仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
3行: | 3行: | ||
[[火薬樽/Powder Keg]]のリメイク版。 | [[火薬樽/Powder Keg]]のリメイク版。 | ||
− | 火薬樽と比べると、[[カウンター]] | + | 火薬樽と比べると、[[カウンター (目印)|カウンター]]を置くのに時間がかからないので[[破壊]]される隙が少なく、[[エンチャント]]も破壊できるようになっているのが利点。ただし、[[起動]]に[[マナ]]がかかることもあって、出して即起動を狙うと意外と[[重い|重く]]なってしまい、[[もみ消し/Stifle]]されたときのリスクも大きい。また、これ単独では6マナ以上の[[パーマネント]]には手出しできない(火薬樽でも6個以上のカウンターを置けるのはまれだが)。 |
− | [[ほぞ]]なので[[粗石の魔道士/Trinket Mage]] | + | [[ほぞ]]なので[[粗石の魔道士/Trinket Mage]]で[[サーチ]]して来たり[[オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers]]で使いまわしたりできる。→[[トイソルジャー]] |
− | [[エターナル]]では特に強力。[[フェッチランド]]や[[デュアルランド]]の存在により、[[色]] | + | [[エターナル]]では特に強力。[[フェッチランド]]や[[デュアルランド]]の存在により、[[色]]の問題はほとんど無視できるため、[[単色デッキ]]でもよく使用されている。また、ほとんどの[[デッキ]]が0マナ〜3マナという[[軽い]]構成を取るため、2、3色あれば十分な事も多い。多くのデッキがこれを採用し、[[クリーチャー]]に[[アーティファクト]]にエンチャントにと、ピンポイントで[[除去]]する様がよく見られる。 |
− | *通常は特に意味は無いが、例えば[[X]]を3と宣言しておいて、(青)(青)(黒) | + | *通常は特に意味は無いが、例えば[[X]]を3と宣言しておいて、([[青マナ|青]])(青)([[黒マナ|黒]])と[[支払う|支払]]って[[蓄積カウンター]]を2個だけ置くというような[[プレイング]]も可能。ある程度[[点数で見たマナ・コスト]]を変えられるので[[相殺/Counterbalance]]や[[撹乱する群れ/Disrupting Shoal]]、[[虚空の杯/Chalice of the Void]]などを回避しやすい。[[無色マナ]]で[[コスト]]を支払うことで蓄積カウンターが置かれていない虚空の杯も破壊できる。 |
− | *[[ミシュラランド]]を破壊できない点は注意が必要。また、[[破滅的な行為/Pernicious Deed]] | + | *[[ミシュラランド]]を破壊できない点は注意が必要。また、[[破滅的な行為/Pernicious Deed]]とは破壊できる種類が微妙に異なる。 |
− | *[[烈日]]を持つカード全般に言えることだが、収録された[[フィフス・ドーン]]を含む[[ミラディン・ブロック]]がアーティファクトを主体にしている上に[[ミラディン]]と[[ダークスティール]]は特に[[多色]]を推奨していないため、[[スタンダード]] | + | *[[烈日]]を持つカード全般に言えることだが、収録された[[フィフス・ドーン]]を含む[[ミラディン・ブロック]]がアーティファクトを主体にしている上に[[ミラディン]]と[[ダークスティール]]は特に[[多色]]を推奨していないため、[[スタンダード]]などでは使いづらかった。もっとも、たいていはカウンターを1〜2個置くだけで事足りるので、さほど致命的なわけでもない。実際、X=0で[[トークン]]を一掃可能なので、特に[[神河物語]]が登場したあたりから主要デッキの[[サイドボード]]に入れられていた。 |
*[[マナ・コスト]]のXの説明がカード内に存在しない唯一のカードである(2007年11月現在)。ちなみに[[Ice Cauldron]]や[[刃鬣の獏/Blademane Baku]]の[[起動型能力]]の[[起動コスト]]のXも同様。 | *[[マナ・コスト]]のXの説明がカード内に存在しない唯一のカードである(2007年11月現在)。ちなみに[[Ice Cauldron]]や[[刃鬣の獏/Blademane Baku]]の[[起動型能力]]の[[起動コスト]]のXも同様。 | ||
2010年9月5日 (日) 17:34時点における版
Engineered Explosives / 仕組まれた爆薬 (X)
アーティファクト
アーティファクト
烈日(これはその上に、それを唱えるために使われたマナの色1色につき蓄積(charge)カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。)
(2),仕組まれた爆薬を生け贄に捧げる:マナ総量が、仕組まれた爆薬の上に置かれた蓄積カウンターの数に等しい、土地でない各パーマネントを破壊する。
火薬樽/Powder Kegのリメイク版。
火薬樽と比べると、カウンターを置くのに時間がかからないので破壊される隙が少なく、エンチャントも破壊できるようになっているのが利点。ただし、起動にマナがかかることもあって、出して即起動を狙うと意外と重くなってしまい、もみ消し/Stifleされたときのリスクも大きい。また、これ単独では6マナ以上のパーマネントには手出しできない(火薬樽でも6個以上のカウンターを置けるのはまれだが)。
ほぞなので粗石の魔道士/Trinket Mageでサーチして来たりオーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagersで使いまわしたりできる。→トイソルジャー
エターナルでは特に強力。フェッチランドやデュアルランドの存在により、色の問題はほとんど無視できるため、単色デッキでもよく使用されている。また、ほとんどのデッキが0マナ〜3マナという軽い構成を取るため、2、3色あれば十分な事も多い。多くのデッキがこれを採用し、クリーチャーにアーティファクトにエンチャントにと、ピンポイントで除去する様がよく見られる。
- 通常は特に意味は無いが、例えばXを3と宣言しておいて、(青)(青)(黒)と支払って蓄積カウンターを2個だけ置くというようなプレイングも可能。ある程度点数で見たマナ・コストを変えられるので相殺/Counterbalanceや撹乱する群れ/Disrupting Shoal、虚空の杯/Chalice of the Voidなどを回避しやすい。無色マナでコストを支払うことで蓄積カウンターが置かれていない虚空の杯も破壊できる。
- ミシュラランドを破壊できない点は注意が必要。また、破滅的な行為/Pernicious Deedとは破壊できる種類が微妙に異なる。
- 烈日を持つカード全般に言えることだが、収録されたフィフス・ドーンを含むミラディン・ブロックがアーティファクトを主体にしている上にミラディンとダークスティールは特に多色を推奨していないため、スタンダードなどでは使いづらかった。もっとも、たいていはカウンターを1〜2個置くだけで事足りるので、さほど致命的なわけでもない。実際、X=0でトークンを一掃可能なので、特に神河物語が登場したあたりから主要デッキのサイドボードに入れられていた。
- マナ・コストのXの説明がカード内に存在しない唯一のカードである(2007年11月現在)。ちなみにIce Cauldronや刃鬣の獏/Blademane Bakuの起動型能力の起動コストのXも同様。
参考
- よりワルい行為?―マジック世界の最新精密爆弾(Wizards社)
- 0マナカード
- カード個別評価:フィフス・ドーン - レア