白緑ビートダウン
提供:MTG Wiki
62行: | 62行: | ||
[[オデッセイ]]の[[野生の雑種犬/Wild Mongrel]]や[[獣群の呼び声/Call of the Herd]]などに加え、[[ジャッジメント]]が[[緑]]と[[白]]を優遇していたため[[藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopper]]、[[幻影のケンタウロス/Phantom Centaur]]、[[象の導き/Elephant Guide]]を獲得。同時期の[[スタンダード]]や[[オデッセイ・ブロック構築]]で活躍した。 | [[オデッセイ]]の[[野生の雑種犬/Wild Mongrel]]や[[獣群の呼び声/Call of the Herd]]などに加え、[[ジャッジメント]]が[[緑]]と[[白]]を優遇していたため[[藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopper]]、[[幻影のケンタウロス/Phantom Centaur]]、[[象の導き/Elephant Guide]]を獲得。同時期の[[スタンダード]]や[[オデッセイ・ブロック構築]]で活躍した。 | ||
− | 特に[[オンスロート]]以降は[[貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth]]や[[賛美されし天使/Exalted Angel]]も追加され、[[デッキパワー]]は異常な盛り上がりを見せる。同時期の[[ステロイド#オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期|ステロイド]]を[[サイズ]]や貪欲なるベイロス・賛美されし天使による[[ライフ・アドバンテージ]]で圧倒し、はたまた[[ | + | 特に[[オンスロート]]以降は[[貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth]]や[[賛美されし天使/Exalted Angel]]も追加され、[[デッキパワー]]は異常な盛り上がりを見せる。同時期の[[ステロイド#オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期|ステロイド]]を[[サイズ]]や貪欲なるベイロス・賛美されし天使による[[ライフ・アドバンテージ]]で圧倒し、はたまた[[青緑マッドネス]]にも[[栄光/Glory]]などで対抗した。 |
− | そんなパワー爆発な反面、めちゃくちゃ大振りな[[デッキ]]でもあるため、[[サイカトグ]] | + | そんなパワー爆発な反面、めちゃくちゃ大振りな[[デッキ]]でもあるため、[[サイカトグ]]や[[ウェイク]]、[[アストログライド]]などの[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]にことごとく負けてしまう。 |
*当時、非常に[[レア]]が多いデッキとしても有名だった。「初手7枚中5枚はレアだ」という言もある。参考までに、下記サンプルレシピでは[[メインデッキ]]60枚中35枚がレア。 | *当時、非常に[[レア]]が多いデッキとしても有名だった。「初手7枚中5枚はレアだ」という言もある。参考までに、下記サンプルレシピでは[[メインデッキ]]60枚中35枚がレア。 | ||
− | *[[ビースト]]を主軸としたタイプも存在し、その場合は[[争乱の崖地/Contested Cliffs]] | + | *[[ビースト]]を主軸としたタイプも存在し、その場合は[[争乱の崖地/Contested Cliffs]]のために[[赤緑白ビートダウン|白赤緑]]で[[構築]]され、苦手だったクリーチャー[[除去]]を獲得した。また、デッキ名は区別のために[[ビースト (デッキ)|ビーストデッキ]]とされる場合もある。 |
*亜種として[[マッドネス]]の活用に特化した[[白緑マッドネス]]がある。 | *亜種として[[マッドネス]]の活用に特化した[[白緑マッドネス]]がある。 | ||
*後期型は[[生ける願い/Living Wish]]を3枚以上搭載し、かつ30枚前後かそれ以上のクリーチャーで構成されることが多い。特に[[願い]]はデッキに柔軟性をもたらしたため、必要不可欠な[[カード]]となった。 | *後期型は[[生ける願い/Living Wish]]を3枚以上搭載し、かつ30枚前後かそれ以上のクリーチャーで構成されることが多い。特に[[願い]]はデッキに柔軟性をもたらしたため、必要不可欠な[[カード]]となった。 | ||
153行: | 153行: | ||
