影槍/Shadowspear
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2023年1月21日 (土) 22:28時点における版
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+1/+1の修整を受けトランプルと絆魂を持つ。
(1):ターン終了時まで、対戦相手がコントロールしているパーマネントは呪禁と破壊不能を失う。
装備(2)
エルズペス/Elspethが悪夢の中で手に入れた新たな武器。P/T修整とトランプルと絆魂を付与する伝説の装備品で、呪禁と破壊不能を失わせる起動型能力も持つ。
装備品としては小型ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammerとでも言うべき性能で、よほど負けている盤面でなければダメージレースを大きく有利に傾かせることができる。パワー修整は最低限ながらも、唱えて装備まで合計3マナと軽くなっており、テンポ面で優れている。攻撃後にブロッカーに付け替えて攻守両面で使う方法も取りやすい。
対戦相手のパーマネントから呪禁と破壊不能を失わせる起動型能力も持ち、破壊不能を持つテーロス/Therosの神々に対してはストーリー通り「神さえも殺し得る槍」として機能する。なお、起動型能力は影槍自身が持つものであり、影槍がクリーチャーに装備されていなくても起動できるため、ノンクリーチャーやそれに近いデッキでも起動型能力を目当てに採用できる。起動コストの軽さも相まって、呪禁や破壊不能を持つクリーチャーを主力としたデッキに対してどの色でも使える対策カードとしてサイドボード候補になるだろう。
リミテッドでは非常に強力なレア。適当な脱出持ちに装備させてリソース交換を繰り返すだけで押し切れてしまうことも少なくないだろう。神や夢さらい/Dream Trawlerなど、対処の難しい脅威への対抗策を自然と用意できるのも高得点。デッキカラーやデッキタイプを選ばないこともあり、見たら必ずピックすべきカードの一つ。
モダンでは、ハンマータイムの定番パーツのひとつであり、ウルザの物語/Urza's Sagaや石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticが採用されるデッキでよく採用候補になる。特にウルザの物語/Urza's Sagaは、II章で大型のトークンを生成し、III章でこれをサーチできるため非常に相性がよく、エターナルでも同カードが採用されるデッキではシルバーバレットに用いられることがある。
ストーリー
影槍/Shadowspearは、死の国/The Underworldにいるエルズペス・ティレル/Elspeth Tirelが手に入れた新たな武器(イラスト)。
死の国にまで届くアショク/Ashiokの悪夢により、エルズペスは毎晩自らの過去に苛まれていた。だがアショクの悪夢を具現化する力が、思わぬ形で作用した――エルズペスはヘリオッド/Heliodの槍クルソー/Khrusorの影を掴み取り、現実の世界へ持ち出したのだ。
光の戦士のための闇の武器。