遠沼の骨投げ/Farbog Boneflinger
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Farbog Boneflinger / 遠沼の骨投げ (4)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
遠沼の骨投げが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-2/-2の修整を受ける。
2/2CIPの除去能力を持ったゾンビ。色拘束が減ったかわりに飛行がなくなり1マナ重くなった叫び回るバンシー/Keening Bansheeといったところか。他にクリーチャーがいなければ自分を対象に取るしかない点も同じ。
スタンダードではクリーチャー・タイプまで同じ皮裂き/Skinrenderのほうが多くの点で優秀なため構築での出番はないだろう。
リミテッドでは除去は貴重。上記の2枚とは異なりタッチしやすいのが優秀な点になる。
- フレイバー・テキストがよく話題に上がる1枚。ギサ/Gisaとゲラルフ/Geralfの険悪な関係を示したやり取りだが、原文の「dear brother」を「あんちゃん」という独特な訳にしたのはなかなかの迷訳。
- 英語の「brother」は「兄」「弟」どちらにも用いるが、日本語の「あんちゃん」は「兄」の意であるため、姉であるギサが弟のゲラルフに呼びかける言葉としては正しくない、という意見がある。しかし、「brother」も「あんちゃん」や「お兄さん」も、青年以上の男性に対して用いることは(特にあまり面識のない間柄の場合には)珍しくないので、弟を疎ましく思っているギサがあえて突き放した呼び方をしたとすれば「あんちゃん」でも(日本語の意味としては)不自然ではない。
- なお、「Gisa」の訳が「ギサ」から「ギザ」になっている部分については、完全に誤訳(あるいは誤植)である。
「この骨でも喉に詰まらせな、あんちゃん!」――ギザからゲラルフへ