ケアヴェクの火吹き/Kaervek's Torch
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2008年3月8日 (土) 18:18時点における版
Kaervek's Torch / ケアヴェクの火吹き (X)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
ケアヴェクの火吹きがスタックに積まれているかぎり、それを対象とする呪文はそれを唱えるためのコストが(2)多くなる。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ケアヴェクの火吹きはそれにX点のダメージを与える。
ミラージュにおけるおまけ付きX火力(猛火/Blazeの上位互換)で、カウンターされにくくなっている。
X火力の中でも、特にコンボデッキにおいて力を発揮するカードである。 打ち消し呪文には勿論の事、以下のような呪文に対してもきっちり追加コストを要求する点が心強い。
- 誤った指図/Misdirection(対象変更)
- 徴用/Commandeer(乗っ取り)
- 双つ術/Twincast(コピー)
相手のマナ基盤が整った後では相対的に威力は低下するが、序盤の決め手としての安定感は他の追随を許さない。 現在チャネルボールを組むのならば、火の玉/Fireballに取って代わるだろう。
ディセンションでは、そのものずばり「打ち消されない」能力を持つ悪魔火/Demonfireが登場した(但し、暴勇状態下でのみ)。
メタゲームにも拠るが、ビートダウン・バーン・コントロールのようなデッキでは、こちらの方が使いやすいかもしれない。
ミラージュでの登場当時のテキストでは、インタラプトのみが能力の適用範囲だった。 現在は「ケアヴェクの火吹き」を対象とする呪文の全てに追加コストを要求する。
- 神秘の蛇/Mystic Snake、吸収するウェルク/Draining Whelk、造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savantなどが持つ能力は、場に出た後に発生する誘発型能力であるため、追加コストを払うことなくケアヴェクの火吹きを対象にすることができる。
果敢な弟子/Daring Apprenticeも同様で、こちらは起動型能力。追加コストを要求されるのはあくまでも「呪文」のみである。