高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells

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2012年2月13日 (月) 10:46時点におけるKk (トーク | 投稿記録)による版
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Huntmaster of the Fells / 高原の狩りの達人 (2)(赤)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) 狼男(Werewolf)

このクリーチャーが戦場に出るか《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》に変身するたび、緑の2/2の狼(Wolf)クリーチャー・トークンを1体生成し、あなたは2点のライフを得る。
各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、高原の狩りの達人を変身させる。

2/2
Ravager of the Fells / 高原の荒廃者
〔赤/緑〕 クリーチャー — 狼男(Werewolf)

トランプル
このクリーチャーが《高原の荒廃者/Ravager of the Fells》に変身するたび、対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象とし、そのプレイヤーかそのプレインズウォーカーのコントローラーがコントロールするクリーチャーを最大1体まで対象とする。高原の荒廃者はその前者に2点のダメージを与え、その後者に2点のダメージを与える。
各アップキープの開始時に、直前のターンにプレイヤー1人が呪文を2つ以上唱えていた場合、高原の荒廃者を変身させる。

4/4

両面共に変身時の誘発型能力を持ち、変身するたびにアドバンテージを得られる狼男正面に変身するか戦場に出たときには2点回復+2/2のクリーチャートークン背面に変身したときには対戦相手1人とクリーチャー1体に2点火力

正面として普通に場に出した時点で、4マナ2/2×2体+αと十分なコスト・パフォーマンスを持ち、変身すればクリーチャーとプレイヤーに2点ずつの火力を飛ばしつつ、4/4トランプルと突破力のある性能になる。イニストラード・ブロックの狼男は高性能な背面を維持するのがセオリーだが、これの場合は正面と背面が入れ替わる度にボード・アドバンテージを稼げるため、積極的に変身を繰り返し狙うのも手。 ライフ・アドバンテージを得られるのも重要な点で、ビートダウンではダメージレースを制する上で役に立つし、コントロールではブロッカーライフを同時に確保できることから延命装置として機能する。ゲーム後半ではフィニッシャーとしても数えられるため、いつ引いても腐りにくい。

総じて高い性能を持ち、発売直後のプロツアー・闇の隆盛におけるスタンダードでも、赤緑ケッシグに早速採用され、結果を出している。

あくまでもクリーチャーを並べる能力でしかない点には注意。正面では鞭打ち炎/Whipflare黒の太陽の頂点/Black Sun's Zenith、背面では漸増爆弾/Ratchet Bombなどにより、トークンもろとも効率よく処理されてしまう。ただどちらにせよ、カード・アドバンテージ的には(他に何かを巻き込まない限りは)結果として1対1のやりとりであり、致命的というほどの欠点ではない。言い換えれば、これ1枚のために全体除去を強要させられる点、単体除去での対処は極めて効率が悪い点、あるいは全体除去後の再展開における効率の良さなど、このカードの性能の高さの証明でもある。

リミテッドでは神話レアの名に恥じぬ強力な一枚。タッチして採用する価値は十分にある。

ルール

  • 変身したときの誘発型能力は、高原の狩りの達人の側は「高原の荒廃者から高原の狩りの達人に」変身したとき、高原の荒廃者の側は「高原の狩りの達人から高原の荒廃者に」変身したときに誘発する。
  • 高原の荒廃者の変身したときの誘発型能力は、対戦相手は必ず対象に取る必要があるが、クリーチャーは対象に取らなくてもよい。

関連カード

サイクル

闇の隆盛神話レア多色クリーチャーサイクル人間以外の主要クリーチャー・タイプに1枚ずつ存在する。

参考

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