拒否/Nix

提供：MTG Wiki

2024年7月3日 (水) 16:13時点における最新版

Whisperではspentが「使われている」と訳されていますが、公式訳では「支払われている」です

1マナの条件付きカウンターカード。マナを支払わずに唱えられた呪文のみを打ち消すことができる。

待機や契約を1マナで確実に打ち消せるため、はまれば強いが、役に立たないときは完全に紙になるため、投入にはメタゲームをよく読む必要がある。

[編集] ルール

• 唱えるためにマナが支払われていない呪文とは、以下の通り。マナ・コストとは関係なく、実際にマナを支払ったかどうかを見る。
  • マナ・コストが(0)である呪文（契約サイクルや羽ばたき飛行機械/Ornithopterなど）
  • 代替コストがマナを使うコストでなかったり、(0)である呪文（アロサウルス乗り/Allosaurus Riderや日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla）
  • コストが減少する効果により、コストが(0)まで減った呪文（親和）
  • マナを使わない方法ですべてのマナ・コストが支払われた呪文（ファイレクシア・マナ・シンボルや召集）
  • マナ・コストを支払うことなく唱えられた呪文
  • 呪文のコピー（元の呪文がマナを支払って唱えていても、コピー自身は唱えられていないためマナを支払われていない）
• 上記のような呪文のコストが抵抗の宝球/Sphere of Resistance等で増えて、結局マナを支払ったなら打ち消せない。
• 裏向きの変異呪文はマナ総量は0だが、3マナを支払っているため打ち消せない。
• マナが支払われている呪文に対して唱えてもよい。解決時に何も起こらないだけである。
• 徴用/Commandeerなどによって解決前に呪文のコントローラーが変わる場合があるが、呪文のコントローラーがマナを支払っていたかは関係無い。唱えたプレイヤーがマナを支払っていたのならば打ち消せない。

[編集] 関連カード

マナを支払わずに唱えられた呪文を打ち消すカード。特筆しない限り誘発型能力で対戦相手にのみ作用。

• アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade - (白)(青)2/2伝説のクリーチャー。（ラヴニカの献身）
• 虚空の鏡/Void Mirror - (2)アーティファクト。マナが支払われていても色マナが含まれていなければ打ち消す。全プレイヤーに作用。（モダンホライゾン2）
• 塔の長官、ボロミア/Boromir, Warden of the Tower - (2)(白)3/3伝説のクリーチャー。（指輪物語：中つ国の伝承）
• 苛立たしいガラクタ/Vexing Bauble - (1)アーティファクト。全プレイヤーに作用。（モダンホライゾン3）

[編集] 参考

• 条件付きカウンターカード（機能別カードリスト）
• カード個別評価：未来予知 / タイムシフト - レア