The Aristocrats

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'''The Aristocrats'''は、[[ギルド門侵犯]]参入後の[[スタンダード]][[環境]]に存在する[[白黒赤]]の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]。
 
'''The Aristocrats'''は、[[ギルド門侵犯]]参入後の[[スタンダード]][[環境]]に存在する[[白黒赤]]の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]。
 
[[デッキ]]デザインは[[Sam Black]]。[[StarCityGames.com|Team StarCityGames.com]]によって[[プロツアー「ギルド門侵犯」]]の舞台に持ち込まれ、[[Tom Martell]]が優勝を果たしたことで広く一般に知れ渡ることとなった。
 
  
 
==概要==
 
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{{#card:Falkenrath Aristocrat}}
 
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ベースは[[教区の勇者/Champion of the Parish]]からスタートする[[人間 (デッキ)#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|人間デッキ]]だが、一般的なそれがそのまま[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]を行うのに対し、こちらは多数の[[シナジー]]が組み込まれた構成を特徴としている。
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[[デッキ]]名の由来ともなっている2枚の"Aristocrat"である[[カルテルの貴種/Cartel Aristocrat]][[ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat]]を中心に、様々な[[シナジー]]を取り入れた構成が特徴。採用される主な[[カード]]は以下の通り。
  
その中心となるのがデッキ名の由来ともなっている2枚の「Aristocrat」である[[カルテルの貴種/Cartel Aristocrat]][[ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat]][[宿命の旅人/Doomed Traveler]][[未練ある魂/Lingering Souls]]を効率の良い[[生け贄]]として、[[スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest]][[悲劇的な過ち/Tragic Slip]][[陰鬱]]条件を達成する。更に[[士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts]]とともに奪った相手のクリーチャーを生け贄にする[[命令の光/Ray of Command|レイコマ]][[ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk|ハスク]][[コンボ]]を形成するなど、デッキの様々な部分との組み合わせを有している。
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*[[宿命の旅人/Doomed Traveler]][[未練ある魂/Lingering Souls]][[イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad]]:貴種の[[生け贄]]を1枚で複数用意することができる。
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*[[悲劇的な過ち/Tragic Slip]][[スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest]]:貴種の[[能力]]により、[[陰鬱]]条件を能動的に達成することができる。
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*[[反逆の印/Mark of Mutiny]]、[[士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts]]:奪った[[クリーチャー]]を、[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]が戻る前に貴種の能力で処分することができる(いわゆる[[命令の光/Ray of Command|レイコマ]][[ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk|ハスク]])。
  
また[[除去]]として優秀なだけでなく、宿命の旅人を生け贄や[[ブロッカー]]として再利用したり、教区の勇者を[[インスタント・タイミング]][[強化]]したりする[[オルゾフの魔除け/Orzhov Charm]]も重要なパーツ。
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オリジナルのデッキデザインは[[Sam Black]][[StarCityGames.com|Team StarCityGames.com]]によって[[プロツアー「ギルド門侵犯」]]の舞台に持ち込まれ、優勝という結果を残したことで[[メタゲーム|メタ]]の一角として定着した。この時の形は[[教区の勇者/Champion of the Parish]]を中心とする[[人間 (デッキ)#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|人間デッキ]]であり、上記のカードに加えて[[悪名の騎士/Knight of Infamy]]や[[銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin]]などの優秀な[[人間]]クリーチャーが採用される。
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後に、教区の勇者などを外した'''The Aristocrats: Act 2'''と呼ばれるバージョンが登場し、人間型に代わって主流となった。[[キーカード]]は[[冒涜の行動/Blasphemous Act]]で、[[対戦相手]]の[[展開]]を[[リセット]]する防御手段であると同時に、[[ボロスの反攻者/Boros Reckoner]]や[[血の芸術家/Blood Artist]]と組んで対戦相手の[[ライフ]]を大きく[[削る]]、一種の攻撃手段でもある。
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[[ドラゴンの迷路]]参入後には、[[縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped]]や[[復活の声/Voice of Resurgence]]を用いる[[黒緑白]]のタイプ、'''Junk Aristocrats'''が登場した。
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*"act 2"は「(演劇などの)第2幕」のこと。The Aristocratsの2つ目のバージョンという意味と、冒涜の行動/Blasphemous '''Act'''を掛けた命名だろう。
  
