天才のひらめき/Stroke of Genius
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さらに、状況によっては[[対戦相手]]を対象にし大量にカードを引かせることで対戦相手を[[ライブラリーアウト]]に持ち込むこともできる。[[青茶単]]で[[ミラーマッチ]]の決め手となった他、[[ティンカー]]や[[スーサイドブラウン]]でも[[崩れゆく聖域/Crumbling Sanctuary]]後の[[エンドカード]]となった。 | さらに、状況によっては[[対戦相手]]を対象にし大量にカードを引かせることで対戦相手を[[ライブラリーアウト]]に持ち込むこともできる。[[青茶単]]で[[ミラーマッチ]]の決め手となった他、[[ティンカー]]や[[スーサイドブラウン]]でも[[崩れゆく聖域/Crumbling Sanctuary]]後の[[エンドカード]]となった。 | ||
− | そして、これらの性質を最大限に悪用したのがかの極悪[[コンボ]]デッキ、[[MoMa]]である。[[精神力/Mind Over Matter]] | + | そして、これらの性質を最大限に悪用したのがかの極悪[[コンボ]]デッキ、[[MoMa]]である。[[精神力/Mind Over Matter]]で[[手札]]をマナに変え、これでマナを手札に変換することで一気にマナを増幅し、そのマナを費やしたこのカードを対戦相手に撃ち込むことで対戦相手をライブラリーアウトさせることができた。つまり、[[コンボパーツ]]とエンドカードの役割を一枚で兼用していたのだ。MoMaの別名、「'''ターボ・ジーニアス'''(''Turbo Genius'')」の由来でもある。 |
総合的にオリジナルの強さを超えた好例と言えよう。 | 総合的にオリジナルの強さを超えた好例と言えよう。 | ||
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*[[環境]]が合うなら[[Mana Drain]]や[[ウルザランド]]と組み合わせるのもよい。 | *[[環境]]が合うなら[[Mana Drain]]や[[ウルザランド]]と組み合わせるのもよい。 | ||
*{{Gatherer|id=5677}}は[[ウルザ/Urza]]が時間旅行をできる[[ゴーレム]]の素材として銀を思いついた時。つまり設計図に描かれているのは[[カーン/Karn]]である。 | *{{Gatherer|id=5677}}は[[ウルザ/Urza]]が時間旅行をできる[[ゴーレム]]の素材として銀を思いついた時。つまり設計図に描かれているのは[[カーン/Karn]]である。 | ||
+ | *トリプルシンボルになると[[青の太陽の頂点/Blue Sun's Zenith]]。 | ||
1999年1月1日より、[[ヴィンテージ]]で[[制限カード]]、[[Type1.5]]では[[禁止カード]]に指定される。2004年9月20日より[[Type1.5]]から移行した[[レガシー]]では禁止されていない。2004年12/20より[[ヴィンテージ]]での制限を解除、全ての[[エターナル]]環境で4枚使えるようになる。 | 1999年1月1日より、[[ヴィンテージ]]で[[制限カード]]、[[Type1.5]]では[[禁止カード]]に指定される。2004年9月20日より[[Type1.5]]から移行した[[レガシー]]では禁止されていない。2004年12/20より[[ヴィンテージ]]での制限を解除、全ての[[エターナル]]環境で4枚使えるようになる。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ウルザズ・サーガ]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ウルザズ・サーガ]] - [[レア]] |
2011年2月11日 (金) 18:19時点における版
ウルザズ・サーガで多く作られたアルファ・ベータ版の強力カードのリメイクの1つで、Braingeyserをリメイクして作られたXドロー呪文。
シングルシンボルとなって多色デッキに入れやすくなり、インスタントに変化されたことによる青使いの望む対応撃ちができるようになった。その分1マナ重くすることでバランスを取っている。パーミッションで対戦相手の終了ステップに唱えたり、後半戦においての大量ドローに変換したりと幅広い用途がある。
しかも、収録されているウルザ・ブロックには多数のマナ・アーティファクトやトレイリアのアカデミー/Tolarian Academy、ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleなど、強力なマナ加速が数多く存在したため、重くなったデメリットが薄れ、メリットばかりが目立つ結果になった。
パーミッション(青茶単)での大量ドロー手段や、マナ・クリーチャー+ガイアの揺籃の地で加速するリス対立、マナ・アーティファクトでブーストするティンカー系茶単デッキなど、青系デッキ全般で中核的ドローカードとして活躍した。
さらに、状況によっては対戦相手を対象にし大量にカードを引かせることで対戦相手をライブラリーアウトに持ち込むこともできる。青茶単でミラーマッチの決め手となった他、ティンカーやスーサイドブラウンでも崩れゆく聖域/Crumbling Sanctuary後のエンドカードとなった。
そして、これらの性質を最大限に悪用したのがかの極悪コンボデッキ、MoMaである。精神力/Mind Over Matterで手札をマナに変え、これでマナを手札に変換することで一気にマナを増幅し、そのマナを費やしたこのカードを対戦相手に撃ち込むことで対戦相手をライブラリーアウトさせることができた。つまり、コンボパーツとエンドカードの役割を一枚で兼用していたのだ。MoMaの別名、「ターボ・ジーニアス(Turbo Genius)」の由来でもある。
総合的にオリジナルの強さを超えた好例と言えよう。
- MoMaに限らず、ハイタイドやターボ・サイクリングなどの大量マナ系コンボデッキとの相性は抜群。コンボ完成前はパーツを集めるドロー手段となり、完成後はフィニッシャーの役割を果たす。そのため「青のX火力」などと呼ばれることもある(しかもこれは「軽減されない」のと同義である)。通常のX火力と異なり、いつ引いても無駄にならないのが大きい。
- 環境が合うならMana Drainやウルザランドと組み合わせるのもよい。
- イラストはウルザ/Urzaが時間旅行をできるゴーレムの素材として銀を思いついた時。つまり設計図に描かれているのはカーン/Karnである。
- トリプルシンボルになると青の太陽の頂点/Blue Sun's Zenith。
1999年1月1日より、ヴィンテージで制限カード、Type1.5では禁止カードに指定される。2004年9月20日よりType1.5から移行したレガシーでは禁止されていない。2004年12/20よりヴィンテージでの制限を解除、全てのエターナル環境で4枚使えるようになる。