屍術師リム=ドゥール/Lim-Dul the Necromancer
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その[[能力]]は「The Great Necromancer(大屍術師)」を自称するに恥じないもの。[[黒]]の高い[[クリーチャー]][[除去]]能力がそのまま戦力増加に繋がるのだから、クリーチャー主体のデッキではひとたまりもない。下手に動けば[[ゾンビ]]となった自分の手駒に蹂躙されてしまうことだろう。[[シャンダラー/Shandalar#「リム=ドゥール戦争」|「リム=ドゥール戦争」/Lim-Dul's War]]を引き起こした能力は伊達ではない。 | その[[能力]]は「The Great Necromancer(大屍術師)」を自称するに恥じないもの。[[黒]]の高い[[クリーチャー]][[除去]]能力がそのまま戦力増加に繋がるのだから、クリーチャー主体のデッキではひとたまりもない。下手に動けば[[ゾンビ]]となった自分の手駒に蹂躙されてしまうことだろう。[[シャンダラー/Shandalar#「リム=ドゥール戦争」|「リム=ドゥール戦争」/Lim-Dul's War]]を引き起こした能力は伊達ではない。 | ||
− | 問題となるのはやはり7[[マナ]]という[[ | + | 問題となるのはやはり7[[マナ]]という[[重い|重さ]]。[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]が相手の場合、彼が登場する前に殴り倒されてしまいかねない。また、ゾンビ作成には少量とはいえマナが必要。そのため何らかの除去を使った上で更に能力分のマナを確保しておく必要がある。能力をあてにしすぎると手が進むのを遅らせてしまうおそれも。いっそのこと、彼自身を[[リアニメイト]]してしまうのが最善の手段かもしれない。 |
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[[ノンクリーチャー]]デッキが相手の場合、こちらが最初からゾンビを使ってないならば単なる[[バニラ]]扱いになるのも悩ましい所。少数の[[ファッティ]]を[[フィニッシャー]]に据えたデッキが相手の場合は「してやったり」というところだろうか。 | [[ノンクリーチャー]]デッキが相手の場合、こちらが最初からゾンビを使ってないならば単なる[[バニラ]]扱いになるのも悩ましい所。少数の[[ファッティ]]を[[フィニッシャー]]に据えたデッキが相手の場合は「してやったり」というところだろうか。 | ||
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*[[無慈悲なる者ケアヴェク/Kaervek the Merciless]]との悪の魔法使いタッグは実に面白い。相手の出すクリーチャーを片っ端から打ち落としつつ[[戦場]]にゾンビが溢れかえる素敵な空間を生み出すことができる。7マナクリーチャーがずらりと並ぶ状況ができた時点で勝負は決しているだろうが。 | *[[無慈悲なる者ケアヴェク/Kaervek the Merciless]]との悪の魔法使いタッグは実に面白い。相手の出すクリーチャーを片っ端から打ち落としつつ[[戦場]]にゾンビが溢れかえる素敵な空間を生み出すことができる。7マナクリーチャーがずらりと並ぶ状況ができた時点で勝負は決しているだろうが。 | ||
*「それがクリーチャーである場合」のくだりは一見何の意味もないように見えるが、これは[[クリーチャー化]]していただけの非クリーチャー・[[カード]]をリアニメイトする場合があることを考慮しての一文である。そういうものが戦場に戻ってくると、それはクリーチャーではない状態で戻ってくるが、クリーチャーではない[[パーマネント]]に[[クリーチャー・タイプ]]を与えてしまわないようにするため。 | *「それがクリーチャーである場合」のくだりは一見何の意味もないように見えるが、これは[[クリーチャー化]]していただけの非クリーチャー・[[カード]]をリアニメイトする場合があることを考慮しての一文である。そういうものが戦場に戻ってくると、それはクリーチャーではない状態で戻ってくるが、クリーチャーではない[[パーマネント]]に[[クリーチャー・タイプ]]を与えてしまわないようにするため。 | ||
+ | **このため、クリーチャー化していた[[部族]][[パーマネント・カード]]を戦場に戻してもゾンビにはならず、[[再生]]させることもできない。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[リム=ドゥール/Lim-Dul]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[リム=ドゥール/Lim-Dul]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:時のらせん]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:時のらせん]] - [[レア]] |
2010年9月24日 (金) 11:16時点における版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
対戦相手1人がコントロールするクリーチャーが死亡するたび、あなたは(1)(黒)を支払ってもよい。そうした場合、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。それがクリーチャーである場合、それはその他のクリーチャー・タイプに加えてゾンビ(Zombie)である。
(1)(黒):ゾンビ1つを対象とし、それを再生する。
アイスエイジ・ブロックの敵役、シャンダラー/Shandalar支配を企む屍術師/Necromancerも時の裂け目より出現。
その能力は「The Great Necromancer(大屍術師)」を自称するに恥じないもの。黒の高いクリーチャー除去能力がそのまま戦力増加に繋がるのだから、クリーチャー主体のデッキではひとたまりもない。下手に動けばゾンビとなった自分の手駒に蹂躙されてしまうことだろう。「リム=ドゥール戦争」/Lim-Dul's Warを引き起こした能力は伊達ではない。
問題となるのはやはり7マナという重さ。ビートダウンが相手の場合、彼が登場する前に殴り倒されてしまいかねない。また、ゾンビ作成には少量とはいえマナが必要。そのため何らかの除去を使った上で更に能力分のマナを確保しておく必要がある。能力をあてにしすぎると手が進むのを遅らせてしまうおそれも。いっそのこと、彼自身をリアニメイトしてしまうのが最善の手段かもしれない。
リアニメイトするのであれば、墓場からの復活/Rise from the Graveが相性がよい。能力とかみ合い、自身を再生できるようになる。
ノンクリーチャーデッキが相手の場合、こちらが最初からゾンビを使ってないならば単なるバニラ扱いになるのも悩ましい所。少数のファッティをフィニッシャーに据えたデッキが相手の場合は「してやったり」というところだろうか。
- 無慈悲なる者ケアヴェク/Kaervek the Mercilessとの悪の魔法使いタッグは実に面白い。相手の出すクリーチャーを片っ端から打ち落としつつ戦場にゾンビが溢れかえる素敵な空間を生み出すことができる。7マナクリーチャーがずらりと並ぶ状況ができた時点で勝負は決しているだろうが。
- 「それがクリーチャーである場合」のくだりは一見何の意味もないように見えるが、これはクリーチャー化していただけの非クリーチャー・カードをリアニメイトする場合があることを考慮しての一文である。そういうものが戦場に戻ってくると、それはクリーチャーではない状態で戻ってくるが、クリーチャーではないパーマネントにクリーチャー・タイプを与えてしまわないようにするため。
- このため、クリーチャー化していた部族パーマネント・カードを戦場に戻してもゾンビにはならず、再生させることもできない。