ドラゴンの餌/Dragon Fodder
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(『ファウンデーションズ』(ビギナーボックス)再録時の状況に沿って加筆・調整しました。) |
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+ | [[ファウンデーションズ]][[ファウンデーションズ#製品ラインナップ|(ビギナーボックス)]]再録後のスタンダードでも、[[ゴブリン_(デッキ)/スタンダード/団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期|ゴブリンデッキ]]や[[ボロス召集]]にて展開手段として採用されることがある。 | ||
*[[マナ・コスト]]と効果から、[[モグの戦争司令官/Mogg War Marshal]]とは小さくない共通点がある。総合的な使い勝手はこちらが若干劣ると言えるか。 | *[[マナ・コスト]]と効果から、[[モグの戦争司令官/Mogg War Marshal]]とは小さくない共通点がある。総合的な使い勝手はこちらが若干劣ると言えるか。 |
2025年5月6日 (火) 01:21時点における版
ゴブリン・クリーチャー・トークンを2体生成するソーサリー。過去のモグの警報/Mogg Alarmや巣穴からの総出/Empty the Warrensと違ってシンプルな効果だが、その分軽い。
2体合わせて2マナ2/2と考えればいわゆる熊相当。このカード単体でも赤のクリーチャーとしては最低限のコスト・パフォーマンスを持っているが、できれば2体展開できる点を生かしたい。また、チャンプブロック用なら、2マナ2/2よりもこちらのほうが便利。
タイプ的効果の恩恵を受けやすいゴブリンということで、ロードや全体強化のお供に使える。また、カード名通り捕食者のドラゴン/Predator Dragonや大食のドラゴン/Voracious Dragonといった貪食クリーチャーの餌など、生け贄ギミックにもうってつけである。
タルキール龍紀伝再録後のスタンダードでは、シナジーを持つカードが多いことから、3マナで3体生み出す軍族童の突発/Hordeling Outburstと共に赤単やアタルカ・レッドに採用された。
ファウンデーションズ(ビギナーボックス)再録後のスタンダードでも、ゴブリンデッキやボロス召集にて展開手段として採用されることがある。
- マナ・コストと効果から、モグの戦争司令官/Mogg War Marshalとは小さくない共通点がある。総合的な使い勝手はこちらが若干劣ると言えるか。
関連カード
- 白になるとインスタントで兵士を出す急報/Raise the Alarm(登場は急報の方が先)、ソーサリーで人間を出し窮地の追加効果を持つ町民の結集/Gather the Townsfolkなどがある。
主な亜種
- クレンコの命令/Krenko's Command - 同型再版。(基本セット2013)
- ゴブリンの扇動者/Goblin Instigator - ETBで1/1トークンを生成する2マナ1/1クリーチャー。(基本セット2019)
- 禁じられた友情/Forbidden Friendship - 片方のトークンが速攻を持つ上位互換。(イコリア:巨獣の棲処)
- 君は二匹のゴブリンを見つけた/You See a Pair of Goblins - 3マナのインスタント。全体強化のモードも持つ。(フォーゴトン・レルム探訪)
- ミシュラの猛攻/Mishra's Onslaught - 1マナ重くなった君は二匹のゴブリンを見つけただが、生成されるトークンがアーティファクト・クリーチャー。(兄弟戦争)
- ゴブリン奇襲/Goblin Surprise - 君は二匹のゴブリンを見つけたの同型再販。(ファウンデーションズ)
- ラルの援軍/Ral's Reinforcements - トークンの色とクリーチャー・タイプのみ異なる、ほぼ同型再版。(機械兵団の進軍)
- 角笛城での結集/Rally at the Hornburg - 白の人間・兵士を2体生成した上で、すべての人間に速攻を与える上位互換。(指輪物語:中つ国の伝承)