呪われた録画/Cursed Recording
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2024年9月28日 (土) 07:39時点における版
Cursed Recording / 呪われた録画 (2)(赤)(赤)
アーティファクト
アーティファクト
あなたがインスタントやソーサリーである呪文1つを唱えるたび、呪われた録画の上に時間(time)カウンター1個を置く。その後、これの上に7個以上の時間カウンターがあるなら、それらのカウンターを取り除き、これはあなたに20点のダメージを与える。
(T):このターン、あなたが次にインスタントやソーサリーである呪文を唱えたとき、その呪文をコピーする。そのコピーの新しい対象を選んでもよい。
タップ能力で二倍詠唱/Doublecastを内蔵した赤の有色アーティファクト。
やや初期投資は重いものの、設置さえしてしまえば繰り返し呪文をコピーして一切の追加コストがかからないというのは魅力的。タップ・シンボルが含まれるので原則としてターンの往復1回につき1度しかコピー出来ないが、概ね2・3回もコピー出来ればテンポ面の元は十分に取れるだろう。
一方でコピーできる呪文を唱えると時間カウンターが乗り、7個以上になると自分に20点もの特大火力を放つデメリットがある。通常の2人対戦の場合は初期ライフがぴったり吹き飛び、またカード・タイプが一致している場合はこれでコピーしたか否かは参照しない。コピーされた側は唱えられている訳ではないので追加でカウンターが乗ったりはしないものの、実質的に唱えられる呪文の数に制限がつくタイプのデメリットといえる。
対処法は幾つか考えられるが、現実的なのは
- 7個貯まるまでは一切デメリットがないので、貯まる前にコピーを利用して一気に勝利する
- 明滅やバウンスで時間カウンターをリセットする
- 6個貯まったら生け贄に捧げてしまう
- デメリットはダメージとして与えられるので、軽減や置換で無視する
- 貯まりきる直前に対戦相手にコントロールを押しつける
辺り。割と抜け道は多いので、色々なカードとシナジーを発揮してくれる。この手の癖が強いカードの常として本領を発揮するのは構築だが、7枚以上のインスタント・ソーサリーを組み込むことの少ないリミテッドではリスクを最小限に抑えられることもあり、呪文のピック次第で十分なリターンを与えてくれる可能性はあるだろう。