トーク:吸血の抱擁/Vampiric Embrace

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:では、このサイクルでの「embrace」はというと、上記のデザイン意図から考えて、「モチーフとなったクリーチャーのパワーや能力、概念や構成要素といったものを自身の内に含んでいる、または逆に、そういったものに包まれている」くらいのニュアンスだとみなすのが妥当に思えます(もちろん実際に抱き締められているわけではない)。詩的に「抱擁」と形容していると考えれば、日本語表現としても別段おかしくないものと言えるのではないでしょうか。
 
:では、このサイクルでの「embrace」はというと、上記のデザイン意図から考えて、「モチーフとなったクリーチャーのパワーや能力、概念や構成要素といったものを自身の内に含んでいる、または逆に、そういったものに包まれている」くらいのニュアンスだとみなすのが妥当に思えます(もちろん実際に抱き締められているわけではない)。詩的に「抱擁」と形容していると考えれば、日本語表現としても別段おかしくないものと言えるのではないでしょうか。
 
:最後になりますが「Baron」を「伯爵」と訳すのは安全に誤りです。--[[利用者:ヴぁ|ヴぁ]] 2009年10月23日 (金) 08:47 (JST)
 
:最後になりますが「Baron」を「伯爵」と訳すのは安全に誤りです。--[[利用者:ヴぁ|ヴぁ]] 2009年10月23日 (金) 08:47 (JST)
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::受け入れる、と言う訳がヴぁさんにとってどう一般的ではないと見えたのかはわかりませんが、私は単に辞書に載っていた訳を引っ張ってきただけなのでその点については危険とか私に突っ込まれても答えようが無いです。
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::上でIPの方も仰っていたように具体的に「何に」抱擁されていたのかと言う話であって、抱擁が具体的に何をしている様子を指すのかと言う話ではないです。確かにそれを引き合いに出したのは私ですが、主題としては「抱擁とは"誰が"行うものか」です。もちろん、翻訳チームがそういったニュアンスを込めて訳したのか、単にサイクルで揃えただけなのかは分かりませんが、有名どころを上げれば1991年発のヴァンパイア・ザ・マスカレードと言う有名な海外RPGがあります。これはヴァンパイア(吸血鬼)を主題に据え、吸血行為を行い同族を増やす事を「抱擁」と名付けています。ヴァンパイアを主のテーマとした作品の絶対数がそう多いわけではないため、誰もが知っているレベルの作品を複数挙げろと言われると困りますが、かと言って「霊感」だの「特異」だのと言われるほどではありません。--[[利用者:ACB|ACB]] 2009年10月23日 (金) 09:27 (JST)

