デッキ圧縮
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'''デッキ圧縮'''(''Deck-Thinning'')とは、[[ライブラリー]]の枚数を減らし、必要な[[カード]]を[[引く]]確率を上げる事。「ライブラリー圧縮」や、単に「圧縮」とも呼ばれる。 | '''デッキ圧縮'''(''Deck-Thinning'')とは、[[ライブラリー]]の枚数を減らし、必要な[[カード]]を[[引く]]確率を上げる事。「ライブラリー圧縮」や、単に「圧縮」とも呼ばれる。 | ||
− | + | 代表的な例は[[緑]]の[[土地]][[サーチ]]など。[[青]]に多い1[[マナ]]1[[引く|ドロー]][[呪文]]を多用する場合も、[[ゼロックス]]からデッキ圧縮と言われる。しかし、複数枚ドローとなると具体的な[[カード・アドバンテージ]]を取る意味の方が強くなる為、デッキ圧縮とは呼ばないことが多い。 | |
− | + | 単純に確率の高低で言えば、不要なカードを減らすことは有効カードを引く可能性を高めることにつながる。しかし実際にはその効果は非常に小さく、例えば40枚残っているライブラリーを37枚にしたところで劇的な変化は無い。ライブラリーのカードがそれ一種類ならばまた違うが、通常の[[デッキ]]で特定のカードを引きたいならば[[サーチ]]の方が優れている。 | |
− | + | よほど大幅なものを除き、デッキ圧縮そのものにカードやマナを消費する価値があるとはまず評価されず、基本的に「何かのついで」に行うものと言って良い。かつては[[単色デッキ]]でもデッキ圧縮を目的として[[フェッチランド]]を採用することもしばしばあったが、[[墓地]]を[[肥やす|肥やし]]たり[[渦まく知識/Brainstorm]]によってライブラリーの上にたまった不要カードを[[シャッフル]]したりと言った[[シナジー]]が特に存在しない場合、[[もみ消し/Stifle]]などのリスクの方が高いと判断されて控えられることが多くなった。 | |
*[[マナ切り離し/Mana Severance]]や[[運命の操作/Manipulate Fate]]など、完全にデッキ圧縮を目的として作られたカードも存在する。 | *[[マナ切り離し/Mana Severance]]や[[運命の操作/Manipulate Fate]]など、完全にデッキ圧縮を目的として作られたカードも存在する。 | ||
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2010年4月29日 (木) 20:02時点における版
デッキ圧縮(Deck-Thinning)とは、ライブラリーの枚数を減らし、必要なカードを引く確率を上げる事。「ライブラリー圧縮」や、単に「圧縮」とも呼ばれる。
代表的な例は緑の土地サーチなど。青に多い1マナ1ドロー呪文を多用する場合も、ゼロックスからデッキ圧縮と言われる。しかし、複数枚ドローとなると具体的なカード・アドバンテージを取る意味の方が強くなる為、デッキ圧縮とは呼ばないことが多い。
単純に確率の高低で言えば、不要なカードを減らすことは有効カードを引く可能性を高めることにつながる。しかし実際にはその効果は非常に小さく、例えば40枚残っているライブラリーを37枚にしたところで劇的な変化は無い。ライブラリーのカードがそれ一種類ならばまた違うが、通常のデッキで特定のカードを引きたいならばサーチの方が優れている。
よほど大幅なものを除き、デッキ圧縮そのものにカードやマナを消費する価値があるとはまず評価されず、基本的に「何かのついで」に行うものと言って良い。かつては単色デッキでもデッキ圧縮を目的としてフェッチランドを採用することもしばしばあったが、墓地を肥やしたり渦まく知識/Brainstormによってライブラリーの上にたまった不要カードをシャッフルしたりと言ったシナジーが特に存在しない場合、もみ消し/Stifleなどのリスクの方が高いと判断されて控えられることが多くなった。
- マナ切り離し/Mana Severanceや運命の操作/Manipulate Fateなど、完全にデッキ圧縮を目的として作られたカードも存在する。
- マナ切り離しはトーナメントレベルでも活躍した。これは余剰な土地を一切引かなくなるので、ゲーム後半には擬似的なアドバンテージに繋がる。