深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow
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黒は緑にとって対抗色なのだが、これが登場したザ・ダークの暗い雰囲気を優先しての例外と言えるだろう。ラヴニカ:ギルドの都に再録されたのも、ラヴニカ・ブロックが友好色と対抗色の扱いが同格であるという例外を持つためであろう。ただし対抗色である分、マナを出すとダメージが発生するというデメリットを持っている。
ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesより高確率で2ターン目に惑乱の死霊/Hypnotic Specterが出せることや、極楽鳥/Birds of Paradiseと違い1のパワーがあることなどから、8ヒッピーなどでも比較的使われた。
- このダメージの扱いはペインランドなどと同様。マナ能力の一部なので、スタックに乗らず即座にダメージが与えられる。
- ラヴニカ:ギルドの都での再録に伴い、ドルイドのクリーチャー・タイプを獲得した。
- ザ・ダーク版のイラストは、一部で今もなお人気。そのイラストの新枠カードが2006年1月のフライデー・ナイト・マジックの賞品に用意された。
- Jesper Myrforsは実在の人物をモデルにイラストを描いた。モデルになった女性は現在varnishというバンドでボーカルを担当している。(→Ask Wizards: Gleemox and Elves of Deep Shadow参照)
- ラヴニカ:ギルドの都版では、文章欄にゴルガリ団/The Golgariのシンボルが描かれている。 フレイバー・テキストによるとラヴニカでは、かつてはセレズニアに所属していたらしい。
そのエルフたちは数世代前に議事会を追われ、ゴルガリの落ちぶれた領地を住処とした。
- 他に黒マナを出すエルフとして、ラノワールの死者/Llanowar Deadやアーボーグのエルフ/Urborg Elfなどが存在する。
- 自身の色と生み出すマナの色を取り替えると病み土のドルイド/Blightsoil Druid。そちらは2マナ1/2。
- 友好色である白を生み出すようになるとデメリットがなくなりアヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrimになる。時代の違いもあるだろう。