2009年10月23日 (金) 09:27時点における最新版

[編集] 「何に抱擁されているのだろうか?」について

以前何かの小説で、吸血鬼に血を捧げて吸血鬼の僕になる事を抱擁を受ける、もしくは吸血鬼が他の人間の血を吸い吸血鬼にする事を抱擁すると表現していたものがありました。今でも吸血鬼に関して記述しているサイトでは抱擁と表現しているものがいくつか見られます。また、Embraceには(宗教など、大きな力の庇護を)受け入れるという意味もあります。ダブルミーニングなのか単に他に訳を合わせただけなのかはわかりませんが…。
いずれにせよどれも決定的なソースがある訳ではないのですが、記述したものでしょうか。--ACB 2009年10月22日 (木) 16:06 (JST)
少し論点がずれているような。サイクル全般におそらくそのような意味(庇護を受け入れる)はあるとは思います。しかしここではサイクルの他のカードが『「既存のカードに直結する言葉」の抱擁』と分かりやすいのに対して、このカードは「吸血」と曖昧なので、「具体的に何に抱擁されているのだろうか」という旨の文であるはずです。個人的な意見ですが、飛行と吸血能力を持つ代表的な吸血鬼であり、セラの抱擁/Serra's Embraceセラの天使/Serra Angelと双璧をなすレベルの認知度の吸血鬼と言えばおそらくここで「吸血」とされているのはセンギアの吸血鬼/Sengir Vampireのことだと思います。もちろん推測の域は出ませんが。--211.5.109.121 2009年10月22日 (木) 17:35 (JST)
分かりやすいかどうかで言えばゼフィドはカードとして存在もする固有名詞ですし、セラもカードになっていないだけでストーリー上は個別の人物ですが、シヴは地名ですしガイアも地名なのか神のような存在なのかはっきりしないものです。ですから「吸血の抱擁が何に抱擁されているのか?」と言う話に関しては、必ずしもセンギア伯爵等の特定の人物の名前を挙げる必要は無いと思います。
つまり、「吸血鬼」と言う存在に抱擁されているという事です。吸血鬼はMTGに限ってもセンギア伯爵およびその一族以外にもいるはずです。MTG以外でもファンタジーものの小説や漫画では非常に一般的で知名度の高い存在ですし、吸血鬼が血を吸うと吸われた人間が吸血鬼になる(MTGで言えば吸血能力を得る)というのもそれなりに知られた設定ですから、抱擁を行っている「吸血」と言うのが吸血鬼のことであるというのは疑いようの無い事だと思います。
と言うか、Vampiricを英和辞典等に突っ込むと「吸血鬼の」と出てくるって事もありますしね。翻訳チームが何を意図して吸血鬼の、ではなく吸血の、としたのかは分かりませんが。(想像するならば抱擁シリーズは誰かに抱擁されている事そのものではなく、抱擁されて力を受け取る事を現したカードだと解釈した・・・とかでしょうか)--ACB 2009年10月23日 (金) 07:09 (JST)
稀なあるいは特異な用例を引き合いに出したり、自身の霊感や不確かな記憶を発端として推論を重ねる前に、一度立ち返って、まずは基本的・一般的な語句の意味と開示されている公式情報を調べ照らし合わせるところから始めてはどうでしょう?
まず、「吸血の」と訳されている「vampiric」。
これは「vampire + -ic」で「vampire(吸血鬼)」の形容詞形です。サイクルのほかのカード名を考慮すると、「embrace」しているのは「吸血鬼」に他ないでしょう。先例(吸血の教示者/Vampiric Tutorと吸血の感触/Vampiric Touch)に従った翻訳のために、分かりにくくなっただけですね。
次に、「抱擁」と訳されている「embrace」。
これは「抱擁する、抱く」「抱き合う」の意で、転じて「(森や山などが)周囲を取り巻く、囲む」、抱き締めて離さない→「含む、内包する」「(申し出を)受け入れる」「(機会に)乗じる」という意味を持ちます。そして「宗教」に関する場合、「信奉する、帰依する」の意味で取るのが普通です。だから、辞書的には「(宗教など、大きな力の庇護を)受け入れる」と特に解釈するのは一般的とはいえないですね(「囲まれる」の意で「庇護を受ける」と読むこともできなくはないけど、特異な解釈だけを基準にした判断は危険)。
公式情報を調べれば、「抱擁サイクルがエンチャントされたクリーチャーを既存の別のクリーチャーに変身させる意図をもってデザインされている」ことが分かります。私をクリーチャーにしてカードにまとめたのでそちらを参照して下さい。
では、このサイクルでの「embrace」はというと、上記のデザイン意図から考えて、「モチーフとなったクリーチャーのパワーや能力、概念や構成要素といったものを自身の内に含んでいる、または逆に、そういったものに包まれている」くらいのニュアンスだとみなすのが妥当に思えます(もちろん実際に抱き締められているわけではない)。詩的に「抱擁」と形容していると考えれば、日本語表現としても別段おかしくないものと言えるのではないでしょうか。
最後になりますが「Baron」を「伯爵」と訳すのは安全に誤りです。--ヴぁ 2009年10月23日 (金) 08:47 (JST)
受け入れる、と言う訳がヴぁさんにとってどう一般的ではないと見えたのかはわかりませんが、私は単に辞書に載っていた訳を引っ張ってきただけなのでその点については危険とか私に突っ込まれても答えようが無いです。
上でIPの方も仰っていたように具体的に「何に」抱擁されていたのかと言う話であって、抱擁が具体的に何をしている様子を指すのかと言う話ではないです。確かにそれを引き合いに出したのは私ですが、主題としては「抱擁とは"誰が"行うものか」です。もちろん、翻訳チームがそういったニュアンスを込めて訳したのか、単にサイクルで揃えただけなのかは分かりませんが、有名どころを上げれば1991年発のヴァンパイア・ザ・マスカレードと言う有名な海外RPGがあります。これはヴァンパイア(吸血鬼)を主題に据え、吸血行為を行い同族を増やす事を「抱擁」と名付けています。ヴァンパイアを主のテーマとした作品の絶対数がそう多いわけではないため、誰もが知っているレベルの作品を複数挙げろと言われると困りますが、かと言って「霊感」だの「特異」だのと言われるほどではありません。--ACB 2009年10月23日 (金) 09:27 (JST)
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