放題

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==引用:総合ルール 20240410.0==
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'''総合ルールビューアが未対応のため、日本公式サイトより引用'''
 
'''総合ルールビューアが未対応のため、日本公式サイトより引用'''
 
:700.2h モードを持つ呪文には中黒ではなくプラス記号(+)を用いたものがあり、プラス記号の後にコストが書かれている。それは呪文をそのモードを用いて唱える場合に支払うべき追加コストが示されている。2つ以上のモードを選択したなら、呪文を唱えるためには全ての追加コストを支払う必要がある。これらのコストの支払いは 601.2b、601.2f-h に示された追加コストの支払いに関するルールに従う。
 
:700.2h モードを持つ呪文には中黒ではなくプラス記号(+)を用いたものがあり、プラス記号の後にコストが書かれている。それは呪文をそのモードを用いて唱える場合に支払うべき追加コストが示されている。2つ以上のモードを選択したなら、呪文を唱えるためには全ての追加コストを支払う必要がある。これらのコストの支払いは 601.2b、601.2f-h に示された追加コストの支払いに関するルールに従う。

2024年7月28日 (日) 16:29時点における最新版

放題/Spree
種別 常在型能力
登場セット サンダー・ジャンクションの無法者
CR CR:702.172

放題/Spreeとは、サンダー・ジャンクションの無法者で制定されたキーワード能力。これを持つ呪文スタック上にある間に機能する常在型能力である。


Insatiable Avarice / 限りない強欲 (黒)
ソーサリー

放題(以下から1つ以上の追加コストを選ぶ。)
+(2) ― あなたのライブラリーからカード1枚を探す。その後、ライブラリーを切り直し、そのカードを一番上に置く。
+(黒)(黒) ― プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカード3枚を引き、3点のライフを失う。


目次

[編集] 定義

放題/Spreeモードを持つ呪文のみが持つ能力であり、「1つ以上のモードを選ぶ。この呪文を唱えるための追加コストとして、それらのモードに関連した追加コストを支払う。」を意味する。

[編集] 解説

モードごとに個別の追加コストが設定されており、好きな組み合わせを選んで支払えるメカニズム。上記の限りない強欲/Insatiable Avariceを例に挙げれば

  1. 「(2)(黒)でサーチ」
  2. 「(黒)(黒)(黒)でドロー」
  3. 「(2)(黒)(黒)(黒)でサーチしてからドロー」

の3つを使い分けられることになる。

サンダー・ジャンクションの無法者では各単色カードに存在している。ではやや多く、ではやや少ないが、色別で見た時の枚数差は1、2枚ほどしかない。いずれのカードインスタントソーサリーで、モード以外には何の呪文能力もない。

  • 放題を持つカードはカード右上のマナ・コスト欄の形状がわずかに異なり、「+」の文字が記されている(画像)。この記号は追加コストを支払うことが必要なことをわかりやすく示したもので、ルール上の意味は持たない。
  • "Spree"は酒盛りや浮かれ騒ぎを表すスラング。

[編集] ルール

基本的なルールに関してはモード#ルール追加コストの項を参照のこと。

  • 放題呪文のマナ総量は、選ばれたモードに関係なく、常にカード右上に書かれたマナ・コストから算出される。例えば限りない強欲/Insatiable Avariceのマナ総量は常に1である。
    • 「+」マークがあるため、文章中のマナ・コストがマナ総量に加算されるかのように誤解しやすいので注意。
  • フラッシュバックや「呪文のマナ・コストを支払うことなく唱える効果などの代替コストによって放題呪文を唱える場合も、放題の各モードのコストはマナ・コストでなく追加コストなので最低1つは支払う必要がある。
  • スタック上の放題呪文がコピーされる場合、選ばれたモードもコピーされ、新しくモードを選び直すことはできない。コピー可能な値も参照。
    • スタック上の呪文をコピーすることは「唱える」ことではないため、放題呪文をコピーしても追加コストを支払い直すことはない。

[編集] 開発秘話

放題能力は「悪役は複雑な計画を企てるのを楽しむもの」というアイデアを元にしたもので、展望デザイン段階の名称は使命/Missionだった。

従来のモードを持つカードはどのように選んでもコストは一定のため、各モードの価値は等価にする必要があり、デザイン領域が狭かった。分割カードモードを持つ両面カードのような「モードごとにコストの異なるカード」を普通のカードで表現するため、(レストランなどの)メニューから着想を得た書き方となった。

  • 開発当初は魔技などのために空撃ちできるよう、モードを1つも選ばずに唱えられる形も検討された[1]
  • 各モードにフレイバー語を使用するという案もあったが、文字数の関係から実現には至らなかった[2]

[編集] 脚注

  1. Outlaws of the Land, Part 2/この地の『無法者』 その2Making Magic 2024年4月1日 Mark Rosewater著)
  2. Outlaws of Thunder Junction Vision Design Handoff Document, Part 2/『サンダー・ジャンクションの無法者』展望デザイン提出文書 その2Making Magic 2024年4月15日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

[編集] 引用:総合ルール 20240412.0

総合ルールビューアが未対応のため、日本公式サイトより引用

700.2h モードを持つ呪文には中黒ではなくプラス記号(+)を用いたものがあり、プラス記号の後にコストが書かれている。それは呪文をそのモードを用いて唱える場合に支払うべき追加コストが示されている。2つ以上のモードを選択したなら、呪文を唱えるためには全ての追加コストを支払う必要がある。これらのコストの支払いは 601.2b、601.2f-h に示された追加コストの支払いに関するルールに従う。
702.172. 放題/Spree
702.172a 放題はモードを持つ呪文 (700.2 参照) がスタックにある間に適用される常在型能力である。「放題/Spree」は、「1つ以上のモードを選ぶ。この呪文を唱えるための追加コストとして、各モードで示されているそれぞれのコストを支払う。」を意味する。
702.172b 放題能力を持つカードには、カードの右上隅にプラス記号アイコン (+) がある。このシンボルは、このカードを唱える際に追加コストが必要であることを示した標記である。このアイコンにルール上の意味はない。
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