歪める嘆き/Warping Wail

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また[[統率者戦]]では、これまでコンボデッキ相手に為すすべがなかった[[白]]や[[赤]]のデッキにおける貴重な対抗手段にもなる。
 
また[[統率者戦]]では、これまでコンボデッキ相手に為すすべがなかった[[白]]や[[赤]]のデッキにおける貴重な対抗手段にもなる。
 
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*[[MTGアリーナ]]では、[[パイオニア]]が正式導入されたことに伴い[[2025年]]5月10日に実装された<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/mtg-arena/announcing-pioneer Announcing Pioneer on MTG Arena]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038646/ 「パイオニア」MTGアリーナ導入のお知らせ]([[Daily MTG]] [[2025年]]5月5日 [[Dave Finseth]]著)</ref>。
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*[[条件付きカウンターカード]]
 
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*[[魔除け]]
 
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*[[カード個別評価:ゲートウォッチの誓い]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ゲートウォッチの誓い]] - [[アンコモン]]

2025年5月11日 (日) 17:15時点における最新版


Warping Wail / 歪める嘆き (1)(◇)
インスタント

((◇)は無色マナを表す。)
以下から1つを選ぶ。
・パワーかタフネスが1以下のクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
・ソーサリー呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを1体生成する。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」を持つ。


3つのモードを持ち、無色マナを要求するインスタントエルドラージ魔除けと言える。

1番目のモードはパワー1以下またはタフネス1以下のクリーチャー追放。除去できる範囲はそれなりに広く、ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy始まりの木の管理人/Warden of the First Treeなどスタンダード環境の一線級を走るクリーチャーも標的になる。P/Tへのマイナス修整と組み合わせることでさらに範囲を広げることもできる一方、強化によって立ち消える危険性もある点に注意が必要。

2番目のモードはソーサリー呪文への打ち消し手札破壊全体除去など、打ち消したいソーサリーは少なくない。無色で使える被覆/Envelopとも言えるが、このカードは他のモードがあることによって一定の汎用性が担保されているため、被覆に比べてメインデッキから採用しやすくなっている。

3番目のモードはエルドラージ末裔トークンの生成。サイズこそ1/1と小粒だが、ブロック・クリーチャーを追加してコンバット・トリックに、次のターン限定のマナ加速に、布告に対する緊急回避手段に、と多彩な用途がある。これのおかげで、上2つのモードが機能しなくとも完全に腐ることがない、地味ながら貴重なモード。

無色用のマナ基盤を用意する必要はあるものの、相手を選ばず様々な妨害を行える優良カード。

エターナル環境でも無色のマナ基盤が安定したエルドラージDeath & Taxes等のデッキで主にサイドボードから採用される。特に全知実物提示教育ANTのようなコンボデッキは別の勝ち手段としてクリーチャーが用意されることも多く、除去のモードが光る。

また統率者戦では、これまでコンボデッキ相手に為すすべがなかったのデッキにおける貴重な対抗手段にもなる。

[編集] 脚注

  1. Announcing Pioneer on MTG Arena/「パイオニア」MTGアリーナ導入のお知らせDaily MTG 2025年5月5日 Dave Finseth著)

[編集] 参考

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