微小術師/Micromancer

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2022年10月26日 (水) 12:20時点における版

戦場に出たとき、マナ総量が1ちょうどのインスタント・ソーサリーをサーチできる人間・ウィザード。

単純にカード・アドバンテージの面で考えればキャントリップと同等であり、デッキ構築次第でそれよりもはるかに高い対応力を発揮する。効果は小さいが軽い純粋な1マナのカードに加え、キッカー持ちやマナ・コストにXを含むカードを探してより大きな効果を狙うことも可能である。現環境では不憫な悲哀の行進/March of Wretched Sorrowや夜を照らす/Light Up the Nightといった優秀なX呪文が同居しており、これらを引き込めば後半戦で大きな一撃を可能になる。

リミテッドでは使える範囲が狭そうに見えるが、各色のコモン・アンコモンに1マナのインスタント・ソーサリーが存在し（ただし、白はアンコモンのみ）、多くはキッカーを持ち腐りづらく、それ以外にも優秀なものが揃っており見た目以上に使い勝手が良い。特にトップコモンの墓地回収であるアーボーグの奪還/Urborg Repossessionを持ってくる事が出来るのは非常に強力。

構築の観点では4マナとやや重めな点が気になるため、特定のインスタント・ソーサリーに重きを置くデッキや、シルバーバレット戦略、クリーチャーによるサーチであることを活かした構成で採用したい。

• エターナルでは呪文探求者/Spellseekerが比較対象となる。パワー/タフネスこそこちらの方が大きいものの、これらのカードが採用される主目的がサーチであることを考えると目立った優位点とは言えず、肝心のサーチ性能は自身の軽さを含め負けている。シングルトンの統率者戦ならば構築次第では2枚目の呪文探求者として採用される可能性はあるか。

• 団結のドミナリアシーズンのWPNプロモパックに封入されている、ダークフレーム版プロモーション・カードのひとつに選ばれている（カード画像）。

関連カード

団結のドミナリアの対応カード一覧

• 点数で見たマナコストが1 and (インスタント or ソーサリー) and DMUでWHISPER検索

参考

• サーチカード
• カード個別評価：団結のドミナリア - アンコモン