[[第7版]]に変わるまでは[[ハルマゲドン/Armageddon]]を採用した[[ブラストゲドン]]も存在する。詳細は[[ブラストゲドン]]を参照のこと。 | [[第7版]]に変わるまでは[[ハルマゲドン/Armageddon]]を採用した[[ブラストゲドン]]も存在する。詳細は[[ブラストゲドン]]を参照のこと。 | ||
+ | |||
+ | {{#card:Armageddon}} | ||
==マスクス・ブロック構築== | ==マスクス・ブロック構築== | ||
233行: | 235行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[緑白]] | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] |
2009年10月17日 (土) 23:57時点における版
白緑ビートダウン(WG Beatdown)は、クリーチャーに特化した色である白と緑によるビートダウンデッキ。
目次 |
概要
緑のマナ・クリーチャーや白のウィニークリーチャーから展開し、数とサイズで圧倒する。
ステロイドと比べると、クリーチャーのコスト・パフォーマンスと展開力の高さが強みであり、単純な殴り合いには強い。ただし、緑と白は他の色に比べて除去に劣る場合が多く、展開しきれないと押され負ける場合が多い。
アラーラの断片ブロック構築
アラーラの断片ブロック構築には、マナ加速から大型クリーチャーにつなぐタイプのデッキが存在する。
貴族の教主/Noble Hierarchから加速して茨異種/Thornlingなどを高速召喚、忘却の輪/Oblivion Ringなどでサポートする。
キーカードの貴族の教主はイーオスのレインジャー/Ranger of Eosから集める。
ジャンドコントロールに強いとされ、プロツアーホノルル09でも好成績を収めた。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーホノルル09(参考)
- 使用者:斎藤友晴
- フォーマット
ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期
幽体の行列/Spectral Processionなどでトークンを並べ、踏み荒らし/Overrunなどで全体強化して押し切る。詳細は緑白トークンを参照のこと。
時のらせんブロック構築
時のらせんブロック構築では、未来予知の参入後、強力なタルモゴイフ/Tarmogoyfをベースにしたビートダウンデッキが登場した。
詳細は緑白ゴイフを参照のこと。
ラヴニカ・ブロック期
ラヴニカ:ギルドの都で緑白のセレズニアギルドが登場すると、制圧の輝き/Glare of Subdualによるボードコントロールを狙ったセレズニア対立が登場した。
詳細はセレズニア対立を参照。
オデッセイ・ブロック期
オデッセイ・ブロック期は強力なクリーチャーが目白押しであり、このデッキタイプとしては最高クラスのパワーを持つ。
オデッセイの野生の雑種犬/Wild Mongrelや獣群の呼び声/Call of the Herdなどに加え、ジャッジメントが緑と白を優遇していたため藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopper、幻影のケンタウロス/Phantom Centaur、象の導き/Elephant Guideを獲得。同時期のスタンダードやオデッセイ・ブロック構築で活躍した。
特にオンスロート以降は貪欲なるベイロス/Ravenous Balothや賛美されし天使/Exalted Angelも追加され、デッキパワーは異常な盛り上がりを見せる。同時期のステロイドをサイズや貪欲なるベイロス・賛美されし天使によるライフ・アドバンテージで圧倒し、はたまた青緑マッドネスにも栄光/Gloryなどで対抗した。
そんなパワー爆発な反面、めちゃくちゃ大振りなデッキでもあるため、サイカトグやウェイク、アストログライドなどのコントロールデッキにことごとく負けてしまう。
- 当時、非常にレアが多いデッキとしても有名だった。「初手7枚中5枚はレアだ」という言もある。参考までに、下記サンプルレシピではメインデッキ60枚中35枚がレア。
- ビーストを主軸としたタイプも存在し、その場合は争乱の崖地/Contested Cliffsのために白赤緑で構築され、苦手だったクリーチャー除去を獲得した。また、デッキ名は区別のためにビーストデッキとされる場合もある。
- 亜種としてマッドネスの活用に特化した白緑マッドネスがある。
- 後期型は生ける願い/Living Wishを3枚以上搭載し、かつ30枚前後かそれ以上のクリーチャーで構成されることが多い。特に願いはデッキに柔軟性をもたらしたため、必要不可欠なカードとなった。
サンプルレシピ
- 備考
- The Finals02 ベスト8(参考)
- 使用者:小栗文明
