献身

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*[[注釈文]]に書かれている「マナ・コストの差分」という記述が直感的に分かりづらいが、要は生け贄にしたクリーチャーのマナ・コストをそのまま[[マナ・プール]]に放り込む能力と考えれば感覚的には大丈夫だろう(もちろん厳密には違う)。
 
*[[注釈文]]に書かれている「マナ・コストの差分」という記述が直感的に分かりづらいが、要は生け贄にしたクリーチャーのマナ・コストをそのまま[[マナ・プール]]に放り込む能力と考えれば感覚的には大丈夫だろう(もちろん厳密には違う)。
 
===ルール===
 
 
*この生け贄は呪文の宣言と同時に行われる[[特別な処理]]である。[[追加コスト]]などではないことに注意。
 
*この生け贄は呪文の宣言と同時に行われる[[特別な処理]]である。[[追加コスト]]などではないことに注意。
*パーマネントを2つ以上生け贄に捧げることはできない。
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*1つの献身に対してパーマネントを2つ以上生け贄に捧げることはできない。
*マナ・コストは[[色マナ]]も含む。
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**例:[[悪忌の守護神/Patron of the Akki]]を、[[罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher]](マナ・コスト(1)(赤)(赤))を生け贄に捧げることで唱える場合、コストは(3)である。
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**例:悪忌の守護神を、[[ゴブリンの戦車/Goblin Chariot]](マナ・コスト(2)(赤))を生け贄に捧げることで唱える場合、コストは(2)(赤)である。
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*色が合わない[[マナ]]や、献身を持つカード以上の色マナは[[不特定マナ・コスト]]を減少させる。
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**例:悪忌の守護神を、[[ただれたゴブリン/Festering Goblin]](マナ・コスト(黒))を生け贄に捧げることで唱える場合、コストは(3)(赤)(赤)である。
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*注釈文では「マナ・コストの差分を支払うことで」とあるが、正しくは上記の通り「減少」するので、献身を持つカードよりもマナ・コストの高いものを生け贄に捧げた場合、唱えるためのコストは0になる。その差を払う必要は無い。
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**例:悪忌の守護神を、[[ゴブリンの働き者/Goblin Dynamo]](マナ・コスト(5)(赤)(赤))を生け贄に捧げることで唱える場合、コストは(0)である。
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*[[点数で見たマナ・コスト]]が0のパーマネントを生け贄に捧げてもよい。その場合、コストは減少しないが、インスタントが唱えられるときにいつでも唱えられる効果は有効である。
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**例:悪忌の守護神を、[[激浪の複製機/Riptide Replicator]]から出た[[ゴブリン]]・[[トークン]]を生け贄に捧げることで唱える場合、コストは(4)(赤)(赤)である。
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*生け贄に捧げられるものはクリーチャーに限定されていないので、([[クリーチャー・タイプ]]が指定されている場合)指定されたクリーチャー・タイプである[[部族]]を持つクリーチャーでないパーマネントを生け贄に捧げてもよい。
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*これは呪文を唱えるタイミングを変更する([[インスタント・タイミング]]で唱えることを許可する)能力であり、それとコスト軽減以外の機能は持たない。したがって、通常の呪文となんら変わりはなく、それがクリーチャー呪文なら[[霊魂放逐/Remove Soul]]の[[対象]]とすることが可能である。
 
*これは呪文を唱えるタイミングを変更する([[インスタント・タイミング]]で唱えることを許可する)能力であり、それとコスト軽減以外の機能は持たない。したがって、通常の呪文となんら変わりはなく、それがクリーチャー呪文なら[[霊魂放逐/Remove Soul]]の[[対象]]とすることが可能である。
 
*唱えることが許可されているなら、[[墓地]]にあるときや[[追放]]されているときもこの能力は機能する。
 
*唱えることが許可されているなら、[[墓地]]にあるときや[[追放]]されているときもこの能力は機能する。
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*[[点数で見たマナ・コスト]]が0のパーマネントを生け贄に捧げてもよい。その場合、コストは減少しないが、インスタントが唱えられるときにいつでも唱えられる効果は有効である。
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*生け贄に捧げられるものはクリーチャーに限定されていないので、([[クリーチャー・タイプ]]が指定されている場合)指定されたクリーチャー・タイプである[[部族]]を持つクリーチャーでないパーマネントを生け贄に捧げてもよい。
 
*献身とその他のコスト軽減・コスト増加は重複して適用される。
 
*献身とその他のコスト軽減・コスト増加は重複して適用される。
*この能力は唱えるコストを変更するものなので、[[三なる宝球/Trinisphere]]が[[戦場]]に出ている場合はこの能力でコストが3より少なくなっても3マナ支払う必要がある。
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*この能力は唱えるコストを変更するものなので、[[三なる宝球/Trinisphere]]が[[戦場]]に出ていてかつこの能力でコストが3マナより少なくなっている場合、3マナ支払う必要がある。
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===マナ・コストの差分に関するルール===
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マナ・コストは[[色マナ]]も含む。
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*例:[[悪忌の守護神/Patron of the Akki]]を、[[罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher]](マナ・コスト(1)(赤)(赤))を生け贄に捧げることで唱える場合、コストは(3)である。
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*例:悪忌の守護神を、[[ゴブリンの戦車/Goblin Chariot]](マナ・コスト(2)(赤))を生け贄に捧げることで唱える場合、コストは(2)(赤)である。
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色が合わない[[マナ]]や、献身を持つカード以上の色マナは[[不特定マナ・コスト]]を減少させる。
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*例:悪忌の守護神を、[[ただれたゴブリン/Festering Goblin]](マナ・コスト(黒))を生け贄に捧げることで唱える場合、コストは(3)(赤)(赤)である。
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*例:悪忌の守護神を、[[鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker]](マナ・コスト(2)(赤)(赤)(赤))を生け贄に捧げることで唱える場合、コストは(1)である。
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注釈文では「マナ・コストの差分を支払うことで」とあるが、正しくは上記の通り「減少」するので、献身を持つカードよりもマナ・コストの高いものを生け贄に捧げた場合、唱えるためのコストは0になる。その差を払う必要は無い。
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*例:悪忌の守護神を、[[ゴブリンの働き者/Goblin Dynamo]](マナ・コスト(5)(赤)(赤))を生け贄に捧げることで唱える場合、コストは(0)である。
  
