その名を言え/Say Its Name
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+ | *特定の手順を踏みつつ名前を複数回呼ぶと幽霊や妖怪が現れるという怪談は洋の東西を問わずポピュラーで、日本でも「こっくりさん」「トイレの花子さん」などが該当する。イラストに鏡が描かれていることを考えると、その名を呼べは「ブラッディ・メアリー」というおまじないに近い。 | ||
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+ | *[[合体カード (俗称)]] | ||
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2024年9月28日 (土) 14:46時点における版
ソーサリー
カード3枚を切削する。その後、あなたの墓地にありクリーチャーや土地であるカード1枚をあなたの手札に戻してもよい。
あなたの墓地にあるこのカードと《その名を言え/Say Its Name》という名前でありこれでないカード2枚を追放する:あなたの墓地や手札やライブラリーから《三度呼ばれ、アルタナク/Altanak, the Thrice-Called》という名前のカード1枚を探し、戦場に出す。これによりあなたのライブラリーからカードを探したなら、ライブラリーを切り直す。起動はソーサリーとしてのみ行う。
切削経由で濾過を行うソーサリー。さらに合体カードの性質を併せ持ち、このカードを墓地に3枚そろえて追放すると三度呼ばれ、アルタナク/Altanak, the Thrice-Calledを呼び出せる。
登場時期が近い蓄え放題/Cache Grabと比較すると「インスタントからソーサリーになり、切削できる枚数が1枚減り、クリーチャーと土地以外のパーマネントは非対応になり、リス関係のボーナスもなくなった」代わりに、「この呪文よりも前から墓地に置かれていたカードも手札に回収できるようになった」形。格別に優秀とはいえないが、単なる濾過呪文としてもそれなりに使える性能である。
しかし、やはり注目すべきはアルタナクを呼び出す起動型能力だろう。これを3回唱えて墓地に3枚そろえるのがフレイバーとしては美しいが、実はこれを唱えるステップは必須ではない。とにかくこれを墓地に3枚そろえれば手段は問わないので、ほかの切削やルーティングなどを併用しても構わない。1回目のその名を呼べでその名を呼べが2枚切削されて、一度呼ばれでアルタナクが飛び出してくることも理論上はあり得る。
ただし、アルタナクは強力なファッティではあるものの除去耐性がなく、戦場に出れば必勝というほどの制圧力はない。4枚制限の都合上、その名を呼べからアルタナクを出せるのは1ゲームに1回限りなので、ほかにも勝ち筋があるデッキ、たとえばリアニメイトなどのサブウェポンとするのが妥当だろう。
- 特定の手順を踏みつつ名前を複数回呼ぶと幽霊や妖怪が現れるという怪談は洋の東西を問わずポピュラーで、日本でも「こっくりさん」「トイレの花子さん」などが該当する。イラストに鏡が描かれていることを考えると、その名を呼べは「ブラッディ・メアリー」というおまじないに近い。