる。
土地は基本土地タイプを変えることができ、色事故を回避したり、対戦相手の土地タイプを変更し色拘束をかける事ができる。また、これにより渡りや生息条件などのシナジーを形成する。
パーマネントの除去に関しては、破壊はほぼ不可能であるが、バウンスによりどんなパーマネントでも戻せるのが強み。ただし、バウンスだけでは一時凌ぎにしかないことが多いので、打ち消すなどの対策が必要。また、対戦相手のパーマネントのコントロールを奪うことで対応できる。除去ではないがクリーチャーのパワーを下げたりアンタップを妨害することもでき、抑制できる。
カード・タイプを参照するサイクルではインスタントを割り当てられることが多い。
- 巨大なクリーチャーやコントロールを多く抱えるため、重い呪文が多い(参考:各種カードランキング#色別)
色の役割の変更
第8版近辺以降での色の役割調整で、以下のような能力が配分され直されている。
IN
OUT
- 軽量飛行は白へ移行。
- 攻撃制限、ルール制定効果、アンタップ制限が白に移行。
- タイム・デストラクションも白に移行。
- 放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer(ティム)、心霊破/Psionic Blast、Psychic Purge、Baki's Curseといった火力呪文も存在したが、赤へ完全に移行。
- 呪文の対象の変更が赤に移行。(偏向/Deflection→分流/Shunt)
- 基本セット2011では、青い対象の変更が復活している。→移し変え/Redirect
数多くの能力が他の色へ移行されているが、これはもともと多岐に渡る能力を保有していたため。
- 昔は海洋生物を表す巨大なクリーチャーが多かった(そしてそのほとんどは生息条件などで攻撃が制限され、強烈なアンタップ・コストやアップキープ・コストが課せられていた)が、最近はそこそこの効率を持つ飛行持ち大型クリーチャーが多くなった。
その他
- アルファベットの略号は、他の色は英語名の頭文字であるが、青(BLUE)だけは3文字目の「U」。これは黒(BLACK)と土地(LAND)との重複を避けるため(→色)。
- 日本人が好きな色とよく言われる。
- 禁止カードがやたらに多い色でもある。パワー9の三枚を筆頭に、意外な授かり物/Windfall、神秘の教示者/Mystical Tutorと挙げればキリがない。これはドローとサーチに長けた色であるためパワーバランスの調整が難しく、また修繕/Tinkerや精神の願望/Mind's Desireといった強烈なコンボパーツが多数存在することが原因となっている。
参考
- True Blue
- 真の青――頭は回れど力はからきし(Braingeyser、上の記事の和訳)
- 用語集
色 | |||||||||
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単色 | 白 - 青 - 黒 - 赤 - 緑 | ||||||||
多色 (金) |
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アン・ゲーム専用 | ピンク - 金 - 目の色 | ||||||||
色の関係 | 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割 | ||||||||
関連項目 | 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー |