ギルドパクト/Guildpact
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2013年8月7日 (水) 14:33時点における版
ギルドパクト/Guildpactはラヴニカ/Ravnicaの法の基礎となる魔法。
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解説
ギルドパクトの起原
1万年以上も昔、ラヴニカ全土では戦争が勃発し10のギルド/Guildが相争っていた。伝説によると、法の秩序の統治を受け入れる勢力とそれを嫌う勢力の2つに別れて決闘を行い、それを収めたのがディミーア家/House Dimirのパルン/Parunであるザデック/Szadekだという。その戦争を終結させ全てのギルドがそれぞれの持ち場を保って共に機能してラヴニカの都市を維持するために、アゾリウス評議会/The Azorius Senateのパルンであるアゾール/Azorによってギルドパクトが考案され、それぞれのパルンが署名した。それは次元/Plane全土に渡る強力なもので、ギルドパクトの法に反したものはウォジェク/Wojekのような法の執行者によって施行され、パルンですらその執行に抗うことはできないという。
ギルドパクトの破壊
ギルドパクト成立一万年を祝う万年紀祭/the Decamillennial Celebrationにおいて、ザデックの企みによりギルドパクトは破壊された。彼はウォジェクのアグルス・コス/Agrus Kosに逮捕されることによって、ディミーア家と自身の実在を公然のものとした。そのことにより、隠された条項によってディミーア家と彼の健在を秘密にするように定めていたギルドパクトは崩壊した。
後にオルゾフ組/The Orzhov Syndicateの法術士、テイサ・カルロフ/Teysa Karlovによって魔法に拠らない新しいギルドパクトが起草された。そこからはディミーア家は排斥されている。
ギルド体制の崩壊
魔法に拠らないギルドパクトには強制力は無く、小説「Agents of Artifice」に書かれたアラーラの断片ブロックの頃のラヴニカではギルド体制は崩壊している。
ギルドの再興と迷路競争
一万年も続いた慣習はそうそう消えることはなく、ギルドはかつての権威を取り戻しつつあった。ボロスやアゾリウスは新体制の元で秩序の回復に勤しむが、もうギルドパクトに縛られることのないギルドは横暴を極め、互いに勢力を争っていた。
ついに緊張が破れ全面的な抗争へと発展した時、イゼット団/The Izzet Leagueのパルンのニヴ=ミゼット/Niv-Mizzetは、各ギルドの代表者による暗黙の迷路/The Implicit Maze競争の開催を宣言し、ゴールには大いなる力が待つと説く。迷路はアゾールによって仕組まれたギルドパクトが破壊された場合の予備機構であり、10のギルドが協力して迷路を解くことによってギルドパクトが復活する。もしギルドが協調して行動しなかった場合、彼らの際限なき争いが次元全体を破壊する事を防ぐために至高の評決/Supreme Verdictが下され、第10地区/The Tenth Districtごと彼らを抹消する。
Living Guildpact
ディミーア家のギルドマスター、ラザーヴ/Lazavの扇動により迷路走者たちは激しく争い、至高の評決は下されようとしていた。迷路の真実を知ったジェイス・ベレレン/Jace Belerenはその精神感応能力によって迷路走者の心を一つに繋いで協調を生み出した。 そのことにより彼は全てのギルドそれぞれの見地を理解して協調をもたらすことの出来るLiving Guildpact(生けるギルドパクト)、新しいギルドパクトそのものとなった。
彼は第10地区の自分の書斎跡地にEmbassy of the Guildpact(ギルドパクト大使館)を設け、そこでギルドの調停役を担うこととなる。
登場
登場カード
カード名に登場
- ラヴニカ:ギルドの都
- ギルドパクトの祝祭/Festival of the Guildpact
- ディセンション
- ギルドパクトの敵/Enemy of the Guildpact、ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact