ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
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2023年2月23日 (木) 13:45時点における版
ソーサリー
((青/Φ)は(青)でも2点のライフでも支払うことができる。)
プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの手札を見る。
カードを1枚引く。
マナ・コストがファイレクシア・マナとなったソーサリー版のぞき見/Peek。
ライフ2点を代償とした1枚分のデッキ圧縮と考えれば通りの悪霊/Street Wraithに近いが、これはさらに対戦相手の手札を見ることができるようになっており、大きく強化されていると言える。ストームとの相性がよくなった点もストーム系のコンボデッキであれば利点といえよう。コンボ始動前の安全確認などに役立つ。ライフが貴重な場面では青1マナで唱えることができるのも地味ながら大きな利点。
また、主にコントロール相手に手札を確認しつつデッキ圧縮を行う目的で、ビートダウンデッキに投入するという手もある。ライフの支払いを前提にすれば、青を含まないデッキでも使える上テンポも崩さずに済むので、非常に扱いやすい。
デッキ内のソーサリーを水増しできるということもあり、秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsの他、ルーン唱えの長槍/Runechanter's Pikeなどとの相性が良い。登場時のスタンダードがかなり早い環境であったこともあり、ライフ2点は意外とバカにならず、マナを用いての使用がメインになることも多かった。相手の手札に見たいカードがあるかどうかでも採用率が大きく変わる。
- 自分を対象にすることもできる。対戦相手が神聖の力線/Leyline of Sanctityを出している状況でカードを引いたり、休眠のゴーマゾア/Dormant Gomazoaをアンタップしたりできる。
- 2012年12月にフライデー・ナイト・マジックにてプロモーション・カードが配布された。2011年7月に配布プロモーション・カードのポリシーが変わって以来、初のスタンダード落ちしたブロックからの採用となっている。
禁止・制限
モダン以下の環境では、Super Crazy Zoo、感染、ANTのようなオール・インのコンボデッキにおいて、ほぼ無料で手札を見ることのできるこのカードは、3ターン(2ターン)キルを増加させており、「安すぎるコストでやりすぎ」「ブラフの一部を取り除くとしてゲームプレイに悪影響を与える」ことから、最終的にはモダン、レガシー、パウパーの禁止カード、ヴィンテージの制限カードに指定される。
- 2017年1月20日より、モダンで禁止カードに指定された[1]。
- 2017年4月24日より、ヴィンテージで制限カードに指定された[2]。
- 2018年7月6日より、レガシーで禁止カードに指定された[3]。
- 2019年5月20日より、パウパーで禁止カードに指定された[4]。
脚注
- ↑ January 9, 2017 Banned and Restricted Announcement/2017年1月9日 禁止制限告知(News 2017年1月9日 WotC著)
- ↑ April 24, 2017 Banned and Restricted Announcement/2017年4月24日 禁止制限告知(News 2017年4月24日 Aaron Forsythe著)
- ↑ July 2, 2018 Banned and Restricted Update/2018年7月2日 禁止制限告知(News 2018年7月2日 Ian Duke著)
- ↑ May 20, 2019 Banned and Restricted Announcement/2019年5月20日 禁止制限告知(News 2019年5月20日 Ian Duke著)
参考
- ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ファイレクシア陣営 - コモン