サイクリング誘発型能力
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*[[キャントリップ]]の新しいかたちともいえる。「何かするついでに[[ドロー]]」ではなく、「ドロー（[[サイクリング]]）のついでに何かする」という発想の転換。 | *[[キャントリップ]]の新しいかたちともいえる。「何かするついでに[[ドロー]]」ではなく、「ドロー（[[サイクリング]]）のついでに何かする」という発想の転換。 | ||
2009年3月27日 (金) 11:57時点における版
Decree of Justice / 正義の命令 (Ｘ)(Ｘ)(２)(白)(白)
ソーサリー
ソーサリー
白の4/4の飛行を持つ天使(Angel)クリーチャー・トークンをＸ体生成する。
サイクリング(２)(白)（(２)(白),このカードを捨てる：カードを１枚引く。）
あなたが正義の命令をサイクリングしたとき、あなたは(Ｘ)を支払ってもよい。そうした場合、白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンをＸ体生成する。
サイクリング誘発型能力 (Cycle Triggered Abilities)とは、オンスロート・ブロックに登場した、サイクリングしたことを誘発条件とする誘発型能力の俗称。
目次 |
概要
広義には「自身をサイクリングしたときに誘発する能力」と「パーマネントが持つ、他のカードのサイクリング時に誘発する能力」の2種類が存在するが、通常前者のみを指すことが多い。
「サイクリング誘発能力」と言うこともある。
あくまで誘発型能力なので、サイクリングとは別にスタックに乗り、解決される。サイクリング自体はそれがプレイを宣言された時点でスタックに乗るが、「サイクリングしたとき」と言う条件を満たしサイクリング誘発型能力が誘発・スタックに乗るのはプレイの手順が全て完了した後であるため、サイクリング誘発型能力の方が後からスタックに乗る。そのためサイクリングよりも先に解決される。
ルール
この能力は呪文のプレイではないので、呪文を対象とする打ち消し呪文の対象にできない。また、サイクリング誘発型能力を打ち消しても、サイクリング自体が打ち消されることは無い。逆にサイクリングが打ち消された場合も同様である。
- 現在におけるこの能力への対処方法は、もみ消し/Stifle、時間停止/Time Stop、虚空粘/Voidslime、計略縛り/Trickbindのみ。波停機/Stabilizerなどでそもそもサイクリングさせないという手もある。
以下に、「自身をサイクリングしたときに誘発する能力」についての注意を記す。
- この能力は領域変更誘発である。能力は移動先の領域（通常は墓地）で誘発する。
- そのため、特性は墓地でのものが参照される。堕ちたる者の灰/Ashes of the Fallenやイクスリッドの看守/Yixlid Jailerの影響を受ける。
- 虚空の力線/Leyline of the Voidなどがある場合には、能力はゲーム外で誘発する。
- 太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moonの影響下では、能力は誘発しない。ライブラリーに移動した時点でそのカードは非公開情報になり、非公開のオブジェクトの誘発型能力は誘発しないからである。CR:410.2a
- 未来予知/Future Sightなどでそのカードを公開できる状態になっていたとしても、やはり誘発しない。それらの効果では、呪文や能力のプレイ中に公開すべきカードが変化した場合、プレイ完了まで新たなカードは公開されない。CR:217.2e
参考
総合ルール
引用：総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造
