ゴブリンの戦術家、半心臓のイッブ/Ib Halfheart, Goblin Tactician
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2023年11月15日 (水) 21:06時点における最新版
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) アドバイザー(Advisor)
あなたがコントロールする他のゴブリン(Goblin)がブロックされるたび、それを生け贄に捧げる。そうした場合、それはそれをブロックしている各クリーチャーに4点のダメージを与える。
山(Mountain)を2つ生け贄に捧げる:赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークンを2体生成する。
WHISPERのテキストには誤りがあります。「ゴブリンがブロックされるたび、」は「ゴブリン1体がブロックされた状態になるたび、」と読み替えて下さい。
少し間抜けで退け腰なゴブリンの戦術家のカード化。部下を特攻爆弾のようにする能力と、ゴブリン・トークン生産能力を持つ。
1つ目の能力は自身に影響がないため、基本的に部下に特攻させていく戦術を取る。4点ダメージは強力で、特に始めから相打ちになるような小型ゴブリンにとっては「ブロックされた場合パワー4」と同義。防御プレイヤーにとってはなかなかブロックする気になれず、擬似的な回避能力のように働く。無論、相手も食らい続けるわけにはいかないので、危うくなったらブロックをしてくるであろうが、それならそれで相手の戦線を崩せるのでよし。
マナを使わずにトークンを生産できるのも便利である。山2つに対してトークン2体なので1対1交換だが、イッブ自身の能力でこれらのトークンも特攻部隊となれるので侮れない。
4マナ3/2というスペックも悪くないので、いざとなればこれ自身も攻撃に回ることができる。
問題は、ゴブリンのサイズ自体に変化がないため、紅蓮地獄/Pyroclasmなどでこれもろとも一掃されてしまうリスクが高いこと。また、4点ダメージで除去しきれないファッティや再生持ちを出されてしまうと動くに動けなくなることも予想できる。やはりゴブリンということでゴブリンの王/Goblin KingなどでP/T強化するとともに、ある程度の火力も用意しておきたい。特にゴブリンの王は、トークンをさらなる脅威とできるので相性が良い。これらとともに再びゴブリン・デッキの活躍を見られるかもしれない。
- ブロックされたゴブリンを生け贄に捧げるのは、選択制ではなく強制である。生け贄に捧げるのは戦闘ダメージを与える前であることにも注意。
- 2つ目の能力は、代替コストで撃ったモグの警報/Mogg Alarmと同じコスト・効果である。
- ぶかぶかの兜を被ったイラストが可愛らしい。
- ゴブリン全般に見られるゴブリン節とも言える面白おかしいフレイバー・テキストは久しぶりである。
俺以外の全員――突撃!
- ジャンプスタート2022版カードはすべての言語でカード枠に不備があり、ドミナリア枠における伝説のカード用の装飾が施されていない(カード画像)。