不気味な徘徊者/Grim Strider
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
1行: | 1行: | ||
{{#card:Grim Strider}} | {{#card:Grim Strider}} | ||
− | + | 4[[マナ]]6/6と優れた[[マナレシオ]]を持つが、[[自分]]の[[手札]]にある[[カード]]の数だけマイナス[[修整]]を受けてしまう[[ホラー]]。 | |
+ | |||
+ | [[能力]]は登場時点の[[スタンダード]]で共存する[[ゲラルフの傑作/Geralf's Masterpiece]]を思い起こさせる。自ら[[ディスカード]]して手札に戻る能力や飛行こそないが、[[色]]が変わって[[軽い|軽く]]なったことで、手札を高速で消費する[[アグロ]]向きの性能へと大きく趣を変えている。手札を0~1枚に抑えられれば高いマナレシオを誇る優良クリーチャーとなるが、最大サイズでも[[バニラ]]であることには変わりないため過信は禁物。 | ||
+ | |||
+ | [[リミテッド]]ではディスカードの[[シナジー]]を重視した[[デッキ]]ならば出番はある。ただし他のディスカードシナジーのカードと違い、手札が減らない[[サイクリング]]とはさほど相性が良くないことに注意。[[構築]]でも同様のコンセプトのデッキが成立すれば可能性はある。 | ||
+ | |||
+ | *[[暗記+記憶/Commit+Memory|記憶/Memory]]を撃たれると即死してしまうのはご愛敬。 | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== |
2017年6月30日 (金) 15:16時点における版
4マナ6/6と優れたマナレシオを持つが、自分の手札にあるカードの数だけマイナス修整を受けてしまうホラー。
能力は登場時点のスタンダードで共存するゲラルフの傑作/Geralf's Masterpieceを思い起こさせる。自らディスカードして手札に戻る能力や飛行こそないが、色が変わって軽くなったことで、手札を高速で消費するアグロ向きの性能へと大きく趣を変えている。手札を0~1枚に抑えられれば高いマナレシオを誇る優良クリーチャーとなるが、最大サイズでもバニラであることには変わりないため過信は禁物。
リミテッドではディスカードのシナジーを重視したデッキならば出番はある。ただし他のディスカードシナジーのカードと違い、手札が減らないサイクリングとはさほど相性が良くないことに注意。構築でも同様のコンセプトのデッキが成立すれば可能性はある。
- 記憶/Memoryを撃たれると即死してしまうのはご愛敬。
ストーリー
アモンケット/Amonkhetの砂漠を徘徊する正体不明の怪物。菱形の一つ目、仮面のような骨の顔、2本の角、異様に長い手足を持ち、その影のような身体は神々よりも大きい(イラスト)。
その視界に捕らわれた者は全身から力が抜けて動けなくなり、触れられれば瞬時に萎びて朽ち果てる。かつてサムト/Samut、デジェル/Djeru、ナクト/Nakhtの3人がヘクマ/The Hekmaの外に出たとき、ナクトがこの怪物の犠牲となった[1]。
「子供の頃ヘクマの遥か向こうを何かが歩いているのを見た。影のようにおぼろで神々よりも大きかった。今でも夢に見ることがある。」
脚注
- ↑ Trespass/侵入(Magic Story 2017年5月10日 Michael Yichao著)