Modern Masters
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
13行: | 13行: | ||
==概要== | ==概要== | ||
− | [[Aaron Forsythe]]によれば、モダンに必須なカードを再録する試みは[[ラヴニカへの回帰]]の[[ショックランド]] | + | [[Aaron Forsythe]]によれば、モダンに必須なカードを再録する試みは[[ラヴニカへの回帰]]の[[ショックランド]]など行われているが、スタンダードに参入させるには強力すぎるカードを再録する事はできなかった(例えば[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]は何度も再録の検討がされたが、その都度却下された)。別の方法として、[[デュエルデッキ]]、[[統率者 (カードセット)|統率者]]や[[Planechase|プレインチェイス]]など[[多人数戦]]用のセット、あるいは[[From the Vault]]があったが、特定のカードを手に入れるためには非効率な事、商品本来の役割とは違う購入が増える事や[[プレミアム・カード]]を好まないプレイヤーもいる事から解決策とはなっていなかった。結果、[[Magic Online]]の[[マスターズ・エディション シリーズ]]を参考にこのセットが発売される事になった。 |
<!--発売後、[[モダン]][[フォーマット]]の参加者が3倍以上に膨れ上がり、それから[[Modern Event Deck]]を発売した。--> | <!--発売後、[[モダン]][[フォーマット]]の参加者が3倍以上に膨れ上がり、それから[[Modern Event Deck]]を発売した。--> | ||
*全229枚の、モダンで使用可能な再録カード。 | *全229枚の、モダンで使用可能な再録カード。 | ||
− | *多くが新たな[[イラスト]] | + | *多くが新たな[[絵|イラスト]]での再録([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1250 参考])。 |
*[[第8版]]から[[アラーラ再誕]]までのセットから再録。元のセットとは[[稀少度]]が異なるカードも存在する。 | *[[第8版]]から[[アラーラ再誕]]までのセットから再録。元のセットとは[[稀少度]]が異なるカードも存在する。 | ||
**一部のカードはModern Mastersで初めて[[コモン]]として収録されており、それらのカードはModern Mastersの登場によって[[Pauper]]で使用可能になった。 | **一部のカードはModern Mastersで初めて[[コモン]]として収録されており、それらのカードはModern Mastersの登場によって[[Pauper]]で使用可能になった。 | ||
− | *今まで印刷されていない[[トークン・カード]] | + | *今まで印刷されていない[[トークン・カード]]の収録([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1244 参考])。 |
− | * | + | *1箱24パック入り([[ブースター・ドラフト]]8人卓でちょうど使い切る数)であり、[[基本土地]]が封入されていないかわりに、各パックに必ず1枚[[プレミアム・カード]]が封入されている。 |
− | *ドラフトなどの[[リミテッド]]でも遊ぶことも可能。[[世界選手権13]]と[[グランプリラスベガス13]]で採用される。 | + | *ドラフトなどの[[リミテッド]]でも遊ぶことも可能。[[世界選手権13]]と[[グランプリラスベガス13]]、[[スーパーサンデーシリーズチャンピオンシップ14]]で採用される。 |
*[[再録禁止カード]]の要因となった[[シングルカード]]価格の急落を防ぐため、生産量を抑えている。それでも[[Commander's Arsenal]]の教訓を踏まえ生産量を多くしたが、需要に対して生産量が不十分なようで、発売前から価格の吊り上げが起きるほど入手困難な状態となってしまった。 | *[[再録禁止カード]]の要因となった[[シングルカード]]価格の急落を防ぐため、生産量を抑えている。それでも[[Commander's Arsenal]]の教訓を踏まえ生産量を多くしたが、需要に対して生産量が不十分なようで、発売前から価格の吊り上げが起きるほど入手困難な状態となってしまった。 | ||
2015年9月8日 (火) 22:39時点における版
Modern Masters | |
シンボル | |
略号 | MMA |
発売日 | 2013年6月7日 |
セット枚数 | 全229種類 |
プロツアー「ラヴニカへの回帰」の配信中に発表された。
販売形式はブースターパックのみ。
目次 |
概要
Aaron Forsytheによれば、モダンに必須なカードを再録する試みはラヴニカへの回帰のショックランドなど行われているが、スタンダードに参入させるには強力すぎるカードを再録する事はできなかった(例えばタルモゴイフ/Tarmogoyfは何度も再録の検討がされたが、その都度却下された)。別の方法として、デュエルデッキ、統率者やプレインチェイスなど多人数戦用のセット、あるいはFrom the Vaultがあったが、特定のカードを手に入れるためには非効率な事、商品本来の役割とは違う購入が増える事やプレミアム・カードを好まないプレイヤーもいる事から解決策とはなっていなかった。結果、Magic Onlineのマスターズ・エディション シリーズを参考にこのセットが発売される事になった。
- 全229枚の、モダンで使用可能な再録カード。
- 多くが新たなイラストでの再録(参考)。
- 第8版からアラーラ再誕までのセットから再録。元のセットとは稀少度が異なるカードも存在する。
- 今まで印刷されていないトークン・カードの収録(参考)。
- 1箱24パック入り(ブースター・ドラフト8人卓でちょうど使い切る数)であり、基本土地が封入されていないかわりに、各パックに必ず1枚プレミアム・カードが封入されている。
- ドラフトなどのリミテッドでも遊ぶことも可能。世界選手権13とグランプリラスベガス13、スーパーサンデーシリーズチャンピオンシップ14で採用される。
- 再録禁止カードの要因となったシングルカード価格の急落を防ぐため、生産量を抑えている。それでもCommander's Arsenalの教訓を踏まえ生産量を多くしたが、需要に対して生産量が不十分なようで、発売前から価格の吊り上げが起きるほど入手困難な状態となってしまった。
パッケージ・イラスト
主な開発スタッフ
- デザイン・チーム - Max McCall (リード)、Aaron Forsythe (参考1、参考2)
- デベロップ・チーム - Erik Lauer (リード)、Shawn Main、Ryan Spain (参考)
関連リンク
- Modern Masters Explained(Dailymtg.com、文:Aaron Forsythe)
- Announcing Modern Masters