ネコルーの女王、ワシトラ/Wasitora, Nekoru Queen
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(登場小説の発刊は2002年からなので年数を修正) |
Merrow No.04 (トーク | 投稿記録) 細 |
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*作中ではWasitoraは「eagle-tiger(鷲虎)」、Nekoruは「cat-dragon(猫竜)」を意味する言葉であると説明されており、いずれも日本語に由来するネーミングであることが分かる。 | *作中ではWasitoraは「eagle-tiger(鷲虎)」、Nekoruは「cat-dragon(猫竜)」を意味する言葉であると説明されており、いずれも日本語に由来するネーミングであることが分かる。 |
2018年4月18日 (水) 02:43時点における版
伝説のクリーチャー — 猫(Cat) ドラゴン(Dragon)
飛行、トランプル
ネコルーの女王、ワシトラがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。そうできないなら、あなたは飛行を持つ黒であり赤であり緑である3/3の猫(Cat)・ドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
レジェンドの小説シリーズ、Assassin's Blade・Emperor's Fist・Champion's Trialに登場したキャラクターが10年以上を経てカード化。布告もしくは飛行を持つ3/3のトークンを生成するサボタージュ能力を持つ伝説の猫・ドラゴン。
飛行とトランプルを持つため攻撃を通しやすく、サボタージュ能力を誘発させやすい。相手がクリーチャーをコントロールしているかに限らずボード・アドバンテージを得ることが確定しているため、状況に依らず使いやすい。また、始祖ドラゴン/The Ur-Dragonのようなドラゴンの数が重要になる統率者との相性も良好。
- 小説では6匹の子供がいる(うち生き延びたのは5匹)ため、トークン・カード(参考)に描かれているのはその子猫だと考えられる。名前はそれぞれPeribet、Sindoya、Hayokai、Kubiho、Tsukikage、Maigoyume。
開発秘話
統率者2017には元々、複数の構築済みデッキに入るアンコモンのサイクルを作るという計画があった。当初変わり身/Changeling(多相持ち)だったこのサイクルは、2つのクリーチャー・タイプを持つクリーチャーとして検討し直されることとなったが、猫・ドラゴンという組み合わせはあまりに奇妙で、実現困難に思われた。
だがクリエイティブ・チームのKelly Diggesに問い合わせた結果、マジックにはすでにワシトラという猫・ドラゴンのキャラクターが存在していることが判明。ワシトラを伝説のクリーチャーとしてドラゴンの支配/Draconic Dominationに収録し、その同胞である緑の猫・ドラゴンを猫の獰猛/Feline Ferocityとドラゴンの支配の両方に収録する運びとなった。結局、事の発端であるサイクルはデベロップの段階でカットされてしまったものの、ワシトラは単体でも十分に魅力的なカードとして残されることになった[1]。
ストーリー
ワシトラ/Wasitoraはドミナリア/Dominariaのジャムーラ/Jamuraa大陸に存在する、マダラ帝国/Madaran Empireのネコルー/Nekoru(猫とドラゴンの特徴を併せ持つ種族)。マダラ帝国最高の闘士テツオ・ウメザワ/Tetsuo Umezawaと合意に達し、美味な魚と引き換えにセカナ村/Sekanaの守護者となった。テツオがニコル・ボーラスを打倒した後は、彼女の子孫がかつてのマダラ帝国の領土を支配していった[2]。
- 作中ではWasitoraは「eagle-tiger(鷲虎)」、Nekoruは「cat-dragon(猫竜)」を意味する言葉であると説明されており、いずれも日本語に由来するネーミングであることが分かる。
参考
- ↑ Dragons, Dragons, and . . . Cat Dragons/ドラゴン、ドラゴン......猫ドラゴン(Feature 2017年8月8日 Gavin Verhey著)
- ↑ 『統率者(2017年版)』(伝説のクリーチャーの紹介)