驚恐の目覚め/Startled Awake
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+ | 弱点はやはりクリーチャーとして攻撃し、戦闘ダメージを与える必要があるという点。[[第2面]]は[[潜伏]]を持つとはいえ、[[イニストラードを覆う影]]には[[パワー]]1の[[スピリット]]や[[吸血鬼]]・[[トークン]]を出すカードが多く、なかなか[[本体]]まで攻撃が届かない場合もある。 | ||
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+ | *墓地から何度でも戦場に戻れるという点を利用して、繰り返し[[チャンプブロック]]したり[[生け贄に捧げる]]こともできるが、マナがかかるため効率は悪い。 | ||
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+ | ==ルール== | ||
+ | *ソーサリー・カードが[[戦場に出る]]ことはない。({{CR|307.4}}) | ||
+ | **何らかの[[効果]]が絶え間ない悪夢を[[追放]]し、その後戦場に戻すように指示したなら、追放されたカードは[[表向き]]のまま追放[[領域]]に残る。その効果が、追放されたカードを[[変身]]させた状態で戦場に出すように指示したなら、追放されたカードは絶え間ない悪夢として戦場に戻る。 | ||
+ | **何らかの効果が絶え間ない悪夢を変身させるように指示したなら、その指示は無視する。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016607/ 影を追う その1]/[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/chasing-shadows-part-1-2016-03-14 Chasing Shadows Part1](Making Magic 2016年3月14日 [[Mark Rosewater]]著) | *[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016607/ 影を追う その1]/[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/chasing-shadows-part-1-2016-03-14 Chasing Shadows Part1](Making Magic 2016年3月14日 [[Mark Rosewater]]著) | ||
+ | *[[ライブラリー破壊カード]] | ||
*[[墓地にある間に機能する能力を持つカード]] | *[[墓地にある間に機能する能力を持つカード]] | ||
*[[カード個別評価:イニストラードを覆う影]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:イニストラードを覆う影]] - [[神話レア]] |
2016年5月19日 (木) 20:00時点における版
Startled Awake / 驚恐の目覚め (2)(青)(青)
ソーサリー
〔青〕 クリーチャー — ナイトメア(Nightmare)
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカード13枚を切削する。
(3)(青)(青):あなたの墓地から驚恐の目覚めを変身させた状態で戦場に出す。起動はソーサリーとしてのみ行う。
〔青〕 クリーチャー — ナイトメア(Nightmare)
潜伏(このクリーチャーは、これより大きなパワーを持つクリーチャーによってはブロックされない。)
絶え間ない悪夢がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたとき、これをオーナーの手札に戻す。
初のパーマネント・タイプでないカード・タイプを持つ両面カード。
このカードを使う場合、普通は次の手順を繰り返すことになるだろう。
つまり役割としては繰り返し使えるライブラリー破壊呪文である。マナはかかるがその分一度に削れる枚数は多い。マナ・コストと能力の起動コスト、合わせて9マナごとに13枚と考えると石臼/Millstoneなどと比べても効率は良い。
弱点はやはりクリーチャーとして攻撃し、戦闘ダメージを与える必要があるという点。第2面は潜伏を持つとはいえ、イニストラードを覆う影にはパワー1のスピリットや吸血鬼・トークンを出すカードが多く、なかなか本体まで攻撃が届かない場合もある。
ルール
参考
- 影を追う その1/Chasing Shadows Part1(Making Magic 2016年3月14日 Mark Rosewater著)
- ライブラリー破壊カード
- 墓地にある間に機能する能力を持つカード
- カード個別評価:イニストラードを覆う影 - 神話レア