偏向/Deflection
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− | * | + | *打ち消し呪文に対する打ち消しとして使う場合、偏向自身に対象を曲げるとよい。呪文(や[[能力]])はそれ自身を対象とすることはできない({{CR|113.4}})が、偏向は別の呪文なので問題はない。また、呪文が解決されて[[スタック]]を離れるのは解決の終了時であるが、対象の変更を行うのは解決の最中であり、その段階ではまだ偏向はスタック上にあるので、変更先として適正である。 |
**変更が完了して偏向がスタックを離れると、その後対象を偏向に変えられた打ち消し呪文は[[立ち消え|対象不適正]]により打ち消される。 | **変更が完了して偏向がスタックを離れると、その後対象を偏向に変えられた打ち消し呪文は[[立ち消え|対象不適正]]により打ち消される。 | ||
− | * | + | *[[第9版]]に再録されず、[[スタンダード]][[落ちる|落ち]]。それ以降、こういった効果は混乱を象徴する[[赤]]のものとされた(→[[分流/Shunt]])が、近年再び青のものに戻されつつあるようだ(→[[移し変え/Redirect]])。 |
==関連カード== | ==関連カード== |
2011年4月8日 (金) 14:44時点における版
対象を取らない呪文や複数対象を取る呪文にはなんら手出しができないため、オーラおよび一部のインスタントとソーサリー呪文にしか効果がない。普通の打ち消し呪文の代わりに気軽に入れると、対処できる範囲の狭さに泣きを見ることになりやすい。
そのぶん有効に働いたときの効果は、単純に打ち消したときよりもずっと高い。対戦相手の火力や除去やコンバット・トリック、あるいはドローや手札破壊を奪い取ってしまえば、相手の目論見を崩せるだけでなく、逆にアドバンテージを稼ぐこともできる。また打ち消し呪文の対象を変えることで実質的な打ち消しとして機能(下記参照)させることも可能。打ち消されない呪文に有効なのも利点。
シングルシンボルとはいえ4マナという重さが響き、トーナメントシーンで大活躍には至らなかったものの、シンプルかつ機能的なデザインを持つ基本カードとして長く基本セットに在籍した。
- 偏向自体の対象はもちろん唱える時に選ぶが、対象を変更する先は解決時に指定する。
- 打ち消し呪文に対する打ち消しとして使う場合、偏向自身に対象を曲げるとよい。呪文(や能力)はそれ自身を対象とすることはできない(CR:113.4)が、偏向は別の呪文なので問題はない。また、呪文が解決されてスタックを離れるのは解決の終了時であるが、対象の変更を行うのは解決の最中であり、その段階ではまだ偏向はスタック上にあるので、変更先として適正である。
- 変更が完了して偏向がスタックを離れると、その後対象を偏向に変えられた打ち消し呪文は対象不適正により打ち消される。
- 第9版に再録されず、スタンダード落ち。それ以降、こういった効果は混乱を象徴する赤のものとされた(→分流/Shunt)が、近年再び青のものに戻されつつあるようだ(→移し変え/Redirect)。
関連カード
主な亜種
- 誤った指図/Misdirection - 手札の青のカード1枚を追放する代替コストを持つピッチスペル。5マナ。
- 方向転換/Divert - リスティック版。打ち消す呪文のコントローラーが2マナ支払わなければ対象を変更する。1マナ。
- 意志を曲げる者/Willbender - 偏向の変異誘発型能力と変異(1)(青)を持つクリーチャー。呪文だけでなく能力の対象も変更できる。2マナ1/2。
- 急転回/Swerve - 偏向多色版。青赤2マナ。
- 移し変え/Redirect - 複数の対象を取る呪文(や対象を取らない呪文)にも使える。2マナダブルシンボル。
参考
- カード個別評価:アイスエイジ - レア
- カード個別評価:第8版 - レア
- カード個別評価:第7版 - レア
- カード個別評価:第6版 - レア
- カード個別評価:第5版 - レア