バットフォーク/Batfolk
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2024年8月24日 (土) 13:16時点における最新版
ブルームバロウ/Bloomburrowのアニマルフォーク/Animalfolk
- バードフォーク/Birdfolk(白青、鳥)
- バットフォーク/Batfolk(白黒、コウモリ)
- ラットフォーク/Ratfolk(青黒、ネズミ)
- カワウソフォーク/Otterfolk(青赤、カワウソ)
- リザードフォーク/Lizardfolk(黒赤、トカゲ)
- リスフォーク/Squirrelfolk(黒緑、リス)
- ラクーンフォーク/Raccoonfolk(赤緑、アライグマ)
- マウスフォーク/Mousefolk(赤白、ハツカネズミ)
- ラビットフォーク/Rabbitfolk(緑白、兎)
- カエルフォーク/Frogfolk(緑青、カエル)
バットフォーク/Batfolkは、ブルームバロウ/Bloomburrowの種族。アニマルフォーク/Animalfolkの一種で、コウモリの特徴を持つ。色は白黒。
目次 |
[編集] 解説
バットフォークは奇抜で謎めいた、夜行性の防衛者だ。迷信深く、親切で、猛烈な守護を行うバットフォークは、忠義、伝統、秩序を強く意識している。バットフォークの共同体は厳格な役割分担によって定義されている。彼らは月と星々の予測可能な確実性に目を向け、夜空のパターンを用いて選択を行い、魔法の燃料とする。最高の場合、バットフォークは同郷の民と強い絆で結ばれた、頼もしく忠実な守護者だ。最悪の場合、バットフォークは鈍感で、階級や秩序に過度に固執する。
[編集] 性格
バットフォークの共同体は厳格な役割分担と、明確に定義された階級制度で構成されている。大きな共同体の指導者層は、魔法の熟練者、霊的な指導者、歴戦の武術家が交ざり合ったものだ。個々のバットフォークは孤独を好むことが多く、独りで巡視に飛び回ったり、静かに研究に没頭したりする。夜行性であるため、渓間/Valleyの他の住民との交流は少なく、超俗的で謎多き存在と見なされることもしばしばだ。自分たちは渓間の守護者を務める運命にあると考えるバットフォークもおり、より大きなアニマルフォーク/Animalfolkの共同体の内部で、繊細な安全の均衡を保つ守護者としての役割を自認している。
バットフォークは、星界の規模で物事を考え、大規模な均衡の問題に関心を持つ。占いと星読みはバットフォークに人気の趣味であり、彼らは星の並びの中に理想があると見なし、それに従って人生を送る。そのためにしばしば、彼らは超然とした奇抜な振舞いを続け、日常会話や他者との関わりに苦労する。バットフォークの共同体の中にさえも、冒険に傾倒する者や決められた道から外れる者など、より奇抜な側にいる者が存在する。このようなバットフォークは漂い星/Drifting Starと呼ばれ、共同体全体から魅惑と苛立ちの入り混じった目で見られている。
[編集] 夜の守護者
バットフォークは、他のアニマルフォークたちが眠っている夜の時間帯に渓間を守護している。バットフォークの核となる信条の一つは、万物の中に均衡があるという理解だ。昼なき夜、影なき光、死なき生などあり得ない。バットフォークは夜間の安全確保と単独での監視に責任を負っていることも多く、そのため昼行性のアニマルフォークから生命力を要求し、その守護の燃料とする。このエネルギーを集める彼らのやり方は強引になることもあるが、彼らの奉仕と献身は疑いの余地がない。
[編集] 月賛歌/The Lunar Paean
月の四相(新月、上弦、満月、下弦)のそれぞれが終わるたびに、渓間じゅうのバットフォークは月賛歌/The Lunar Paeanの名で知られる祝祭を催す。バットフォークは月賛歌にて信条を共有し、生と死の、あるいは光と闇の循環への敬意を伝え合う。月賛歌は共同体の中で最も崇敬され、最も力ある者が率いており、宴としての面と、吉兆の儀式としての面を持つ。この祝祭には、儀式の夜と同じ月相に生まれた、渓間の他の住民も参加することが多い。このような出席者には占いが行われ、現在の月相の間に生まれた子供たちには星図が配られ、一方で親にはその子を育てるための案内が行われる。祝祭の最後には月見の儀式が行われ、家族が空を見上げて、亡くなったばかりの愛する者に星を割り当てたり、先祖を表す星を見つけたりする。
[編集] 役割
バットフォークは渓間の夜行性の守護者であり、渓間じゅうの祝祭や儀式の主催者でもある。彼らの主な役割の一つは、共同体の組織と資源を利用した大規模な計画を立ち上げることだ。主催者以外にも、バットフォークは聖職者や音楽家になることもあり、夜勤業務に就くことも多い。
バットフォークは神秘的な雰囲気に包まれている。彼らに関する突飛な噂や物語が渓間じゅうを駆け巡るのも日常茶飯事だ。他種族の若者は、とんでもない話をしては共同体の年長者に速やかに黙らせられることで知られている。
バットフォークが冒険者集団に加わることは稀だが、渓間の住民を守りたいという願望に衝き動かされ、危険な任務に参加することもある。加わったなら、バットフォークはパーティーが必要とするどんな役割でも躊躇なく引き受ける。鎧の戦士から、戦闘の流れを魔法で形作る邪術師に至るまで。
[編集] 他種族との関係
厳格な社会構造を持ち、秩序に固執するバットフォークは、のん気でのびのびしたカワウソフォーク/Otterfolkと口論になることもしばしばだ。彼らはバードフォーク/Birdfolkとは仲良くやっている。同じような鳥の視点で渓間を俯瞰し、構造と過程を好む、空中生活者仲間としてだ。
[編集] 魔法織り/Weaving
バットフォークの魔法は、彼らが崇める星々や夜空に関連したものであり、星界やその向こうの力と交信して放った魔法は世界を震撼させる。バットフォークはまた、呪文詠唱の一環として歌を歌い、それにより聴覚に損傷を負わせることもある。バットフォークは時にちょっとした占いにも手を出すが、予見者としての彼らの関心事はあまりにも遠い未来のことであり、多くのアニマルフォークにとって重要ではない。
[編集] 住居
バットフォークの家は木から吊り下げられ、木の内部に築かれた精巧で複雑な構築物で、滑らかに急降下するような形をしており、吊るした星明かりや複雑な尖塔で装飾されている。彼らは天空から着想を得ており、月相を模した壮大で広大な建築物や、アストロラーベで飾られた内装を有する。
[編集] キャラクター
- ゾラリーネ/Zoraline - グッドヒル/Goodhillに住む司祭。
[編集] ゲームでの特徴
クリーチャー — コウモリ(Bat) クレリック(Cleric)
飛行
月の出の僧侶が攻撃するたび、1点のライフを得る。
クリーチャー — コウモリ(Bat) 邪術師(Warlock)
飛行、警戒
あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたがライフを得ていたか失っていた場合、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーが土地でないパーマネント1つを生け贄に捧げるかカード1枚を捨てないかぎり、そのプレイヤーは3点のライフを失う。
コウモリのクリーチャー・タイプを持つ。白か黒を含む。また、多くは飛行を持つ。
ライフを得る能力やライフを支払う能力を持つものと、あなたがライフを得たり失ったりしたことを参照する能力を持つものがいる。
[編集] 登場
[編集] 登場作品・登場記事
- Planeswalker's Guide to Bloomburrow, Part 3/プレインズウォーカーのための『ブルームバロウ』案内 その3(Daily MTG 2024年7月17日 Neale LaPlante Johnson著)