 
==サンプルレシピ==
 
==サンプルレシピ==
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===人間型===
 
*備考
 
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**[[プロツアー「ギルド門侵犯」]] 優勝 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptgtc13/welcome 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptgtc/ 参考])
 
**[[プロツアー「ギルド門侵犯」]] 優勝 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptgtc13/welcome 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptgtc/ 参考])
 
**使用者:[[Tom Martell]]
 
**使用者:[[Tom Martell]]
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**デザイン:[[Sam Black]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
 
**[[スタンダード]]([[基本セット2013]]+[[イニストラード・ブロック]]+[[ラヴニカへの回帰]]+[[ギルド門侵犯]])
 
**[[スタンダード]]([[基本セット2013]]+[[イニストラード・ブロック]]+[[ラヴニカへの回帰]]+[[ギルド門侵犯]])
  
 
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*人間タイプ。
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===Act 2===
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*備考
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**[[グランプリグアダラハラ13]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpgua13/welcome 参考])
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**使用者:[[Juan Castillo Mata]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[基本セット2013]]+[[イニストラード・ブロック]]+[[ラヴニカへの回帰ブロック]])
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*Act 2と呼ばれるタイプ。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/deck/1172 My Pro Tour Gatecrash Deck](DailyMTG.com、Daily Deck List、文:[[Sam Black]])
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*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/deck/1172 My Pro Tour Gatecrash Deck]([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Default.aspx Daily MTG]、Daily Deck List、文:[[Sam Black]])
*[http://mtg-jp.com/reading/kajidigital/012059/ 第75回:プロツアー「ギルド門侵犯」優勝 Tom Martellの「The Aristocrats」をリプレイ!](mtg-jp.com、文:[[鍛冶友浩]])
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*[http://mtg-jp.com/reading/kajidigital/012059/ 第75回:プロツアー「ギルド門侵犯」優勝 Tom Martellの「The Aristocrats」をリプレイ!]([http://mtg-jp.com/ mtg-jp.com]、鍛冶友浩の「デジタル・マジック通信」、文:[[鍛冶友浩]])
*[[人間 (デッキ)|人間デッキ]]
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*[[白黒赤ビートダウン]]
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*[[人間 (デッキ)]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
  
[[Category:白黒赤デッキ|The Aristocrats]]
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[[Category:白黒赤デッキ]]
[[Category:ビートダウンデッキ|The Aristocrats]]
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[[Category:ビートダウンデッキ]]
[[Category:白黒赤ビートダウンデッキ|The Aristocrats]]
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[[Category:部族デッキ]]
[[Category:部族デッキ|The Aristocrats]]
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[[Category:白黒赤ビートダウンデッキ]]
[[Category:イニストラード・ブロックを含むスタンダードデッキ|The Aristocrats]]
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[[Category:イニストラード・ブロックを含むスタンダードデッキ]]
[[Category:ラヴニカへの回帰ブロックを含むスタンダードデッキ|The Aristocrats]]
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[[Category:ラヴニカへの回帰ブロックを含むスタンダードデッキ]]

2013年6月24日 (月) 08:25時点における版

The Aristocratsは、ギルド門侵犯参入後のスタンダード環境に存在する白黒赤ビートダウンデッキ

目次

概要


Cartel Aristocrat / カルテルの貴種 (白)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)

他のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:カルテルの貴種はターン終了時まで、プロテクション(あなたが選んだ色1色)を得る。

2/2


Falkenrath Aristocrat / ファルケンラスの貴種 (2)(黒)(赤)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 貴族(Noble)

