ナントゥーコの影/Nantuko Shade
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*レアのシェイドはこれのみ。また[[ダブルシンボル]]のシェイドもこれが最初であり、長らく後続も現れなかった。 | *レアのシェイドはこれのみ。また[[ダブルシンボル]]のシェイドもこれが最初であり、長らく後続も現れなかった。 | ||
**後にダブルシンボルのシェイドとして、[[ゼンディカー]]にて[[墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper]]が追加された。さらにその後、[[エルドラージ覚醒]]で[[ダブルシンボル]]かつ[[神話レア]]の[[ニルカーナの亡霊/Nirkana Revenant]]が登場した。 | **後にダブルシンボルのシェイドとして、[[ゼンディカー]]にて[[墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper]]が追加された。さらにその後、[[エルドラージ覚醒]]で[[ダブルシンボル]]かつ[[神話レア]]の[[ニルカーナの亡霊/Nirkana Revenant]]が登場した。 | ||
− | *基本セットは「伝統的な西洋ファンタジー世界観への回顧」という方針のため、[[ナントゥーコ/Nantuko]]などのマジックのオリジナル種族のカードは[[ | + | *基本セットは「伝統的な西洋ファンタジー世界観への回顧」という方針のため、[[ナントゥーコ/Nantuko]]などのマジックのオリジナル種族のカードは[[確定再版]]ではなく[[同型再版]]されることが多いのだが、これは珍しく[[基本セット2011]]にそのまま再録された。同型再版すると[[エターナル]]などの環境に影響が大きすぎることに配慮した結果であろう。 |
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2011年5月22日 (日) 09:42時点における版
Nantuko Shade / ナントゥーコの影 (黒)(黒)
クリーチャー — 昆虫(Insect) シェイド(Shade)
クリーチャー — 昆虫(Insect) シェイド(Shade)
(黒):ナントゥーコの影はターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
2/1トーメントの強力なシェイド。ダブルシンボルとはいえサイズ・能力ともに秀で、高いコスト・パフォーマンスを誇る。初出時の黒における優良ウィニークリーチャーの筆頭。
パンプアップのマナ効率が良く、黒マナが複数出る状態では焼き殺すことも難しい。無論、プレイヤーに攻撃が通った場合、それは重い一撃となる。これを唱えられるということは黒マナが少なくとも2点は出せるわけで、展開を止めれば4/3が保障されているため、見た目以上にタフなクリーチャーである。
ビートダウンはもちろん、ソーサリーを多用するためマナを余らせる必要性が比較的低い黒コントロールでも扱いやすい。
陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersと相性がよく、オデッセイ・ブロック期の黒コントロールではフィニッシャーとして活躍した。またノワールのような、マナがあまり溜まりづらいデッキでも活躍するという典型的なグッドスタッフである。
エターナルでも、黒系のデッキで大いに活躍している。マナ加速の暗黒の儀式/Dark Ritualと相性がよく、序盤でもタルモゴイフ/Tarmogoyfと相討ち以上を取りやすい点も評価の一つ。
- シェイドと言えばコモンに数多く存在し、その殆どが微妙なコスト・パフォーマンスのクリーチャーだが、トーメントの黒でレアと言う好条件が見事に重なった結果、こうも強いシェイドが生まれてしまったようだ。
- レアのシェイドはこれのみ。またダブルシンボルのシェイドもこれが最初であり、長らく後続も現れなかった。
- 後にダブルシンボルのシェイドとして、ゼンディカーにて墓所の切り裂き魔/Crypt Ripperが追加された。さらにその後、エルドラージ覚醒でダブルシンボルかつ神話レアのニルカーナの亡霊/Nirkana Revenantが登場した。
- 基本セットは「伝統的な西洋ファンタジー世界観への回顧」という方針のため、ナントゥーコ/Nantukoなどのマジックのオリジナル種族のカードは確定再版ではなく同型再版されることが多いのだが、これは珍しく基本セット2011にそのまま再録された。同型再版するとエターナルなどの環境に影響が大きすぎることに配慮した結果であろう。