落とし子の穴/Spawning Pit
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[[ヴィンテージ]]においては、[[オース]]デッキの[[禁忌の果樹園/Forbidden Orchard]]への[[サイドボード]]として使われる。 | [[ヴィンテージ]]においては、[[オース]]デッキの[[禁忌の果樹園/Forbidden Orchard]]への[[サイドボード]]として使われる。 | ||
− | *[[倍増の季節/Doubling Season]]との[[コンボ]]がお勧め。 | + | *[[倍増の季節/Doubling Season]]との[[コンボ]]がお勧め。 クリーチャー1体を生け贄に捧げればカウンターが2個乗り、それを取り除けばクリーチャーが2体。つまり、たった1マナで2/2が出てくることになる。 ついでに[[アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar]]を置いておけば1マナと[[クリーチャー]]1匹で[[無限マナ]]/[[無限トークン]]の[[コンボ]]が完成する。 |
− | クリーチャー1体を生け贄に捧げればカウンターが2個乗り、それを取り除けばクリーチャーが2体。つまり、たった1マナで2/2が出てくることになる。 | + | |
− | ついでに[[アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar]]を置いておけば1マナと[[クリーチャー]]1匹で[[無限マナ]]/[[無限トークン]]の[[コンボ]]が完成する。 | + | |
*クリーチャー1体は次世代のクリーチャー1/2体に置き換わり、そしてその1/2体は次世代の1/4体に。よって1体が追加で(1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + ...)体分、つまりそっくりもう1体分働くことになる。要するに1体で2体分働くことに。 | *クリーチャー1体は次世代のクリーチャー1/2体に置き換わり、そしてその1/2体は次世代の1/4体に。よって1体が追加で(1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + ...)体分、つまりそっくりもう1体分働くことになる。要するに1体で2体分働くことに。 | ||
**初項・公比1/2の等比級数は収束するため、上記カッコ内の式が無限に続くと仮定した場合、その和は1となるのである。 | **初項・公比1/2の等比級数は収束するため、上記カッコ内の式が無限に続くと仮定した場合、その和は1となるのである。 | ||
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↑あなたが何を勘違いしているのか分かりました。「潜在的」なので最初の1体を含めないと思っていたのですね? 紛らわしい「潜在的」という語を使わないよう修正しました。 | ↑あなたが何を勘違いしているのか分かりました。「潜在的」なので最初の1体を含めないと思っていたのですね? 紛らわしい「潜在的」という語を使わないよう修正しました。 | ||
GJ、随分わかりやすくなった。生け贄に捧げないと次世代は産まれないので、1体が2体という表現はどうも違和感があった。 --> | GJ、随分わかりやすくなった。生け贄に捧げないと次世代は産まれないので、1体が2体という表現はどうも違和感があった。 --> | ||
− | *[[レジェンド#set|レジェンド]]の[[Elder Spawn]]以来となる久々の「[[落とし子]](Spawn)」系[[カード]]。 | + | *[[レジェンド#set|レジェンド]]の[[Elder Spawn]]以来となる久々の「[[落とし子]](Spawn)」系[[カード]]。 [[奈落の落とし子/Pit Spawn]]や[[Infernal Spawn of Infernal Spawn of Evil]]など[[カード名|名前]]に持っているクリーチャーは多いが、[[クリーチャー・タイプ]]としては非常に珍しい。 |
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**さらに2008年1月の[[Oracle]]変更でElder Spawnが[[エレメンタル]]になったため、現在では落とし子はこのカード専用のクリーチャー・タイプとなっている。 | **さらに2008年1月の[[Oracle]]変更でElder Spawnが[[エレメンタル]]になったため、現在では落とし子はこのカード専用のクリーチャー・タイプとなっている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ミラディンブロック]] | *[[カード個別評価:ミラディンブロック]] |
2008年2月22日 (金) 09:18時点における版
Spawning Pit / 落とし子の穴 (2)
アーティファクト
アーティファクト
クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:落とし子の穴の上に蓄積(charge)カウンターを1個置く。
(1),落とし子の穴から蓄積カウンターを2個取り除く:無色の2/2の落とし子(Spawn)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
クリーチャー2体分+1マナで2/2アーティファクト・クリーチャー・トークンを生成するアーティファクト。 出したトークンもまた再利用可能である。
マナ不要でクリーチャーを生け贄に捧げることができるので、接合やずべらなどと相性が良い。 無論、その系統のデッキでも使われることがある。 ヴィンテージにおいては、オースデッキの禁忌の果樹園/Forbidden Orchardへのサイドボードとして使われる。
- 倍増の季節/Doubling Seasonとのコンボがお勧め。 クリーチャー1体を生け贄に捧げればカウンターが2個乗り、それを取り除けばクリーチャーが2体。つまり、たった1マナで2/2が出てくることになる。 ついでにアシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarを置いておけば1マナとクリーチャー1匹で無限マナ/無限トークンのコンボが完成する。
- クリーチャー1体は次世代のクリーチャー1/2体に置き換わり、そしてその1/2体は次世代の1/4体に。よって1体が追加で(1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + ...)体分、つまりそっくりもう1体分働くことになる。要するに1体で2体分働くことに。
- 初項・公比1/2の等比級数は収束するため、上記カッコ内の式が無限に続くと仮定した場合、その和は1となるのである。
- ただし、これはあくまで理論上の話。完全に2体分として働かせるには無限のクリーチャーと無限のマナが必要になる。
- レジェンドのElder Spawn以来となる久々の「落とし子(Spawn)」系カード。 奈落の落とし子/Pit SpawnやInfernal Spawn of Infernal Spawn of Evilなど名前に持っているクリーチャーは多いが、クリーチャー・タイプとしては非常に珍しい。