小走り犬/Scuttlemutt
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2022年9月17日 (土) 15:33時点における版
Scuttlemutt / 小走り犬 (3)
アーティファクト クリーチャー — カカシ(Scarecrow)
アーティファクト クリーチャー — カカシ(Scarecrow)
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
(T):クリーチャー1体を対象とする。色1色か色複数を選ぶ。ターン終了時まで、それはその選ばれた色になる。
好きな色のマナを生み出せるマナ能力に加えて、クリーチャーの色を変える能力を持つカカシ。
これだけメリット能力が付いたアーティファクト・クリーチャーにしては、3マナ2/2とクリーチャーとしての性能も悪くない。
シャドウムーア・ブロックのリミテッドではマナ基盤を安定させつつ戦闘要員となるため優秀。2番目の能力も、亜神オーラやしもべサイクルの恩恵を受けさせたりと様々な使い方が考えられる。5色を選ぶこともできるため合同勝利/Coalition Victoryも狙える。
基本セット2020に再録。こちらでもマナ・クリーチャーとしてはもちろん、敬虔な命令/Devout Decreeなどの色対策カードやプロテクションを持ったクリーチャーと組み合わせたり、あるいはそれらに対する対策として採用できる。
- 読みは「こばしりいぬ」(イラスト)。
- カード名の「mutt」は、「muttonhead」の短縮形であり「バカ」「のろま」「雑種のバカ犬」といった軽蔑語である。日本語版だと「ちょこちょこ走り回る犬」という可愛い姿が想像されるが、クリーチャー・タイプに犬(当時は猟犬)を含まないことや、暗く残酷な世界であるシャドウムーア/Shadowmoorの設定を踏まえるに「急いでもやっぱり遅いのろま」という悪口のようなニュアンスが正しい。
- ちなみにmuttの部分は、ドイツ語版やポルトガル語版などでは「バカ」や「道化」の意味で訳されている。中国語版では「草人(カカシ)」となっているが、これはカカシが「突っ立っているだけの役立たず」という侮蔑に使われることを踏まえた意訳と考えられる。
関連カード
- マナリス/Manalith - クリーチャーではない3マナのマナ・アーティファクトの基本。(基本セット2012)
- 合金のマイア/Alloy Myr - 2つ目の能力が無い下位互換。(新たなるファイレクシア)
- 乳白色の一角獣/Opaline Unicorn - 合金のマイアより更にパワーが1低い下位互換。(テーロス)