ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob
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2010年6月1日 (火) 15:17時点における版
Squee, Goblin Nabob / ゴブリンの太守スクイー (2)(赤)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin)
あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたの墓地にあるゴブリンの太守スクイーをあなたの手札に戻してもよい。
1/1何度でも蘇るクリーチャー。手札を捨てることをデメリットとする能力群を、ノーコストで埋め合わせてしまう。
戦場に出ないクリーチャーの典型で、青茶単隆盛期には、赤マナが一つも出ないのにマスティコア/Masticoreのために4枚積みされるといった、わけの分からない状況を作り出した。適者生存/Survival of the Fittestを用いたnWoやトレードウィンド・サバイバルなどのデッキでは、生け贄に捧げられたり捨てられたりと大活躍。稀にチャンプブロックで対戦相手の大型クリーチャーを毎ターン果敢に止めている姿を見ることも。
また、オデッセイ参入後のエクステンデッド環境ではゾンビの横行/Zombie InfestationのコストとしてKrovikan Horrorとともに使用され、ベンツォ系デッキの中核となった。現在の主戦場はヴィンテージで、Bazaar of Baghdadとの強烈なシナジーでもって活躍を続けている。
メルカディアン・マスクス期、第10版期共に、スタンダードではそれほど目立った活躍が無かった。カードプールが広がるほどポテンシャルが発揮されるカードの典型と言える。
- メルカディアン・マスクスはスペルシェイパーが売りの1つであったエキスパンションだっただけに、その強さは最初から認識されていた。発売直後のプロツアーでは、参加者に対するアンケートに「メルカディアン・マスクスで最も強力だと思うカードは何ですか(ただしスクイー/Squeeを除く)」という項目があった。
- シングルカード価格もかなりのものだったが、しだいにリシャーダの港/Rishadan Portに抜かれていった。
- スクイーの抱擁/Squee's Embraceは、「私をクリーチャーにしてカード」とは少々違うが、エンチャントされたクリーチャーが墓地に置かれたときにそれを手札に戻してくれる。
人物に関して
- ストーリー上ではただのトラブルメーカーなのに、ウェザーライト/Weatherlightのクルーでは最も使えるカードの部類に入る。
- しかしこの輝かしい能力が、まさかアーテイのおもちゃとして使われるとは…。まあ、アーテイ本人が改造したらしいけど。
- 堕落した者アーテイ/Ertai, the Corruptedの能力と組み合わせてストーリーを再現するのも一興。
- しかしこの輝かしい能力が、まさかアーテイのおもちゃとして使われるとは…。まあ、アーテイ本人が改造したらしいけど。
- 元々、スクイーは別に偉い立場でもなんでもなく、ウェザーライト/Weatherlight号の客室係であった。MMQ版のイラストでは、たまたまストーリー上将軍の正装/General's Regaliaを着てメルカディア市/Mercadia Cityのカイレン・ゴブリン達の太守に仕立て上げられているだけである。下記フレイバー・テキストでも、ターンガース/Tahngarthにいぶかしまれている。
「将軍だって?」とターンガースは吠えた。「さしずめ迷惑将軍てとこだろうよ」