アーチエネミー戦
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各プレイヤーがそれぞれに計略デッキを持った無差別戦を行なうという選択ルールが存在する。このルールでは「複数への攻撃」選択ルールを用い、他の多人数戦用選択ルールは用いない。 | 各プレイヤーがそれぞれに計略デッキを持った無差別戦を行なうという選択ルールが存在する。このルールでは「複数への攻撃」選択ルールを用い、他の多人数戦用選択ルールは用いない。 | ||
2019年6月29日 (土) 18:58時点における版
アーチエネミー戦/Archenemyは、総合ルールで定められているカジュアル変種ルールの一つ。
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解説
一対多の特殊な多人数戦が前提のフォーマットである。プレイヤーは魔王とその他のプレイヤーからなる2つのチームに分かれてゲームを行う。
ルール
構築ルール
魔王は通常のデッキ構築ルールに則って構築したデッキ1つの他に、20枚以上の計略カードからなる計略デッキを1つ用意する。計略デッキには同じ名前を持つカードは2枚までしか入れることはできない。
ゲームルール
- 多人数戦の変種ルール「チーム対抗戦」を用い、選択ルール「複数への攻撃」と「共有チーム・ターン」を使用する。他の選択ルールは使用しない。
- 一方のチームは1人のプレイヤーからなり、そのプレイヤーを魔王と呼ぶ。
- 他方のチームは何人のプレイヤーからなっていてもよい。
- 魔王には初期ライフ40点や、計略デッキといったアドバンテージが与えられる。
- 魔王の先攻でゲームが開始。先攻でもドロー・ステップにカードを引くことができる。
- 魔王は、自身の第1メイン・フェイズの開始時に、計略デッキの一番上を実行中にする。持続でない計略の誘発型能力の解決が終わったら、状況起因処理で計略デッキの一番下に置かれる。
- 多数側はターンを共有する。アンタップ、ドロー、戦闘はチームのターンとして1度に行うが、マナ・ライフ・手札などのリソースは共有されない。
- 多数側チームのプレイヤーが負けた場合、そのプレイヤーがオーナーであるオブジェクトは取り除かれる。
- 多数側チームの全滅か魔王の敗北によって勝敗が決まる。
魔界大決戦
各プレイヤーがそれぞれに計略デッキを持った無差別戦を行なうという選択ルールが存在する。このルールでは「複数への攻撃」選択ルールを用い、他の多人数戦用選択ルールは用いない。
このゲームでは全てのプレイヤーが魔王であり、通常の無差別戦と同じように、開始プレイヤーは無作為に決定される。それ以外の、魔王戦のゲームで魔王に適用されるルールは、魔界大決戦のゲームでは全てのプレイヤーに適用される。
専用セット
2010年6月発売。魔王用のデッキと計略カードが入った4種類の製品が発売された。
2017年6月発売。アモンケット・ブロックの ニコル・ボーラス/Nicol Bolasとゲートウォッチ/The Gatewatchの戦いを表現したセットで、魔王用のデッキ1つと計略カード、対するチーム用のデッキ3つで構成された製品。
その他
- 公式ルールの訳語は2010年6月に制定された際はアーチエネミーだったが、2011年5月の総合ルール更新の際、魔王戦に変更された。さらに2012年2月に現在の訳に変更になった。英語では最初から変わらずArchenemyであり、ルール自体も大幅な更新は無い。