ありふれた理由/Common Cause
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(条件等の追加、フレーバーテキストの追加) |
(誤字の修正) |
||
7行: | 7行: | ||
*クリーチャーが1体しか存在しなければ条件は満たされる。[[全体除去]]などで流した後に適当なクリーチャーを出して条件を満たすのも選択肢の一つだが、それは対戦相手にも同じことが言える。自軍のクリーチャーがいない状態にしたせいで、相手のクリーチャーが強化されてしまったなんてことが無いように注意。 | *クリーチャーが1体しか存在しなければ条件は満たされる。[[全体除去]]などで流した後に適当なクリーチャーを出して条件を満たすのも選択肢の一つだが、それは対戦相手にも同じことが言える。自軍のクリーチャーがいない状態にしたせいで、相手のクリーチャーが強化されてしまったなんてことが無いように注意。 | ||
*[[無色]]クリーチャーは色を持たない(=共通の色を持ち得ない)ため、(アーティファクト・クリーチャーである場合を除き)それが戦場にいる限り条件を満たさない。戦場に無色クリーチャーしかいなかったとしても同様である。 | *[[無色]]クリーチャーは色を持たない(=共通の色を持ち得ない)ため、(アーティファクト・クリーチャーである場合を除き)それが戦場にいる限り条件を満たさない。戦場に無色クリーチャーしかいなかったとしても同様である。 | ||
− | *発売された当時は[[有色アーティファクト]] | + | *発売された当時は[[有色アーティファクト]]の概念がなかったためかアーティファクト・クリーチャーは条件の参照先にもならないし修正も与えられない。そのため共通した色を持っていないアーティファクト・クリーチャーが居ようとも、そうでないクリーチャーが共通の色を持つ限りは条件を満たすし、仮にアーティファクト・クリーチャーが共通の色を持っていようとも修正は与えられない。 |
*[[カスレア]]の評価もやむなしな[[カードパワー]]の低さだが、[[Ben Bleiweiss]]が[[18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time|2004年に発表したワーストランキング]]では圏外だった。しかしこれは単に見過ごされていただけのようで、[[The 100 Worst Magic: The Gathering Cards Of All Time|2022年3月に発表したワーストランキング]]ではきっちり(?)23位にランクインしてしまっている。 | *[[カスレア]]の評価もやむなしな[[カードパワー]]の低さだが、[[Ben Bleiweiss]]が[[18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time|2004年に発表したワーストランキング]]では圏外だった。しかしこれは単に見過ごされていただけのようで、[[The 100 Worst Magic: The Gathering Cards Of All Time|2022年3月に発表したワーストランキング]]ではきっちり(?)23位にランクインしてしまっている。 | ||
*[[フレーバー・テキスト]]もなかなか皮肉が効いている。「戦うべき敵がいない=対戦相手がコントロールするクリーチャーがいない」と読み解けば、このカードが一番パフォーマンスを発揮する状況を現している。同時にこのカードの[[オラクル]]が『'''あなたのコントロールする'''クリーチャーは……』という一文が抜けている誤植や[[エラーカード]]の類ではない証左でもある。 | *[[フレーバー・テキスト]]もなかなか皮肉が効いている。「戦うべき敵がいない=対戦相手がコントロールするクリーチャーがいない」と読み解けば、このカードが一番パフォーマンスを発揮する状況を現している。同時にこのカードの[[オラクル]]が『'''あなたのコントロールする'''クリーチャーは……』という一文が抜けている誤植や[[エラーカード]]の類ではない証左でもある。 |
2024年9月25日 (水) 23:28時点における版
一見すると旗印/Coat of Armsの色参照版にも見えるがそうではない。戦場のすべてのクリーチャー(アーティファクト・クリーチャーを除く)が共通の色を持っているときにのみ修整を与えるエンチャント。
自分のクリーチャーの色をそろえるのはデッキ構築段階で意識すればそう難しくない。しかし、対戦相手のクリーチャーの色も一致する必要があり、しかも対戦相手のクリーチャーにまで修整を与えるのはかなり厳しい。対戦相手がクリーチャーを1体もコントロールしていない、もしくはアーティファクト・クリーチャーしかコントロールしていなければ問題ないが、さすがにそのような状況だけを想定するのは無理があるだろう。しかも同時期に栄光の頌歌/Glorious Anthemと十字軍/Crusadeが同時に存在していたため、見向きもされなかった。
- クリーチャーが1体しか存在しなければ条件は満たされる。全体除去などで流した後に適当なクリーチャーを出して条件を満たすのも選択肢の一つだが、それは対戦相手にも同じことが言える。自軍のクリーチャーがいない状態にしたせいで、相手のクリーチャーが強化されてしまったなんてことが無いように注意。
- 無色クリーチャーは色を持たない(=共通の色を持ち得ない)ため、(アーティファクト・クリーチャーである場合を除き)それが戦場にいる限り条件を満たさない。戦場に無色クリーチャーしかいなかったとしても同様である。
- 発売された当時は有色アーティファクトの概念がなかったためかアーティファクト・クリーチャーは条件の参照先にもならないし修正も与えられない。そのため共通した色を持っていないアーティファクト・クリーチャーが居ようとも、そうでないクリーチャーが共通の色を持つ限りは条件を満たすし、仮にアーティファクト・クリーチャーが共通の色を持っていようとも修正は与えられない。
- カスレアの評価もやむなしなカードパワーの低さだが、Ben Bleiweissが2004年に発表したワーストランキングでは圏外だった。しかしこれは単に見過ごされていただけのようで、2022年3月に発表したワーストランキングではきっちり(?)23位にランクインしてしまっている。
- フレーバー・テキストもなかなか皮肉が効いている。「戦うべき敵がいない=対戦相手がコントロールするクリーチャーがいない」と読み解けば、このカードが一番パフォーマンスを発揮する状況を現している。同時にこのカードのオラクルが『あなたのコントロールするクリーチャーは……』という一文が抜けている誤植やエラーカードの類ではない証左でもある。
メルカディア市の軍隊は、戦うべき敵がいないときが一番いい状態なんだ。