ポータル三国志
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**これにより、同型再版のカードから同機能のカードを最大8枚入れることができるようになり、[[レガシー]]の[[白スタックス]]では[[ハルマゲドン/Armageddon]]と[[戦の惨害/Ravages of War]]を併用するケースが見られる。 | **これにより、同型再版のカードから同機能のカードを最大8枚入れることができるようになり、[[レガシー]]の[[白スタックス]]では[[ハルマゲドン/Armageddon]]と[[戦の惨害/Ravages of War]]を併用するケースが見られる。 | ||
− | *日本人イラストレーターが[[イラスト]]を描いた、初めてのセットである。もっとも、ここで参加した方々の多くは、以降のエキスパンションで二度と絵を描いていない。 | + | *日本人イラストレーターが[[絵|イラスト]]を描いた、初めてのセットである。もっとも、ここで参加した方々の多くは、以降のエキスパンションで二度と絵を描いていない。 |
*日本では、これ単独での公式大会が行われるなど出回りはそこそこだったが、全世界で見た場合かなり存在数が少なめで、地域によっては入手困難。 | *日本では、これ単独での公式大会が行われるなど出回りはそこそこだったが、全世界で見た場合かなり存在数が少なめで、地域によっては入手困難。 | ||
− | *[[呪禁]] | + | *後に「[[呪禁]]」となる[[能力]]が初登場したセットでもある([[嘲笑する仙人 左慈/Zuo Ci, the Mocking Sage]]、[[道教の隠者/Taoist Hermit]])。ただし、当時は「呪禁」としてはキーワード能力化されていなかった。 |
− | * | + | *下記の[[テーマデッキ]]を見ればわかるが、蜀が[[白]]、呉が[[青]]、魏が[[黒]]で、[[赤]]はその他の群雄や黄巾賊という風に[[色]]が割り振られている。また[[緑]]は蜀の南方に位置した南蛮勢が加入しており、その他として動物が多い。 |
*三国志ファンにも楽しんでもらうための配慮として、[[RPGマガジン]]や[[公式ハンドブック]]で、三国志の名場面ごとのデッキを構築して紹介していた。その際、カード化されていない群雄や勢力は、既存のカードを「~と見立てる」として表現されており、比較的SLG的遊び心にあふれた企画だった。 | *三国志ファンにも楽しんでもらうための配慮として、[[RPGマガジン]]や[[公式ハンドブック]]で、三国志の名場面ごとのデッキを構築して紹介していた。その際、カード化されていない群雄や勢力は、既存のカードを「~と見立てる」として表現されており、比較的SLG的遊び心にあふれた企画だった。 | ||
*[[エキスパンション・シンボル]]は漢数字の「三」。 | *[[エキスパンション・シンボル]]は漢数字の「三」。 | ||
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1999年5月発売。全180種類。日本語版、英語版、[[中国語版]](簡体字)が発売された。 | 1999年5月発売。全180種類。日本語版、英語版、[[中国語版]](簡体字)が発売された。 | ||
*英語版、中国語版(簡体字)は日本語版より2ヶ月遅い1999年7月発売。 | *英語版、中国語版(簡体字)は日本語版より2ヶ月遅い1999年7月発売。 | ||
− | * | + | *テーマデッキなどが少々ダブつき気味であり、未だにオークションなどで未開封BOXが出品されている。そのため、[[黒枠]]であったならもう少し売り上げを伸ばしていたのではないかとする見方も一部にある。 |
==デザイン== | ==デザイン== |
2011年12月31日 (土) 15:03時点における版
ポータル三国志/Portal Three Kingdomsは、入門者向けセットであるポータル系列3番目のセット。白枠。その名の通り三国志をモチーフにしており、三国志や中国に関する人物・地名・故事等がカードになっている。
「飛行」がない代わりに、このセットのみに存在するキーワード能力として「馬術」が登場している。また、三国志に登場する有名人物をカード化するにあたって、これ以前のポータルにはなかった「伝説のクリーチャー」(当時のルールでは「レジェンド」)のシステムも採用されている。
- 世界観が他のセットとあまりに異なるために、同型再版が非常に多い。
- また、既存のカードを単に伝説のクリーチャーにしたり、飛行を馬術に変換しただけのカードも多い。例としては、呉の将軍 呂蒙/Lu Meng, Wu Generalなど。
- 2005年10月20日より、エターナル環境で使えるようになった。
- これにより、同型再版のカードから同機能のカードを最大8枚入れることができるようになり、レガシーの白スタックスではハルマゲドン/Armageddonと戦の惨害/Ravages of Warを併用するケースが見られる。
- 日本人イラストレーターがイラストを描いた、初めてのセットである。もっとも、ここで参加した方々の多くは、以降のエキスパンションで二度と絵を描いていない。
- 日本では、これ単独での公式大会が行われるなど出回りはそこそこだったが、全世界で見た場合かなり存在数が少なめで、地域によっては入手困難。
- 後に「呪禁」となる能力が初登場したセットでもある(嘲笑する仙人 左慈/Zuo Ci, the Mocking Sage、道教の隠者/Taoist Hermit)。ただし、当時は「呪禁」としてはキーワード能力化されていなかった。
- 下記のテーマデッキを見ればわかるが、蜀が白、呉が青、魏が黒で、赤はその他の群雄や黄巾賊という風に色が割り振られている。また緑は蜀の南方に位置した南蛮勢が加入しており、その他として動物が多い。
- 三国志ファンにも楽しんでもらうための配慮として、RPGマガジンや公式ハンドブックで、三国志の名場面ごとのデッキを構築して紹介していた。その際、カード化されていない群雄や勢力は、既存のカードを「~と見立てる」として表現されており、比較的SLG的遊び心にあふれた企画だった。
- エキスパンション・シンボルは漢数字の「三」。
- パッケージ・イラストは、赤兎馬/Riding Red Hare。
1999年5月発売。全180種類。日本語版、英語版、中国語版(簡体字)が発売された。
- 英語版、中国語版(簡体字)は日本語版より2ヶ月遅い1999年7月発売。
- テーマデッキなどが少々ダブつき気味であり、未だにオークションなどで未開封BOXが出品されている。そのため、黒枠であったならもう少し売り上げを伸ばしていたのではないかとする見方も一部にある。
デザイン
デザイン・チーム | ヘンリー・スターン/Henry Stern (lead) |
開発チーム | ヘンリー・スターン/Henry Stern (lead) |
アート・ディレクター | リー・ティエ/Li Tie |
2人対戦用スターターデッキ
デッキA
土地 (13) | その他の呪文 (5) | ||
---|---|---|---|
3 | 森/Forest | 1 | 火攻め/Fire Ambush |
5 | 山/Mountain | 1 | 強要/Coercion |
5 | 沼/Swamp | 1 | 詭計/Deception |
クリーチャー (12) | 1 | 亡霊の出現/Ghostly Visit | |
1 | 訓練された野犬/Trained Jackal | 1 | 戦場への復帰/Return to Battle |
1 | 狼の群れ/Wolf Pack | ||
1 | 黄道の猿/Zodiac Monkey | ||
1 | 独立部隊/Independent Troops | ||
1 | 山賊/Mountain Bandit | ||
1 | 反逆の軍勢/Renegade Troops | ||
1 | 黄巾賊/Yellow Scarves Troops | ||
1 | 黄道の犬/Zodiac Dog | ||
1 | 魏の近衛部隊/Wei Elite Companions | ||
1 | 魏の歩兵部隊/Wei Infantry | ||
1 | 魏の斥候/Wei Scout | ||
1 | 魏の打撃部隊/Wei Strike Force |
デッキB