飛行、速攻
クリーチャーを1体生け贄に捧げる:ファルケンラスの貴種はターン終了時まで破壊不能を得る。その生け贄に捧げられたクリーチャーが人間(Human)だった場合、ファルケンラスの貴種の上に+1/+1カウンターを1個置く。

4/1

デッキ名の由来ともなっている2枚の"Aristocrat"であるカルテルの貴種/Cartel Aristocratファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocratを中心に、様々なシナジーを取り入れた構成が特徴。採用される主なカードは以下の通り。

オリジナルのデッキデザインはSam BlackTeam StarCityGames.comによってプロツアー「ギルド門侵犯」の舞台に持ち込まれ、優勝という結果を残したことでメタの一角として定着した。この時の形は教区の勇者/Champion of the Parishを中心とする人間デッキであり、上記のカードに加えて悪名の騎士/Knight of Infamy銀刃の聖騎士/Silverblade Paladinなどの優秀な人間クリーチャーが採用される。

後に、教区の勇者などを外したThe Aristocrats: Act 2と呼ばれるバージョンが登場し、人間型に代わって主流となった。キーカード冒涜の行動/Blasphemous Actで、対戦相手展開リセットする防御手段であると同時に、ボロスの反攻者/Boros Reckoner血の芸術家/Blood Artistと組んで対戦相手のライフを大きく削る、一種の攻撃手段でもある。

ドラゴンの迷路参入後には、縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped復活の声/Voice of Resurgenceを用いる黒緑白のタイプ、Junk Aristocratsが登場した。

  • "act 2"は「(演劇などの)第2幕」のこと。The Aristocratsの2つ目のバージョンという意味と、冒涜の行動/Blasphemous Actを掛けた命名だろう。

サンプルレシピ

人間型

The Aristocrats [1]
土地 (24)
4 血の墓所/Blood Crypt
3 魂の洞窟/Cavern of Souls
1 断崖の避難所/Clifftop Retreat
4 神無き祭殿/Godless Shrine
4 孤立した礼拝堂/Isolated Chapel
3 平地/Plains
4 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
1 大天使の霊堂/Vault of the Archangel
クリーチャー (30)
4 ボロスの反攻者/Boros Reckoner
4 カルテルの貴種/Cartel Aristocrat
4 教区の勇者/Champion of the Parish
4 宿命の旅人/Doomed Traveler
4 ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat
3 悪名の騎士/Knight of Infamy
1 修復の天使/Restoration Angel
2 銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin
2 スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest
2 士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts
呪文 (6)
2 未練ある魂/Lingering Souls
4 オルゾフの魔除け/Orzhov Charm
サイドボード (15)
2 冒涜の行動/Blasphemous Act
2 未練ある魂/Lingering Souls
1 弱者の師/Mentor of the Meek
2 幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council
2 安らかなる眠り/Rest in Peace
1 スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest
2 イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad
3 悲劇的な過ち/Tragic Slip


  • 人間タイプ。

Act 2

The Aristocrats: Act 2 [2]
土地 (23)
4 血の墓所/Blood Crypt
1 断崖の避難所/Clifftop Retreat
4 竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit
4 神無き祭殿/Godless Shrine
4 孤立した礼拝堂/Isolated Chapel
2 平地/Plains
4 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
クリーチャー (23)
4 血の芸術家/Blood Artist
4 ボロスの反攻者/Boros Reckoner
4 カルテルの貴種/Cartel Aristocrat
4 宿命の旅人/Doomed Traveler
4 ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat
2 鬱外科医/Gloom Surgeon
1 士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts
呪文 (14)
3 冒涜の行動/Blasphemous Act
4 未練ある魂/Lingering Souls
2 オルゾフの魔除け/Orzhov Charm
4 悲劇的な過ち/Tragic Slip
1 イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad
サイドボード (15)
2 強迫/Duress
1 電謀/Electrickery
1 鬱外科医/Gloom Surgeon
2 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
3 反逆の印/Mark of Mutiny
2 幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council
2 罪の収集者/Sin Collector
1 イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad
1 雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite


  • Act 2と呼ばれるタイプ。

参考

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