当て逃げ
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2015年10月5日 (月) 09:15時点における版
当て逃げは、戦闘ダメージの割り振りがスタックに置かれていた時期に使われていた戦闘のテクニック。基本セット2010登場時のルール改訂により、戦闘ダメージの処理にスタックを使わなくなったため、現在のルールでは当て逃げができない。
クリーチャーの戦闘ダメージの割り振りがスタックに置かれた後、その解決前に自身のクリーチャーを戦場以外の領域に移動することで、対戦相手のクリーチャーに対して一方的に戦闘ダメージを与えることができた。
バウンスによるものが一般的だが、霊体の地滑り/Astral Slideのように一時的に戦場を離れた後、コストなしで戦場に戻ってくる手法は特に強力。青のクリーチャーの中には、パリンクロン/Palinchronや虹のイフリート/Rainbow Efreetのように自身の能力だけで当て逃げを行うことができるものも多い。
- ダメージを受けようとしているクリーチャーを墓地に移動させてしまうものは、それがコストとして生け贄に捧げる(例:桜族の長老/Sakura-Tribe Elder)などの場合を除き、当て逃げとは言わない場合が多い。何故なら当て逃げしなかったらしなかったで戦闘ダメージを受けて破壊されたりしてしまってどの道変わらないからである。
- 「コストとして生け贄に捧げる」当て逃げが特に有効であった例の一つがモグの狂信者/Mogg Fanaticである。「モグの狂信者でタフネス2のクリーチャーをブロックして1点の戦闘ダメージをスタックに乗せ、対応して自身を生け贄に捧げてもう1点ダメージを与える」などの挙動が可能だった。