パワー99
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使用可能なカードを探すことを楽しむプレイヤーも多く、楽しみ方の幅が広いことも特徴といえる。 | 使用可能なカードを探すことを楽しむプレイヤーも多く、楽しみ方の幅が広いことも特徴といえる。 | ||
− | また、色の組み合わせによって使用可能な[[多色土地]]が異なる。<br>例えば2020年11月時点では[[白青]]や[[青黒]]の[[2色土地]] | + | また、色の組み合わせによって使用可能な[[多色土地]]が異なる。<br>例えば2020年11月時点では[[白青]]や[[青黒]]の[[2色土地]]が全く使用できなかったり、ほかの色でも[[タップインペインランド]]ですら採用が検討されるほどであった。2023年9月時点では[[神殿]]と[[シャドウランド]]がすべて使用可能であり色の格差は小さくなったが依然として存在している。 |
さらに、カードプールが日々更新されることも特徴である。値段の急落により突然使用可能になるカードがあったり、使用可能だったがカードが新セットでアンコモン収録されて使用不可能になったりする(後者は[[保有の鞄/Bag of Holding]]などが該当する) | さらに、カードプールが日々更新されることも特徴である。値段の急落により突然使用可能になるカードがあったり、使用可能だったがカードが新セットでアンコモン収録されて使用不可能になったりする(後者は[[保有の鞄/Bag of Holding]]などが該当する) |
2023年10月4日 (水) 02:44時点における版
パワー99は、構築に分類される非公式フォーマットの1つ。目次 |
解説
レガシーフォーマットの一種、基本土地を除いてレアおよび神話レア限定構築。 使用可能なカードはその中でもwisdom guildのトリム平均価格が99円以下のカード限定となっているため、屈指の高額レアであるパワー9にちなんで、パワー99と称される。
最大の特徴として、安価であることといわゆるカスレアが活躍できることが挙げられる。
- 使用可能カードを価格で決定する点はPenny Dreadfulと共通している。そちらはMagic Onlineのデジタル上の価格をベースにしているのに対し、こちらは紙のカードの取引価格をベースにしている。
ルール
レガシーで使用可能、かつWisdom Guildでのトリム平均価格が99円以下のレア、神話レアカード及び基本土地が使用可能。 ただし「トリム平均価格99円以下」と「レア、神話レア」には以下の定義が存在する。
- 「トリム平均価格99円以下」の定義
- 直近のパワー99ローテーション日以降Wisdom Guildでのトリム平均が一度でも99円以下を示すこと。パワー99ローテーションは、環境の健全性維持のため年に一度実施される。
2022年度までのパワー99ローテーションはスタンダードローテーション日準拠、2023年度以降は毎年9/9となる。 - 新エキスパンション登場時は、価格が不安定なため発売1ヶ月は使用不能。使用不能期間に99円以下であっても判定はされない。
- 直近のパワー99ローテーション日以降Wisdom Guildでのトリム平均が一度でも99円以下を示すこと。パワー99ローテーションは、環境の健全性維持のため年に一度実施される。
- 使用可能なレア・神話レア
- 以下を除くいずれかのエキスパンションで、レアまたは神話レアとして収録されたことがありコモン・アンコモンで収録されたことがないカード。
- 変則的な稀少度の古いエキスパンション
- 再録セット(新録が存在する統率者マスターズ以外のマスターズ・シリーズ等)
- wisdom guildでトリム平均を調べることのできないエキスパンション
- 以下を除くいずれかのエキスパンションで、レアまたは神話レアとして収録されたことがありコモン・アンコモンで収録されたことがないカード。
例として、2023年9月時点での使用可否は以下のようになる。
- ウルザの激怒/Urza's Rageは使用不可能。モダンホライゾンでアンコモンのため。
- 影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltratorは使用可能。マスターズ25thでアンコモンであるが、これは再録セットのため。
- カル・シスマの恐怖、殺し爪/Goreclaw, Terror of Qal Sismaは使用不可能。統率者マスターズにてアンコモン収録されたため。
禁止カード
レガシーで禁止されているカード。
レガシーで禁止されるようなカードは100円未満にはならないと思われるかもしれないが、2023年9月時点での黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwakerなどが該当する。
特徴
カードプールが広く、対戦の度に初見カードと出くわしたり意外なカードが使えるなどの発見が多いことも楽しさの要素である。 使用可能なカードを探すことを楽しむプレイヤーも多く、楽しみ方の幅が広いことも特徴といえる。
また、色の組み合わせによって使用可能な多色土地が異なる。
例えば2020年11月時点では白青や青黒の2色土地が全く使用できなかったり、ほかの色でもタップインペインランドですら採用が検討されるほどであった。2023年9月時点では神殿とシャドウランドがすべて使用可能であり色の格差は小さくなったが依然として存在している。
さらに、カードプールが日々更新されることも特徴である。値段の急落により突然使用可能になるカードがあったり、使用可能だったがカードが新セットでアンコモン収録されて使用不可能になったりする(後者は保有の鞄/Bag of Holdingなどが該当する)