時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler
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2019年5月21日 (火) 22:42時点における版
プレインズウォーカーとしては4枚目のテフェリー。対戦相手が呪文を唱えられるタイミングを制限する常在型能力と、ソーサリー呪文のインスタントプレイ許可、パーマネントのバウンス&ドローの2種類の忠誠度能力を持つ。伝説のクリーチャーとしてカード化されたザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfirの面影を残している。
- 常在型能力
- ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfirと同様に、対戦相手にソーサリー・タイミングでの行動を強いる。
- このカードの中心となる能力で、打ち消しの無力化をはじめとした対コントロール向けの能力。荒野の再生/Wilderness Reclamationを中心とするターボネクサスに対しても効果的。
- ザルファーの魔道士、テフェリーと比べても、3マナと格段に軽いのは大きな強み。
- +1能力
- 1ターンの間、ソーサリー呪文のインスタントプレイを可能にする。
- 全体除去や手札破壊を対戦相手のターンに撃てるのは有用ではあるが、他2つの能力と比べるといささか地味で、忠誠度を上げるためだけに使う場面も多い。この能力があるからといって、無理にデッキのソーサリー比率を高くする必要はない。
- -3能力
- アーティファクトかクリーチャーかエンチャントのバウンス+ドロー。
- テンポ・アドバンテージとカード・アドバンテージに直結する、シンプルながら優秀な能力。
3マナでバウンス+ドローのソーサリーとして考えてもそれなりで、しかも生き残り続ける限り常在型能力による妨害を行える強力なプレインズウォーカー。登場時のスタンダードでは、各種プレインズウォーカー・コントロールからエスパー・ミッドレンジやバント・ミッドレンジといったミッドレンジデッキに至るまで、幅広く使われている。
ルール
- 常在型能力
- 何らかの効果が対戦相手にインスタント・タイミングで呪文を唱えることを認めていたとしても、この能力による制限の方が優先される。マジックの黄金律も参照。
- 約束の終焉/Finale of Promiseのような「呪文や能力の解決中に、効果によって他の呪文を唱える行為」も、ソーサリー・タイミングではないため行えなくなるので注意。
- -3能力
- 「最大」1つなので、対象を取らずに起動することも適正である。その場合、解決時には単にカードを1枚引く。
- 対象を取って起動し、その対象が解決時までに不正な対象になっていた場合、この能力は解決されず、カードを引くこともできない。
関連カード
- ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir
- 時間の大魔道士、テフェリー/Teferi, Temporal Archmage
- ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria
- 時を曲げる者、テフェリー/Teferi, Timebender
- 時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler
- 時の支配者、テフェリー/Teferi, Master of Time
- 時を超える旅行者、テフェリー/Teferi, Timeless Voyager
- 日没を遅らせる者、テフェリー/Teferi, Who Slows the Sunset
- 時間の旅人、テフェリー/Teferi, Temporal Pilgrim
- ザルファーのテフェリー・アコサ/Teferi Akosa of Zhalfir
開発秘話
テフェリーはゲートウォッチ/The Gatewatchの一員であることからレアになり、3つの能力を持つことが決まった。常在型能力とプラス能力は彼の時間操作能力を表すものとなり、マイナス能力は白青の得意とするコントロール戦略と噛み合うものとなった。最終的にこのカードは青単色に近いデザインとなったが、開発部はカード全体としての動きが気に入っており、かつテフェリーを白青にしたかったことから、そのまま印刷に至った[1]。
ストーリー
ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの計画を阻止するため、ゲートウォッチ/The Gatewatchの仲間たちとともにラヴニカ/Ravnicaへと渡ったテフェリー/Teferi。
詳細はテフェリー/Teferiを参照。