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (28) | |
4 | 極楽鳥/Birds of Paradise |
4 | 野生の雑種犬/Wild Mongrel |
4 | 日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla |
4 | 藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopper |
4 | 幻影のケンタウロス/Phantom Centaur |
3 | 貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth |
3 | 栄光/Glory |
2 | 賛美されし天使/Exalted Angel |
呪文 (9) | |
4 | 獣群の呼び声/Call of the Herd |
3 | 生ける願い/Living Wish |
2 | 崇拝/Worship |
土地 (23) | |
6 | 森/Forest |
4 | 平地/Plains |
4 | 吹きさらしの荒野/Windswept Heath |
4 | 低木林地/Brushland |
3 | ナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery |
2 | サングラスの大草原/Sungrass Prairie |
サイドボード | |
3 | 天啓の光/Ray of Revelation |
3 | たい肥/Compost |
2 | 帰化/Naturalize |
1 | 起源/Genesis |
1 | 森を護る者/Sylvan Safekeeper |
1 | 雲を追うエイヴン/Aven Cloudchaser |
1 | 栄光/Glory |
1 | 剛胆な勇士/Intrepid Hero |
1 | クローサ流再利用/Krosan Reclamation |
1 | 賛美されし天使/Exalted Angel |
マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期
マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期のスタンダードでは、マスクス・ブロック構築同様メロンと呼ばれるタイプが流行。
第7版に変わるまではハルマゲドン/Armageddonを採用したブラストゲドンも存在する。詳細はブラストゲドンを参照のこと。
マスクス・ブロック構築
マスクス・ブロック構築では、非常に強力なブラストダーム/Blastodermを主力としたメロンと呼ばれるタイプ。
もとはリベリオンのミラーマッチ用に緑をタッチしたのが始まりである。詳細はメロンを参照のこと。
ミラージュ・ブロック構築
緑の優秀なクリーチャーに加え白のサポートカードが登場したことにより、ミラージュ・ブロック構築でも成立する。
リバー・ボア/River Boa、マロー/Maroなどによるビートダウンを中断/Abeyanceや平和な心/Pacifismなどでサポートするのが基本。税収/Titheはマナ基盤の安定化に加え、マロー/Maroの増強という役割も併せ持つ。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリトロント97 ベスト8(参考)
- 使用者:Michael Turian
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (25) | |
2 | 大カマキリ/Giant Mantis |
4 | ミストムーン・グリフィン/Mistmoon Griffin |
4 | マロー/Maro |
4 | 根の壁/Wall of Roots |
4 | シマクマ/Striped Bears |
3 | スケイルベインの精鋭/Scalebane's Elite |
4 | リバー・ボア/River Boa |
呪文 (13) | |
2 | 解呪/Disenchant |
3 | 税収/Tithe |
4 | 平和な心/Pacifism |
4 | 中断/Abeyance |
土地 (22) | |
12 | 森/Forest |
6 | 平地/Plains |
4 | 草原/Grasslands |
初期
クロニクル以前は、アーナム・ジン/Erhnam Djinnとハルマゲドン/Armageddonを主軸にした、いわゆるゲドンタイプ。古くから存在し、常にメタゲームの中心に存在した。
詳細はアーニーゲドンを参照のこと。
エクステンデッド
エクステンデッドには、ファントム・メナスと呼ばれるデッキが存在する。
アルマジロの外套/Armadillo Cloakを幻影クリーチャーにつけることで対ビートダウンに優位に立つ。詳細はファントム・メナスを参照のこと。