ミラーリ予想/The Mirari Conjecture
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数学においては「予想」(conjecture) という語は、真であると思われてはいるが、いまだに真であるとも偽であるとも証明されていない命題を指す。例としては、リーマン予想、ゴールドバッハの予想、P≠NP予想がある。 | 数学においては「予想」(conjecture) という語は、真であると思われてはいるが、いまだに真であるとも偽であるとも証明されていない命題を指す。例としては、リーマン予想、ゴールドバッハの予想、P≠NP予想がある。 | ||
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2019年2月28日 (木) 07:16時点における版
近代のトレイリア/Tolaria学者たちによって立てられた、ミラーリ/Mirariの能力に関する仮説形式の英雄譚。
- I-
- IからIIにかけては復習/Relearnの効果が分割して発生、まずはインスタントが墓地から手札に戻る。
- III-
- 最終章ではミラーリ/Mirariの効果が発生。1ターン限定ではあるが、こちらは呪文のコピーにマナがかからない。能力が自己完結しているため、手札が空の状態で始めてもある程度の効果を期待できる。
第III章に向けてしっかりと下準備をすることで、ゲームを決められるほどのポテンシャルを持つ。設置に5マナ、第III章はそれから2ターン後になるためコンボ向けというよりは低速デッキの息切れ防止や、カード・アドバンテージを稼ぐ役割の方が向いていると言える。ただ、同セットにはお誂えとばかりにキッカーすることで10点火力となる火による戦い/Fight with Fireが収録されているため、リミテッドで一撃必殺を狙ってみるのも一考に値する。
スタンダードでは、ターボネクサスに1枚挿しされる場合がある。ローテーション後は、ミラーリ予想で栄光の好機/Chance for Gloryと自然のらせん/Nature's Spiralを回収して無限ターンを狙うレインボーリッチというコンボデッキが登場した。
ストーリー
ミラーリ予想/The Mirari Conjectureは、オデッセイ・ブロックとオンスロート・ブロックでミラーリ/Mirariが関係した事件そのものを描いた英雄譚ではなく、現代のトレイリア/Tolariaの学者がミラーリを研究し、その効果を追跡調査する物語を描いている。イラストの地図には測定を行った場所と監察結果が記されている。カード・メカニズムとしては、魔術師たちがミラーリの真相に迫っていき、最終章で遂にミラーリの魔法的性質を解き明かすという成果をあげるまでの物語となっている。[1]
ミラーリ予想の地図はミラーリが災厄をもたらした場所に小さい菱形が描かれている。右上から時計回りにオーダー/The Orderの城塞、海の帝国/Mer Empireの首都、カバル市/Cabal City、パーディック山脈/Pardic Mountains、クローサ/Krosaの森の5か所[2]で、オデッセイ・ブロックで戦いや破滅がもたらされている。小さい三角の位置はミラーリの災厄とは関係ないタミンガジン/Tamingazinの魔道学院/The Institute of Arcane Studyである。
名称
数学においては「予想」(conjecture) という語は、真であると思われてはいるが、いまだに真であるとも偽であるとも証明されていない命題を指す。例としては、リーマン予想、ゴールドバッハの予想、P≠NP予想がある。
予想がもし真であると証明されれば「定理」と呼ばれるようになる。[3]
関連カード
脚注
- ↑ Dominaria Card of the Day:The Mirari Conjecture(英語)
- ↑ The Magic Story Podcast: Otaria and The Cabal
- ↑ 数学用語:予想(Wikipedia)