===その他===
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==その他==
 
*[[カード名]]に「献身」と含んでいるカードは、英語では「Ardent」か「Devoted」であり({{WHISPER検索/カード名|献身}})、「offering」は「捧げ物」と訳されている({{WHISPER検索/カード名|offering}})。
 
*[[カード名]]に「献身」と含んでいるカードは、英語では「Ardent」か「Devoted」であり({{WHISPER検索/カード名|献身}})、「offering」は「捧げ物」と訳されている({{WHISPER検索/カード名|offering}})。
 
*コスト軽減メカニズムについてのコラム「[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/all-costs-2014-07-21 At All Costs]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0010837/ あらゆるコストで]」では、「戦場にあるパーマネントを生け贄に捧げることによるコスト軽減メカニズムはデザイン領域が非常に広いが、まだキーワードは作られていない。」と完全にその存在を忘れられている。
 
*コスト軽減メカニズムについてのコラム「[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/all-costs-2014-07-21 At All Costs]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0010837/ あらゆるコストで]」では、「戦場にあるパーマネントを生け贄に捧げることによるコスト軽減メカニズムはデザイン領域が非常に広いが、まだキーワードは作られていない。」と完全にその存在を忘れられている。

2015年8月2日 (日) 22:46時点における版

献身/Offering
種別 常在型能力
登場セット 神河謀叛
CR CR:702.48

献身(けんしん)/Offeringは、神河謀叛で登場したキーワード能力。これを持つカード唱えられる領域にある間にのみ機能する常在型能力である。


Patron of the Akki / 悪忌の守護神 (4)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit)

献身(ゴブリン(Goblin))(あなたは、この呪文をあなたがインスタントを唱えられるときならいつでも、ゴブリンを1体生け贄に捧げるとともに、このカードと生け贄に捧げられたゴブリンの間のマナ・コストの差分を支払うことで唱えてもよい。マナ・コストは色も含む。)
悪忌の守護神が攻撃するたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+2/+0の修整を受ける。

5/5

定義

献身 ([文章])/[文章] offeringは、「あなたはこのカードを、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも[文章]であるパーマネント生け贄に捧げることで唱えられる。そうした場合、このカードを唱えるためのコストは生け贄に捧げられたパーマネントのマナ・コスト分だけ減少する。」を意味する。

解説

神河謀叛の守護神サイクルのみが持つ能力で、指定されたパーマネントを生け贄に捧げることで、そのマナ・コスト分を減らしたコストを支払いインスタント・タイミングで唱えることができる。

  • 注釈文に書かれている「マナ・コストの差分」という記述が直感的に分かりづらいが、要は生け贄にしたクリーチャーのマナ・コストをそのままマナ・プールに放り込む能力と考えれば感覚的には大丈夫だろう(もちろん厳密には違う)。
  • この生け贄は呪文の宣言と同時に行われる特別な処理である。追加コストなどではないことに注意。
  • 1つの献身に対してパーマネントを2つ以上生け贄に捧げることはできない。
  • これは呪文を唱えるタイミングを変更する(インスタント・タイミングで唱えることを許可する)能力であり、それとコスト軽減以外の機能は持たない。したがって、通常の呪文となんら変わりはなく、それがクリーチャー呪文なら霊魂放逐/Remove Soul対象とすることが可能である。
  • 唱えることが許可されているなら、墓地にあるときや追放されているときもこの能力は機能する。
  • 点数で見たマナ・コストが0のパーマネントを生け贄に捧げてもよい。その場合、コストは減少しないが、インスタントが唱えられるときにいつでも唱えられる効果は有効である。
  • 生け贄に捧げられるものはクリーチャーに限定されていないので、(クリーチャー・タイプが指定されている場合)指定されたクリーチャー・タイプである部族を持つクリーチャーでないパーマネントを生け贄に捧げてもよい。
  • 献身とその他のコスト軽減・コスト増加は重複して適用される。
  • この能力は唱えるコストを変更するものなので、三なる宝球/Trinisphere戦場に出ていてかつこの能力でコストが3マナより少なくなっている場合、3マナ支払う必要がある。

マナ・コストの差分に関するルール

マナ・コストは色マナも含む。

色が合わないマナや、献身を持つカード以上の色マナは不特定マナ・コストを減少させる。

注釈文では「マナ・コストの差分を支払うことで」とあるが、正しくは上記の通り「減少」するので、献身を持つカードよりもマナ・コストの高いものを生け贄に捧げた場合、唱えるためのコストは0になる。その差を払う必要は無い。

その他

  • カード名に「献身」と含んでいるカードは、英語では「Ardent」か「Devoted」であり(カード名を「献身」で検索)、「offering」は「捧げ物」と訳されている(カード名を「offering」で検索)。
  • コスト軽減メカニズムについてのコラム「At All Costs/あらゆるコストで」では、「戦場にあるパーマネントを生け贄に捧げることによるコスト軽減メカニズムはデザイン領域が非常に広いが、まだキーワードは作られていない。」と完全にその存在を忘れられている。

該当カード

神河謀叛の守護神サイクルカード名に含まれる種族献身を持つ。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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