Miss Demeanor
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実用性で言うと、まあまあ[[コスト・パフォーマンス]]は悪くなく、[[リミテッド]]などであれば十分に戦力になる。しかしこのペナルティ能力のせいで、「発言[[誘発]]」をとられかねないし、これに頭を使って肝心のプレイングがお粗末になる可能性もあるため、あまり長時間は使いたくない[[カード]]。同じく3/1で[[飛行]]と[[先制攻撃]]を持つ[[尖塔のロック鳥/Steeple Roc]]と比較して、このペナルティ能力が適正なのかは意見が分かれるところだろう。 | 実用性で言うと、まあまあ[[コスト・パフォーマンス]]は悪くなく、[[リミテッド]]などであれば十分に戦力になる。しかしこのペナルティ能力のせいで、「発言[[誘発]]」をとられかねないし、これに頭を使って肝心のプレイングがお粗末になる可能性もあるため、あまり長時間は使いたくない[[カード]]。同じく3/1で[[飛行]]と[[先制攻撃]]を持つ[[尖塔のロック鳥/Steeple Roc]]と比較して、このペナルティ能力が適正なのかは意見が分かれるところだろう。 |
2018年1月6日 (土) 11:55時点における版
クリーチャー — (Lady) (of) (Proper) (Etiquette)
飛行、先制攻撃
他のプレイヤーのアップキープの開始時に、あなたはそのプレイヤーのゲームプレイを褒めてもよい。そうしなかったなら、Miss Demeanorを生け贄に捧げる。
WHISPERのテキストは最新のオラクルに未対応です。最新のオラクル対訳は「他の各プレイヤーのアップキープ開始時に、あなたはそのプレイヤーのゲームプレイを褒めてもよい。そうしない場合、Miss Demeanorを生け贄に捧げる。」です。
意外ときついペナルティ能力がついているクリーチャー。対戦相手のプレイングを褒めたたえなければ維持できない。
「褒める」にルール上の厳密な定義はないため、極端に言えば適当に「いいね」とでも言っておけばそれでよい、といえなくもない。しかしここはやはりお上品なおば様という呼び名にふさわしく、優しい笑顔と美しい言葉とを用いて、相手のどのプレイがどのように素晴らしかったのかを具体的に褒めたたえなければならない、と解釈すべきだろう。たとえ対戦相手のプレイングが悪手ばかりであろうと、嫌味にならない程度にフォローして美点を見つけて褒めてあげるのが紳士淑女のマナーなのだ。
実用性で言うと、まあまあコスト・パフォーマンスは悪くなく、リミテッドなどであれば十分に戦力になる。しかしこのペナルティ能力のせいで、「発言誘発」をとられかねないし、これに頭を使って肝心のプレイングがお粗末になる可能性もあるため、あまり長時間は使いたくないカード。同じく3/1で飛行と先制攻撃を持つ尖塔のロック鳥/Steeple Rocと比較して、このペナルティ能力が適正なのかは意見が分かれるところだろう。
- イラストを見ると天使のように見えるが、クリーチャー・タイプはお上品なおば様と独特のものになっている。2007年9月サブタイプ変更に伴い銀枠専用クリーチャー・タイプがリストから除外される前は、霧衣の究極体/Mistform Ultimusの話題のネタとなっていた。
- 印刷時は対戦相手のターン中ずっと褒め続けないといけなかったが、2017年12月のオラクル更新により常在型能力からアップキープ毎の誘発型能力に変更され、1回だけ褒めればよく格段に維持がしやすくなった。
フレイバー・テキスト
Even war can be civil.
直訳すると、「戦争ですらもcivilになれる」。“civil”は「礼儀正しい」「市民の」などという意味であるため、「戦争ですらも礼儀正しくなれる(のだから、あなたも常に礼儀正しくなさい)」というような意味に読める。
実際、"civil war" という言葉がある。当然、礼儀正しい戦争という意味ではなく、市民同士の戦争すなわち「内戦」の意。アメリカでは、固有名詞として、南北戦争を指すことも多い。
日本語仮訳はさすがにそこまでのジョークは再現しきれず、ニュアンスだけを取り出した訳を当てている。
戦争時であっても礼儀正しく。