青黒テゼレット
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2013年3月24日 (日) 10:27時点における版
青黒テゼレット(UB Tezzeret)は、ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasを主力とした青黒コントロールの亜種。赤の火力を加え小回りを利かせた青黒赤の構成のものも存在する。
ボーラスの工作員、テゼレットの登場したミラディン包囲戦参入直後のプロツアーパリ11で登場した。
概要
伝説のプレインズウォーカー — テゼレット(Tezzeret)
[+1]:あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを見る。あなたはその中からアーティファクト・カード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
[-1]:アーティファクト1つを対象とする。それは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。
[-4]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはX点のライフを失い、あなたはX点のライフを得る。Xはあなたがコントロールするアーティファクトの数の2倍である。
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
軽量のカウンターや除去で序盤をしのぎプレインズウォーカーで戦場をコントロールする、青黒コントロールの基本方針は変わっていない。このデッキでは、定番の精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorに加えてボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasを採用、アドバンテージやボードコントロールを確保する構成をとる。テゼレットの能力を有効利用するため、マナ・アーティファクトの永遠溢れの杯/Everflowing Chaliceや転倒の磁石/Tumble Magnetなどのコントロール要素のあるアーティファクトが多く採用される。
荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossusやカルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster、カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenixなどをフィニッシャーに絡めるバリエーションも存在する。
フィニッシャーはテゼレットのクリーチャー化能力やミシュラランドなど。
ミラディンの傷跡ブロック構築においても、ボーラスの工作員、テゼレットの制圧力は高く、メタゲームの一角を占めている。また、イニストラード・ブロックの参入後も、同時期の青黒コントロールのバリエーションとして活躍を続けている。
- Caw-BladeとのハイブリッドデッキはTezzerator-Bladeの名で呼ばれる。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーパリ11 ベスト8 (参考)
- 使用者:Patrick Chapin
- フォーマット
- 青黒赤のデッキ。赤を加えたことで、対ビートダウンやCaw-Bladeにも有利に戦うことができるようになっている。
- 宝物の魔道士/Treasure Mageからエンドカードのワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engineと精神隷属器/Mindslaverをサーチしてくる。ワームとぐろエンジンは対ビートダウンに、精神隷属器は対コントロールに効果的。